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- このページの目次
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- MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴
- メリット
- 全国の空港ラウンジが無料
- コンシェルジュがいつでもサポート
- 各種保険が充実している
- ポイントを活用しやすい
- 追加カードを無制限に増やせる
- デメリット
- 審査が厳しい
- 年会費が高い
- 利用できる加盟店が少ない
- 法人カード選びとしてMUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを比較
- 初めてのカード選びとして比較
- ステータスや年会費が同レベルの法人カードと比較
- MUFGアメックスゴールド法人カードと比較
- MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報データ
- まとめ
充実した特典やサービスを利用できる法人カードを検討している人にオススメなのがMUFGプラチナビジネスアメックスです。2万円の年会費でプラチナレベルのサービスを受けられるのが特徴。
空港のラウンジやコンシェルジュを利用できるから、海外へ頻繁に出張する人に役立ちます。カードを利用することで貯まるポイントは活用しやすく、経費を削減しやすいのがメリットです。
ビジネスでの利便性が高いMUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットとデメリット、詳細について解説します。
MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴
三菱UFJニコスが法人向けに発行しているのがMUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・カードです。税抜2万円の年会費でプラチナレベルのサービスを受けられるのが特徴。
加盟店での優待プログラムやプラチナ・コンシェルジュサービスを利用でき、快適なビジネスをサポートします。ビジネス・アドバンテージを活用して経費を削減することも可能です。
カードの申込み条件は法人か個人事業主であり、業歴が3年以上で2期連続黒字で決算していること。サービスが優れている分、他の法人カードよりも申し込みのハードルは高いです。
追加で発行できるカードは社員カードとETCカードであり、ETCカードは無料で発行できます。年会費を抑えてプラチナの法人カードを使いたい人にMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスはオススメです。
メリット
他のプラチナ法人カードよりも年会費が安いのに、サービスが充実しているのがMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスの魅力。本カードを発行することで次の5つあるメリットを受けられます。
- 全国の空港ラウンジが無料
- コンシェルジュがいつでもサポート
- 各種保険が充実している
- ポイントを活用しやすい
- 追加カードを無制限に増やせる
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
全国の空港ラウンジが無料
MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスを持っている人は無料でプライオリティパスを利用できます。プライオリティパスにより全国に1,200箇所以上あるラウンジを無料で利用することが可能です。
プライオリティパスはMUFG CARD WEBサービスにログインすることで申し込めます。フライトの前にインターネットや軽食を楽しめるラウンジを無料で使えるのはお得ですね。
プラチナカードを持っていれば手荷物空港宅配サービスも無料で利用できます。空港から入出国するときにスーツケース1個を配送できて、快適な海外への渡航をサポート。
海外では必要のない防寒具やコートを預かるサービスもあり、ストレスフリーで海外に出張できます。海外への移動する機会が多い人にラウンジや宅配サービスのメリットは大きいです。
コンシェルジュがいつでもサポート
MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスを持っている人はプラチナ・コンシェルジュサービスをいつでも利用できます。カード裏面にある番号にかけるだけでコンシェルジュに相談することが可能です。
コンシェルジュに問い合わせることで以下のサービスを利用できます。
- 海外にある主要都市のホテルやレストランの予約
- 海外への渡航中に見つけた商品や日本で販売していない商品の探索や購入
- 海外への渡航に関する情報や旅行のプランニングのサポート
- 海外や国内でケガや病気になった場合、入院の手配や医療チームの派遣
- 電話を通しての通訳サービス(プライベートのみ)
- 機内や交通機関などでの忘れ物の探索や追跡
上記以外にもさまざまなサービスを受けられるのがコンシェルジュの魅力。サービスの詳細はMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスに入会するときに貰えるプラチナ専用ご利用ガイドに記載されています。
チケットの手配やギフトの相談も可能であり、プライベートやビジネスでコンシェルジュは便利です。年会費を支払うだけで秘書を利用できるのがプラチナカードのメリット。
各種保険が充実している
MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスは利用者の安全を守るためにさまざまな保険を用意しています。カードの各種保険は次の通りです。
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円:宿泊中の火災や事故などでの傷害を補償
- 海外旅行傷害保険:最高1億円:渡航中のけがや治療費、損害賠償などを補償
- 国内・海外渡航便遅延保険:最高2万円:旅行中の航空便遅延により負担した費用を補償
- 犯罪被害傷害保険:最高1,000万円:加害行為などによる傷害により発生した費用を補償
- ショッピング保険:年間限度額300万円:カードで購入した商品の破損や盗難などを補償
旅行にかかる費用をカードで支払わなくて旅行傷害保険は付帯されます。もしカードを第三者に不正利用された場合は会員規約に従ってスムーズに補償されるので安心です。
ポイントを活用しやすい
MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスでは利用金額1,000円ごとに1ポイントのグローバルポイントを貰えます。カードを利用することで貯まったポイントは体験型商品やマイルに変換できます。
国内での利用では1,000円で1ポイントですが、海外で利用すれば1,000円で2ポイント貯まるのが特徴。出張や旅行で海外に行く機会が多いとポイントは貯まりやすくなります。
