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2019.05.14
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楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)の評判!知って得する特徴

このページの目次

あなたは、指定する金融機関の法人口座さえ有していれば保有することのできる決済手段があることをご存知でしょうか。

それは法人デビットカードの「楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)」になります。

楽天銀行ビジネスデビットカードは年会費が無料ではありませんが、ビジネスカードとは異なり与信審査がなく、カード発行枚数も最高で9,999枚まで発行できるため、あらゆる企業規模に対応のできるデビットカードになります。

またデビットカードには珍しくキャッシュバック率が付与されるなど、一般的なビジネスカードと同様の特典やサービスが備わっています。

そこで今回は、楽天銀行ビジネスデビットカードを利用する上での特徴やメリット・デメリットだけでなく、口コミや評価、審査基準に至るまで解説していきます。

楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)とは

楽天銀行ビジネスデビットカードとは、「楽天銀行」が法人向けに発行しているデビットカードになります。

楽天銀行の法人口座に紐付けされており、「JCB」ブランドが付与されているため、国内外・ネットを問わず、多くの加盟店で利用することができるため、利便性に優れた決済手段になります。

楽天銀行ビジネスデビットカードであれば与信審査がないため、設立間もない法人や個人事業主でも楽天銀行の口座さえ保有していれば誰でも利用することが可能です。

さらにはビジネスカード同様キャッシュバックも備わっているため、決済手段としての魅力をより一層高めてくれます。

楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)の特徴

続いて解説していくのは、楽天銀行ビジネスデビットカードの特徴についてです。

先述しました通り、 楽天銀行ビジネスデビットカードは、なんと言っても楽天銀行の法人口座残高に紐付けされた「即時決済」が最も大きな特徴になります。

この他にも数多くの特徴を有する楽天銀行ビジネスデビットカードの特徴について知っていただきたいと思います。

楽天銀行ビジネスデビットカードのカードスペックについては下記の通りになります。

・年会費:1,080円(税込)
・発行手数料:1枚目無料(再発行の場合は手数料1,080円(税込)が発生)
・申込条件:楽天銀行の法人口座を所有する法人様
・発行可能枚数:最大9,999枚まで
・有効期限:5年
・ご利用限度額:法人口座の普通預金口座残高の範囲内
・決済口座:カードに紐づく法人口座
・クレジットブランド:JCB
・ETCカード:なし
・バーチャルカード:なし
・ICカード:対応
・3Dセキュア:対応
・独自の特典又はサービス:なし
・支払い方法:1回払い
・海外旅行傷害保険:なし
・その他の補償内容:なし
・ポイントプログラム:利用金額の1%をキャッシュバック
・提携銀行:楽天銀行
・海外ATM:利用不可
・締め日:なし
・支払日:楽天銀行の法人用の普通預金口座から即時引き落とし(一部の店舗では、利用店舗の都合により後日請求となる場合もある)

メリット

続いて紹介するのは、楽天銀行ビジネスデビットカードのメリットになります。
楽天銀行ビジネスデビットカードには、他社から発行されるビジネスカードに引けを取らない多くのメリットが存在します。

そのメリットはこちらになります。

  • 与信審査がなく簡単に申し込みが可能
  • 1口座あたり最大で9,999枚の発行が可能
  • キャッシュバック還元率が1%と好条件
  • カードごとに利用限度額を設定することが可能

それでは早速これらのメリットについてみていくことにしましょう。

与信審査がなく簡単に申し込みが可能

楽天銀行ビジネスデビットカードは、法人用クレジットカードでもあるビジネスカードとは異なり「与信審査(信用力の審査)なし」でカードを発行することが可能になります。

また申込・発行条件についても「楽天銀行の法人口座解決が完了していること」のみなので、口座所有者であればほとんどの方は審査を通過することができます。

1口座あたり最大で9,999枚の発行が可能

楽天銀行ビジネスデビットの特徴の一つで目を引くのが、1口座あたりで最大「9,999枚」までサブカード(従業員用カード)を発行することができます。

発行する会社によっては多くてもせいぜい数枚から数十枚程度が一般的です。しかし、楽天銀行ビジネスデビットであれば、スタートアップ企業や中小企業はもちろん、大企業クラスの従業員にもカードを行き渡らせることが可能です。

