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2019.04.05
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VISA ビュー法人カードの締め日と支払日|支払猶予期間もチェック

このページの目次

ビュー法人カードは、JR東日本の100%子会社の株式会社ビューカードが発行している法人カードです。モバイルSuica年会費無料、えきねっとできっぷ予約が可能、駅レンタカー10%OFFなどJRならではの特典が受けられます。

ビュー法人カードを検討している人の中には、資金練りを気にして締め日や支払日を把握しておきたい人もいるかと思います。

ビュー法人カードの締め日は毎月10日です。支払日は口座引き落としでは毎月5日、一括振り込みでは毎月20日までとなっています。カード会社への支払い方法により支払日が異なる点には注意する必要があります。

ビュー法人カードの締め日と支払日を確認しておきましょう。

VISA ビュー法人カードの締め日は毎月10日

ビュー法人カードの締め日は毎月10日です。毎月10日に、前月11日~当月10日の利用分の利用分が請求として確定されます。

「締め日」は1か月分の利用金額を確定する日のことであり、実際にお金が引き落とされるのは「支払日」です。「締め日」から「支払日」までには多少の猶予期間があります。

もし締め日で金額が確定し請求が届いた時点で口座の残高が足りなかった場合には、早めに入金を行うようにしましょう。

支払日は支払い方法により異なる

ビュー法人カードのカード会社への支払い方法は、口座振替と一括振り込みの2つです。カード会社への支払い方法により支払日が異なってきます。

口座引き落としの支払日は毎月5日です。一括振り込みの場合は支払日は毎月20日までに振り込みを行います。

なお購入時の支払い方法に関しては一括払いのみとなっています。分割払い、リボ払いなどはいずれも対応していません。

いつからいつまでの利用分が引き落とされる?

支払日に引き落とされるのは、前月11日~当月10日の利用分です。口座引き落とし、一括振り込み、いずれの場合も翌月に前月の支払いを行います。

たとえば3月11日~4月10日の利用分に関しては、4月25日ごろに請求書が届き、5月5日の口座引き落とし、または5月20日までの一括振り込みで支払いを行うことになります。

ビュー法人カードの請求から払い日までの支払い猶予は他の法人カードと比べても長めです。

特に一括振り込みの場合には1か月弱の支払い猶予があります。

ネットショッピングやETCは翌月に計上されることも

前の締め日から次の締め日までに、カード会社にクレジットカードの利用データが届いた分までがその月の利用分となります。

注意したいのは、ビュー法人カードをネットショップで利用した場合には、買い物の履歴がカード会社に送られるまでに少し時差がある点です。締め日までに買い物の履歴がカード会社に届かない場合には、翌月の利用分にカウントされます。

またETCカードの利用もショッピング利用として計算されますので、利用履歴が送られるのも1~2ヶ月後となります。

また海外利用の利用情報も遅れて処理されることが多いです。ここでいう「海外利用」には、海外のネットショップでの購入履歴だけでなく、現地での買い物も含まれます。海外利用する際は、先々に請求が来ること頭に入れておく必要があります。

支払日や締め日における注意点

ビュー法人カードを利用していくうえで、締め日や支払日を正しく理解しておくことが必要です。締め日・支払日についての理解に誤りがあり、支払日に引き落としできないとカードの利用を停止されてしまうことになります。

支払いが遅れるてしまうと信用が低下して利用限度額が減らされたり、場合によっては利用が停止されることもあります。カードを利用できず事業に必要な支払いができない状況は避けたいものです。

たとえ締め日や支払日について理解に誤りがあったとしても、支払いが遅れてしまうと確実に印象は悪くなります。信用を悪化させないために注意しておくべきポイントは以下の3点です。

  • ビュー法人カードは締め日の変更はできない
  • 支払日が土日だと変わる
  • 支払日に残高不足の場合は引き落としされない

それぞれ確認してきましょう。

VISA ビュー法人カードは締め日の変更はできない

クレジットカード会社によっては複数の締め日から選べるところもありますが、ビュー法人カードは締め日の変更はできません。締め日は毎月10日で固定となっています。

一方、支払日に関しては変更が可能です。

口座引き落としの場合は毎月5日、一括振り込みの場合には毎月20日まででです。口座振り込みで申し込んだけど、あとから支払い猶予を長めに取りたくなった場合には、一括振り込みに変更すると良いでしょう。

支払日が土日だと変わる

ビュー法人カードの支払日が土日だった場合には、支払日は翌営業日になります。

ビュー法人カードの支払いは、銀行での振替処理をもって完了となります。土日祝日は銀行が休みになるので振替処理が行われません。このときの支払日は翌営業日となります。

たとえば、ビュー法人カードの口座引き落としの支払日は5日ですが、5日が土曜日の場合には、支払日は翌営業日の7日となります。また一括振り込みの支払日は20日までですが、20日が土曜日の場合には支払期限は翌営業日の22日までとなります。

ただし支払日が土日とかぶった場合には、実際には支払い猶予は短くなる点には注意が必要です。

支払日が土日だと支払日が先延ばしになるので、一見すると支払い猶予が長くなるようにも見えます。しかし口座への入金が反映されるのも翌営業日になるので、実際には支払い猶予は短くなります。

