1. ホーム
  2. クレジットカード(法人)の記事一覧
  3. カードブランド
  4. JCB
  5. 首都高ビジネスカード 一般カードのメリット・デメリットと詳細まとめ
2019.05.19
756 views

首都高ビジネスカード 一般カードのメリット・デメリットと詳細まとめ

このページの目次

東京近郊を含めると、1,000万人以上の人口となり、一大都市を形成しています。その中で、住民だけでなく法人においても、交通手段の確保は重要なテーマとなっています。

特に車で営業活動をする場合は、頻繁に高速道路も利用されるかと思いますが、特に利用頻度が高いのが首都高です。首都高をお得に利用したい場合に向いたカードが実はあって、首都高ビジネスカード 一般カードが特におすすめです。

では、首都高ビジネスカード 一般カードとは一体どのような法人クレジットカードなのでしょうか?ここでは、首都高ビジネスカード 一般カードの良し悪しなどについて詳しく解説します。

首都高ビジネスカード 一般カードの特徴

首都高について解説すると、首都高速道路の略で首都高速道路株式会社が維持や管理等を実施しています。東京都区部とその周辺地域にある路線長337.8kmの都市高速道路であり、交通量が圧倒的に多く、各主要都市への移動に欠かせない道路です。

初めて首都高に乗るときには勇気がいるものですが、いざ乗ってしまうとその利便性の高さから非常に利用価値の高い高速道路です。首都高は有料区間もあるわけですが、有料区間の支払において首都高ビジネスカードが大きなメリットをもたらしてくれます。

メリット

首都高ビジネスカード 一般カードを保有していると、さまざまなメリットがあります。それは、首都高を利用するという場合だけでなく、他にも多くの恩恵を受けることができるのです。

主な首都高ビジネスカード 一般カードのメリットには、以下があります。

キャッシュバックがある!

法人クレジットカードの中にも、利用金額に応じてポイントが付与される制度を採用したものがあります。ただ決済に利用するだけでもポイントが手に入るのですから積極的に活用したいものです。

ただ、ポイントの場合には問題がないわけではありません。例えば、ポイントの価値が交換する商品などによって変化することがあり、欲しいものがあっても損した気分となってしまうことがあります。また、ポイントで個人的な商品などに交換すると、他の社員にとって不公平感を生んでしまうというリスクもあります。

首都高ビジネスカード 一般カードでは、ポイントではなくキャッシュバックという形で還元される仕組みを採用しています。キャッシュバック制度について詳しく解説すると、まずは首都高ビジネスカード 一般カードを月間5万円以上利用することが最低条件となります。

この支払については、特に制約はなくどんな支払でも対象となりますが、代表的なものとしては交通費・出張旅費・接待費・通信費が該当します。そして、毎月16日~翌月15日のカード利用金額に応じてキャッシュバック率が決定されます。

利用金額とキャッシュバック率は、以下にまとめることができます。

  • 5万円未満:0%
  • 5万円以上~20万円未満:0.5%
  • 20万円以上~40万円未満:1.0%
  • 40万円以上~60万円未満:1.5%
  • 60万円以上~80万円未満:2.0%
  • 80万円以上~100万円未満:2.5%
  • 100万円以上:3.0%

5万円以下では一切のキャッシュバックはありませんが、さまざまな支払いに利用すれば、すぐに到達することができる金額と言えます。また、100万円以上というのも、比較的大きな法人であれば、出張費用などを計上すれば到達できる範囲内でしょう。

キャッシュバック率の決定後にその月の交通費と出張旅費の利用金額の合計がキャッシュバック対象金額となります。この計算においては、交通費と出張旅費以外の支払いは対象となりませんので注意してください。

交通費と出張旅費とは次の利用が該当します。

  • JR
  • 高速道路
  • ガソリンスタンド
  • タクシー
  • レンタカー
  • 航空券
  • 宿泊
  • 旅行代理店

ありがたいのは、航空券やガソリンスタンドの利用、そして高速道路の利用までも対象となる点です。特に出張や車での移動が多い法人にとっては、かなりキャッシュバックしてもらいやすい制度であると言えます。

キャッシュバック対象金額の上限は50万円までとなっているので、もしキャッシュバック率3.0%で50万円以上の利用をした場合、月最大15,000円までのキャッシュバック、年間換算すれば180,000円までキャッシュバックされる計算となります。

注意したいのは、首都高ビジネスカード 一般カードのカード利用上限額です。上限額は10万円~100万円の間で設定されますが、最大でも100万円なのでこのキャッシュバック制度を有効活用したい場合、限度額ギリギリまで利用しなければなりません。

その点も加味すると、首都高ビジネスカード 一般カードのゴールドカードを利用することも視野に入れたいところです。

JCBロードアシスタンスサービスでいざという時も安心!