そのため、従業員の立て替えや精算作業の効率化、社員規模に関わらず一括で経費を管理できる点においては特質すべきメリットであると言えます。

キャッシュバック還元率が1%と好条件

楽天銀行ビジネスデビットカードにおける最も特徴的なメリットといえるのが、キャッシュバック還元率が1%と設定されている点にあります。

通常の法人向けデビットカードの場合、だいたいが「還元率なし」又は「利用額に対して0.6%のキャッシュバックが付与」されるなど、楽天銀行ビジネスデビットカードの還元率がいかに高いかおわかりいただけるかと思います。

カードごとに利用限度額を設定することが可能

従業員によるカードの不正利用や、万が一の盗難や紛失の場合でも未然にリスクを最小限に抑えるための機能も備わっています。

楽天銀行ビジネスデビットカードでは、カード一枚ごとに異なる利用限度額を設定することが可能です。

設定範囲も「国内・国外」でのそれぞれの決済金額の設定をはじめ、1日に利用可能な金額の上限についても「1,000円単位」で口座管理者様がカードごとに任意で設定することができます。

また利用限度額については特に設けられていないため、お客様がお持ちの法人ビジネス口座内にある預金残高の範囲内で利用いただけます。

さらには楽天銀行ビジネスデビットの「利用停止・再開」も行えますので、従業員による不正利用や、万が一の場合に備えて被害を抑える効果が期待できます。

デメリット

楽天銀行ビジネスデビットカードのメリットを解説してきた一方で、同時にデメリットも存在します。やはりデビットカードには良し悪しがあるのです。
そこで今回楽天銀行ビジネスデビットカードとしてのデメリットは下記の通りです。

  • 年会費が1,080円と有料
  • 国内では利便性が高いものの、海外では加盟店が少ない
  • 盗難補償や海外旅行傷害保険などの保険が付帯されていない
  • 海外ATMでの引き出しは利用不可

年会費が1,080円と有料

創業間もない法人や個人事業主の方であれば見過ごすことができないのが、楽天銀行ビジネスデビットカードを保有するにあたっての年会費が有料である点ではないでしょうか。

楽天銀行ビジネスデビットは「年会費1,080円」となっています。

また発行手数料についてはかからないものの、「再発行手数料」となると、年会費同様1,080円(税込)がかかってきてしまうので注意が必要です。

年会費が永久的に無料で利用できる法人向けデビットカードも他社から発行されているため、楽天銀行ビジネスデビットにおけるメリットとの兼ね合いをみて比べてみるといいかもしれません。

国内では利便性が高いものの、海外では加盟店が少ない

楽天銀行ビジネスデビットは、世界中のJCB加盟店で利用可能とされていますが、国際的ブランドでもある「VISA」と比較すると、海外でのJCBの認知度および利便性は劣っていると言えます。

あくまでもJCBは日本国内では広く浸透していますが、まだまだ海外加盟店は少ないため、法人向けのデビットカードとしては利便性に欠けています。

盗難補償や海外旅行傷害保険などの保険が付帯されていない

法人向けデビットカードには「不正使用保険」や「国内・海外旅行傷害保険」、「盗難保険」など、万が一に備えた際の保険や補償が付帯されたカードが数多く発行されています。

一方で楽天銀行ビジネスデビットにはこれらの補償が一切備わっていません。

そのため、楽天銀行ビジネスデビットのキャッシュバック還元率も加味すると、高額利用を検討させる法人向けとしては最適ですが、盗難や不正利用に対する補償が付帯されていないため、多くのリスクが顕在化しかねません。

海外ATMでの引き出しは利用不可

海外ATMで現地通貨の引き出し機能が備わっていない点もデメリットとして挙げられます。他社発行のデビットカードによっては、海外ATMでの現地通貨の引き出し可能という設定があったり利便性の高いカードも発行されています。