さきの例でいうと、口座引き落としで5日が土曜日だった場合には、5日に入金しても入金が反映されるのは7日で、支払日の当日となります。この場合、入金が処理されるより前に振替処理が行われると残高不足とみなされてしまいます。

結局は7日の支払日に間に合わせるためには、4日の金曜日までの入金が必要になります。このように支払日が土日とかぶると、実際には支払い猶予は短くなります。この点には注意が必要です。

一括振り込みの場合も同様に、20日の振り込み期限が支払日とかぶってしまうと金曜日までの入金が必要になります。注意しておきましょう。

支払日に残高不足の場合は引き落としされない

ビュー法人カードでは支払日に残高不足の場合は引き落としされません。1円でも不足してしまうと引き落としが実行されません。たとえば口座残高が10万円で、11万円の支払い請求があった場合、残高不足で引き落としされません。口座残高は10万円のままです。

クレジットカード会社によってはこうした残高不足の際に再引き落としをしてくれるところもあります。再引き落としとは、残高不足で引き落としできなかった際に、後日、もう一度引き落としを行う仕組みのことです。

再引き落としがあれば、残高不足を起こしてしまった場合でも、すぐ入金すれば引き落としが実行され、カードの利用を再開できます。しかし、ビュー法人カードでは残高不足の場合でも再引き落としはありません。

支払日に口座残高が不足することのないようによく注意しておく必要があります。

なお、引き落とし口座への入金は、前日までには入金を済ませましょう。当日だと入金の反映よりも前に、引き落としが実行されることもあり得ます。ギリギリになってしまう場合でも、前日までに必ず入金を済ませるようにしましょう。

残高不足になったときの対応策

「支払日には注意していたつもりが、うっかり残高不足を起こしてしまった。」
「振り込み期限までに振り込みするのを忘れていた。」

うっかり振り込みを忘れてしまった、あるいはきちんと入金していたつもりが少しだけ残高が不足していたなんて場合もあるかもしれません。残高不足を起こすと直ちにカードが利用停止され、事業の支払いに影響が出る事態に陥ります。

さらにこのまま残高不足を放置すると「損害遅延金の発生」や「信用情報がマイナスになる」などのデメリットが出てきます。早急の対応が必要です。

残高不足で引き落としができなかったときの対応策を見ていきましょう。

残高不足になったらすぐに電話で連絡する

残高不足で引き落としできなかった場合には、すぐにビュー法人カードのお問い合わせ窓口に連絡しましょう。

▼ビューカードセンター(法人)
電話番号:03-6685-7600
オペレータ受付時間:9時~17時30分
定休日:年末年始

上記窓口に問い合わせをすると、オペレータから振り込み金額と振り込み先の口座情報が指定されます。上記の問い合わせ先は法人カード専用窓口で、ビューカードの問い合わせ窓口とは異なります間違えのないように気を付けましょう。

なお、カード会社に支払いの遅延が確認された場合、以下のデメリットが発生します。

  • カードが停止する
  • 遅延損害金が発生する
  • 信用情報にマイナスになる可能性がある。
  • カード会社から電話がくる(督促のハガキが来る)

遅延の時点で、基本的には信用情報はマイナスになりますが、連絡がないとさらに印象が悪化します。また自分から電話をすることを怠ると、本来の支払日から1週間以内にカード会社から電話が来たり、督促のハガキが届いたりすることになります。

残高不足はとにかく気付いた時点で早めにお問い合わせ窓口に連絡することが大切です。さらに支払いしないまま、61日以上放置すると延滞行為となります。

信用情報に「異動」と記録され、ブラックリスト入りの可能性もあります。クレジットカードの更新や審査に影響が出ることは間違えありません。事態が悪化する前に早めに電話するようにしましょう。

支払いが難しい場合は相談をする

支払日を少し遅らせてもらえれば何とか支払いできそうな場合には、さきのビューカードセンター(法人)に連絡して相談しましょう。

ビュー法人カードの購入時の支払い方法は一括払いのみとなっています。

他の法人カードでは資金繰りが厳しい場合には、あとから分割払い、あとからリボ払いなどを利用して支払いを先延ばしにする方法がありますが、ビュー法人カードではその方法は使えません。

もちろん本来の支払日に支払いを済ませることが基本ですが、事情を相談することで柔軟に対応してくれる場合もあります。資金繰りが厳しいと感じた時点でまずは相談するようにしましょう。

VISA ビュー法人カードの締め日は毎月10日。支払日は支払い方法で異なる

ビュー法人カードの締め日は毎月10日、支払日は口座引き落としの場合は毎月5日、一括振り込みの場合は毎月20日までです。他の法人カードに比べると、支払い猶予が長めにとれることが特徴です。

ビュー法人カードは年会費477円と格安ながら、JR東日本のビュー株式会社ならでは特典が多く受けられることが魅力の法人カードです。国内出張や電車移動が多い事業者の方は検討してみるよ良いですね。

VISA ビュー法人カードの締め日と支払日|支払猶予期間もチェック

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