車で移動している場合、車体に思わぬトラブルが発生してしまうことがあります。また、冬場などでスリップによって事故や溝に車が落ちるということもあります。

そんな時に便利なのが、JCBロードアシスタンスサービスです。首都高ビジネスカードを申し込む際に、JCBロードアシスタンスサービスを同時に申し込むことが可能で、お得な価格でサービスを受けることができます。

全国にサービス拠点を持つ安心のロードアシスタンスサービスであり、24時間365日利用することができます。主なサービスと料金は以下となります。

  • レッカーサービス:10キロまで無料
  • 路上サービス(30分以内):無料
  • 年会費:カード使用者1名様につき500円

年会費は首都高ビジネスカード 一般カードの年会費と同じタイミングで請求されます。実際にはJAFのサービスを受けることになるのですが、JAFよりもオトクな年会費で利用できるのが良いですね。

QUICPayが利用可能!

最近のクレジットカードでは、クレジットカード機能だけでなく電子マネー機能を付帯させたものが多くみられます。これは、法人クレジットカードでも同様ですが、まだまだ実装されたカードが少ないのが実情です。

首都高ビジネスカード 一般カードでは、電子マネーとしてQUICPayが利用可能です。QUICPayでは、端末にカードやスマートフォンなどをかざすだけでお支払いができ、サインも不要な点が魅力的です。

他のクレジットカードと違い、利用できる店舗数も比較的多いですしApple Payとの紐付けもできますので、更にスマートに決済することができます。首都高ビジネスカード 一般カードも魅力的なカードですが、QUICPayも合わせて活用したいですね。

初年度年会費が無料!

首都高ビジネスカード 一般カードは、年会費として1,250円かかります。決して高い金額ではありませんが、実際に利用してみてどのようなカードであるかを把握してみたいという法人も多いものです。

そんな法人にとってありがたいのは、首都高ビジネスカード 一般カードは初年度のみ年会費が無料になる点です。この無料サービスは、ゴールドカードにはない首都高ビジネスカード 一般カードのみの特典となっています。

ETCカードが無料発行できる!

首都高ビジネスカード 一般カードは、追加カードとしてETCカードが発行できます。首都高は圧倒的に交通量も多いことから、ETCカードが必須となりますが、何枚でも発行できるのが魅力的です。

また、首都高ビジネスカード 一般カードの場合は発行手数料と年会費が無料となります。他の法人クレジットカードでは年会費がかかることも多い中で、大盤振る舞いな印象があります。ETCカードを利用することで、高速道路の割引を受けることができたり、オリジナルのマイルが貯まるのも良いですね。

ただ注意したいのは、ETC利用分はキャッシュバック制度の金額に反映されない点です。ゴールドカードでは対象となりますので、どちらを発行すべきかは熟慮する必要がありますね。

JCB法人会員向け各種サービスが利用可能!

首都高ビジネスカード 一般カードはJCBブランドが付いた法人クレジットカードですので、JCB法人会員向け各種サービスを利用することができます。代表的なものとしては、利用明細をWEBで確認できるMyJCBがあり、経費管理も容易に行えますし、ETCカード向けのJCB E-Co明細も利用可能です。

また、オンライン予約でチケットレス国内出張できるJCB.ANA@deskやJCB de JAL ONLINEが利用可能で、どうしても費用がかかる航空機による出張もお得に行えます。JR東海エクスプレス予約サービスやじゃらんコーポレートサービスを活用すると、更にお得感が増しますよ。

他にも、以下のようなさまざまなサービスが利用できるので、お得感が強いですね。

  • アスクルサービス
  • 弥生
  • ソリマチ
  • JCBプレモカード
  • JCBギフトカード
  • エッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカード
  • JCBトラベル
  • 福利厚生倶楽部