その点では「利用不可」と定められている楽天銀行ビジネスデビットは、海外出張などを有するビジネスを行う方にとってはデメリットとして挙げられます。

楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)の評判・口コミ

では実際に楽天銀行ビジネスデビットカードを使っている人たちの評価や口コミをご紹介致します。

【良い口コミ】
「法人のメイン口座を楽天銀行に、法人のメインカードを楽天法人デビットカードにした。不安はある。しかし、リアルタイムで会社のお金の流れがわかるし、楽天デビットカードは限度額も10兆円なので高額決済も安心。10兆円あれば楽天が10個くらい買える。」

「右に同じ笑 楽天デビットは1000円/年で1%現金キャッシュバックなので、かなり元が取れるですね。」

「法人にしてはキャッシュバック大きいですよね。高額の広告費とかカードで落とす業界なのでうれしいですね。これで外注費や給料なども払えれば最高です。」

「Googleはいけるけど、ヤフーの広告がデビット不可なので、これができると大きいんですけどね。。。あとJCBたまーにNGなところがある点とかもですね。。。」
引用:https://twitter.com/fukuyuki/status/1032065939028697088?s=21

「法人デビットカードで1%キャッシュバックとは太っ腹だな。高額な仕入れがある業態にはかなり嬉しいのでは?キャンペーンではなさそうなのでずっと続くと思っておいてよさそうか。 / 楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)」
引用:https://twitter.com/j_sato/status/833582623658229761?s=21

「ちなみに楽天銀行の法人口座でデビットカードを利用するとキャッシュバックがなんと1%。私は経費のものはコッチを使ってキャッシュバックの恩恵を受けてます。楽天法人もソニー銀行も現金で戻ってくるのが魅力。」
引用:https://twitter.com/halhalhappyday/status/961379458836971520?s=21

やはり楽天銀行ビジネスデビットの良い口コミの中には、「キャッシュバック」についての書き込みが多いように思います。

他社から発行されるカードの大半には、還元率が付与されていないため、これらのメリットを享受できるのは嬉しいとの書き込みが多いように思います。

【悪い口コミ】
「利用金額の1%がキャッシュバックされるものの、付帯保険や補償がない、キャッシュカード機能がない、海外に弱い」
引用:https://corporate-labo.com/houjin-debitcard-hikaku/#i-7

「デビットカードでは決済できない支払いもある」
「発行手数料がかかる」
「不正利用や盗難時の補償がない」
引用:https://www.google.co.jp/amp/xn--lck0cth848i8p5a.xyz/hojin_debitcard/rakuten_jcb_debit_biz_detail/amp/

一方で楽天銀行ビジネスデビットの悪い口コミとしては先述したデメリットで列挙したような内容に不満を持つユーザーが多くみられました。

しかし、SNS上では悪い評価や口コミがあまり見受けられず、どちらかというと楽天銀行ビジネスデビットに対して良い印象を抱いている利用者が多く存在することがわかりました。

楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)は審査不要

最後に解説していくのは、楽天銀行ビジネスデビットの他に同スペックを持つ法人向けデビットカードの紹介と、楽天銀行ビジネスデビットを申し込む際に必要な書類についてまとめてあります。

審査が不要な法人デビットカード

今回は、楽天銀行ビジネスデビットと同スペックを有する法人向けデビットカードをいくつか紹介させていただきます。

楽天銀行ビジネスデビットの主な特徴は、

  • 与信審査なし
  • 年会費が有料(1,080円(税込))
  • 発行枚数が最大で9,999枚
  • キャッシュバック還元率が1%

これらの項目がカードの主な特徴になります。

これらのスペックを加味した上で、同スペックとして紹介させていただくの下記の2点のデビットカードになります。

  • りそなビジネスデビットカード
  • 琉球銀行りゅうぎんVisaビジネスデビットカード

りそなビジネスデビットカード

りそな銀行より発行される事業用普通預金口座を持つ法人または個人事業主向けに提供される法人デビットカードになります。

りそなビジネスデビットカードは審査不要で利用することができ、年会費は初年度無料(通常は1,000円+税)ですが、「年1回以上の利用」で翌年度の年会費を無料にすることができるので実質年会費は無料で使える決済手段になります。

りそなビジネスデビットカード独自のメリットとしては、年2回(5・11月)月額のご利用金額の合計額に応じて0.6%キャッシュバック、海外ATMでの現地通貨の引き出し可能、サブカードの発行可能枚数は最高で9,998枚など、楽天銀行ビジネスデビットに引けを取らない内容となっています。

これら以外にも、「盗難・海外旅行傷害保険の付帯」や「ビジネス向けサービス」など、日常的に経費決済を多くされる方にはおすすめの1枚となっています。

琉球銀行りゅうぎんVisaビジネスデビットカード

琉球銀行りゅうぎんVisaビジネスデビットカードは、審査不要で国内外やネットを問わず利用することのできる琉球銀行から発行される法人向けデビットカードになります。

年会費は、楽天やりそなと同様1,080円(初年度無料)かかりますが、前年度の利用実績が「10万円以上」であれば2年目以降も年会費を無料にすることができます。

また特典として、ご利用金額の0.6%を半年ごとに口座へ自動的にキャッシュバックするサービスや、「不正利用保険」や「ショッピング保険」なども付帯されているため、国内外どこでも安心して経費決済時に活躍できるカードになっています。

申し込みに必要な書類

楽天銀行ビジネスデビットカードを申し込む際には楽天銀行の「法人口座の開設」が完了している必要があります。

法人口座の開設完了後に楽天銀行Webサイトから申し込むことでビジネスデビットカードを発行することができるのです。既に法人口座を開設している場合は、Webサイトの取引画面から申し込むことが可能です。

では、ここからは楽天銀行の法人口座を開設する上で必要な書類や手続きについてご説明致します。

【入力前に準備しておく必要書類3点】
・履歴事項全部証明書(発行より6ヶ月以内のもの)→①法人ビジネス口座開設申込書の「登記情報」で入力します。
・口座管理者本人の確認資料(運転免許証、各種健康保険証、顔写真付き個人番号カード、パスポート、住民票、顔写真付き住民基本台帳カード、在留カードなど)
→①法人ビジネス口座開設申込書の「口座管理者情報」で入力します。
・印鑑

【提出書類】
1 法人ビジネス口座開設申込書
2 法人ビジネス口座開設申込委任状兼実質的支配者に関する届出書
3 履歴事項全部証明書の原本
4 口座管理者本人の確認資料
5 事業実態の確認できる資料
(いずれか1点)
・ホームページアドレスの入力
・許認可、届出、登録のコピー
・発注書、納品書、請求書のコピー
・各種契約書
・その他取扱商品確認資料のコピー

【必要に応じて提出する書類】
・代表者の本人確認資料(国内移住の代表者が外国籍を持っている場合)
・連絡先確認資料(登録住所と異なる登録をする場合)
※公共料金などの領収書、社会保険料の領収書のコピーなど。尚、発行日6ヶ月以内のもので申し込み法人名義である必要あります。

【海外送金を利用する場合】
・法人番号提供書
・法人番号指定通知書

まとめ

今回は、楽天銀行ビジネスデビットの特徴やメリット・デメリットをはじめ、評判や口コミなどの世間での認知度についても解説してきました。

楽天銀行ビジネスデビットは、審査不要で作ることができ、年会費はかかってしまうものの、魅力的なキャッシュバック率やカード発行枚数の多さから、多くの法人や個人事業主に選ばれています。

対して、保険や補償が付帯されていないことや、海外ATMで利用できない点や、海外でのJCB加盟店の少なさなど、仕事をする上で海外に行かれる方にとっては利便性の低さにフォーカスした内容が多かった点も見逃せません。

これらの内容を総合的に判断された上で、ご自身の環境に適したビジネスカードを選ぶようにしましょう。

楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)の評判!知って得する特徴

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