デメリット

首都高ビジネスカード 一般カードは便利な半面で、デメリットも存在しています。主なデメリットについては、以下があります。

旅行傷害保険がない

首都高ビジネスカード 一般カードは出張において活躍間違い無しのカードなのですが、海外出張などにおいて是非欲しい旅行傷害保険、そして国内・海外航空機遅延保険、ショッピングガード保険などの補償は受けることができません。

特に何もトラブルがなければよいのですが、トラブル発生時にはすこし不安に感じるクレジットカードとなります。

ゴールドカードとの格差が大きい

通常、一般カードとゴールドカードでは空港ラウンジサービスが付帯したり、ポイントの還元率が変化するなどの違いが生じます。ただ、首都高ビジネスカード 一般カードとゴールドカードでは、通常サービスでも微妙に内容が異なっています。

特に、一般カードではETC利用分はキャッシュバック制度の金額に反映されないのは残念ですし、そもそもキャシュバック率を最大にするためには、カード上限額ギリギリで利用しなければならないのも難点です。

法人カード選びとして首都高ビジネスカード 一般カードを比較

法人クレジットカードでは、首都高ビジネスカード 一般カードの他にもさまざまなクレジットカードが存在しています。では、他のカードと比較すると、どのような違いがあるカードなのでしょうか?

ここでは、各要素における首都高ビジネスカード 一般カードと他のカードの違いを明らかにしていきます。

初めてのカード選びとして比較

初めての法人クレジットカードを発行する場合、本当にクレジットカードを発行できるかどうかが心配になるものです。いくら理想的なクレジットカードを見つけても、ハードルが高くて発行できなくては何の意味もありません。

発行しやすさという観点で言えば、首都高ビジネスカード 一般カードは法人または個人事業主で、カード使用者は18歳以上の方であれば発行することができます。また、審査も比較的通りやすいカードとしても有名です。

審査の通りやすい法人クレジットカードとしては、次のカードがあります。

  • オリコExGoldForBiz
  • 三井住友クラシックforOwners
  • JCB一般法人カード
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード

比較的ハードルが高いと見られている、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードと同じ発行しやすさというのは少し意外な印象があります。

ステータス、年会費等の同レベルカードと比較

首都高ビジネスカード 一般カードは、JCBブランドで一般カードということもあり、若干ステータス的には劣る印象があります。また、プロパーカードでもないので、なおさらステータスという意味では高くはありません。

首都高ビジネスカード 一般カードとほぼ同等のステータスがある法人クレジットカードとしては、次のカードがあります。

  • ANA JCB法人カード/一般カード
  • シェルビジネスカード/一般カード
  • コスモコーポレートJCBカード/一般カード
  • ビジネクスト・法人クレジットカード

首都高ビジネスカード 一般カードの年会費は、2,000円となっています。上記の法人クレジットカードでは、ビジネクスト・法人クレジットカードは年会費無料、ANA JCB法人カード/一般カードは2,250円、他は1,250円となっていますので、ANA JCB法人カード/一般カードと同じレベルのカードであると言えます。

首都高ビジネスカード 一般カードの基本情報データ

首都高ビジネスカード 一般カードの基本情報を紹介します。

・年会費:2,000円
・還元率:最大3.0%
・国際ブランド:JCB
・利用限度額:10万~100万円
・海外旅行傷害保険:なし
・国内旅行傷害保険:なし
・追加発行できるカード:ETC、追加カード、QUICPay
・締め日:15日
・支払日:10日
・申込条件:法人または個人事業主(カード使用者は18歳以上であること)

まとめ

首都高ビジネスカード 一般カードは、首都高を利用する時だけでなく、交通費などの経費の支払いにおいてキャッシュバックを受けることができるのが魅力的です。他にも、ロードサービスもあって、安心材料が多くあるという利点もあります。

ゴールドカードとの違いが気になりますが、発行する価値が高い法人クレジットカードであると言えます。

首都高ビジネスカード 一般カードのメリット・デメリットと詳細まとめ

この記事が気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

このページのタイトルとURLをコピー

SNSにシェアして役立つ情報をみんなに広めよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連する人気の記事