会員向けのオンラインショッピングサービス「POINT名人.com」を利用すれば貰えるポイントを増やすことが可能。Amazonや楽天などをPOINT名人経由で利用することでポイントを効率的に増やせます。
貯めたポイントはカタログから商品に交換したり、他社のポイントに変換したりできます。提携ポイントやマイルは1ポイント約5円のレートで移行する仕組みです。
経費を削減するためにポイントを活用したい人にもMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスは役に立ちます。
追加カードを無制限に増やせる
MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスでは社員向けにカードを追加で発行できます。追加カードの年会費は1枚につき税抜3,000円であり、発行数に上限はありません。
社員数や規模に合わせて柔軟にカードの枚数を調整できるのがメリットです。ETCカードも1枚の本カードにつき複数発行できて、各社用車にカードを搭載できます。
本カードや追加カード、ETCカードで利用した金額はカードごとに明細で確認できて、法人口座からまとめて引き落とせます。経費を確認しやすく経理処理の負担が少なくなるのもメリット。
MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスの最高上限額は500万円であり、カードを追加して利用しても利用枠に余裕を持てます。ビジネスシーンでの高額な支払いにも対応しているのは魅力的ですね。
デメリット
海外での利用で充実したサービスを受けられて、ビジネスで使いやすいのがMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスのメリットです。利便性の高い本カードにはデメリットもあります。
検討している人が気にすべきデメリットは次の3つです。
- 審査が厳しい
- 年会費が高い
- 利用できる加盟店が少ない
それぞれのデメリットを詳しく知っておきましょう。
審査が厳しい
法人向けのクレジットカードを発行できるのは法人または個人事業主です。MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスでは上記に加えて次のような申し込み資格があります。
「原則として事業の経歴が3年以上であり、直近の2期で連続黒字決算であること」
従来では他社の法人カードでも厳しい条件がありましたが、今では法人カードを持てる人を増やすためにハードルが低くなっています。新規や赤字の事業主でも法人カードを発行することは一般的に可能です。
法人カードの申込み条件が緩和されているのに、MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスの申込み条件は厳しいものです。事業での実績がないとカードを発行できないのがデメリット。
年会費が高い
MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスの年会費は高額です。1年間で2万円のコストが発生するため、法人カードを持つために支出が増えてしまいます。
ですがMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスにはサービスが多く、コンシェルジュやラウンジを活用することで年会費の元を取りやすいです。
事業費の決済に利用しているのであれば、年会費を経費で落とすことも可能。海外に出張する機会が多い法人や個人事業主ならば、年会費に見合うだけのメリットがあります。
逆に国内だけで法人カードを利用する人には、海外での利用を前提としたMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスは不便です。申し込む前に年会費に見合った価値があるのか検討することを勧めます。
利用できる加盟店が少ない
MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスの国際ブランドはアメリカン・エキスプレスであり、利用できる加盟店は少ない傾向です。VisaやMastercardに比べてカードを利用できない機会が増えてしまいます。
ですがアメックスはJCBと提携しているため、国内や一部の海外ではJCB加盟店でアメックスを利用することが可能です。主要な都市であればアメックスに対応している店舗もあります。
カードが利用できない不安を解消するために、国際ブランドがVisaかMastercardのサブカードを持っておくことがオススメです。
法人カード選びとしてMUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを比較
法人カードとしてMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスは最適なのか気になる人もいるはず。重要なのは次の3つの観点から法人カードを比較して検討することです。
- 初めてのカード選びとして比較
- ステータスや年会費が同レベルの法人カードと比較
- MUFGアメックスゴールド法人カードと比較
これらの観点からMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスを比較していきます。
初めてのカード選びとして比較
初めて事業決済するために法人カードを発行する場合、審査基準でカードを選ぶことが重要です。審査基準が高いとカードを発行できず、法人カードを利用することが不可能になります。
例えばJCB一般法人カードでは申込対象が18歳以上の法人経営者または個人事業主です。事業の経歴が短くて赤字である経営者や事業主でもカードを発行できる場合があります。
MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスには業歴3年以上であり2期連続黒字決済という条件があるため、経歴が短いと発行できません。経歴が長くても経営が悪ければ審査に通らないのです。
審査基準の高いMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスは初めての法人カードには不向き。ハードルを下げるためにグレードの低い法人カードを申し込むことがオススメです。
ステータスや年会費が同レベルの法人カードと比較
MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスと同レベルのカードとしてセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがあります。
入会資格が個人事業主または経営者とハードルが低く、年会費は税抜2万円です。追加カードは4枚までしか発行できないため、無制限に追加発行できるMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスのほうが便利。
ですがセゾンプラチナでは年間のショッピング利用額が200万円以上であれば、年会費が半額になるメリットがあります。マイレージプログラムにかかる費用が無料なのもメリット。
費用を重視する人にはセゾンプラチナアメックスがオススメであり、サービスを重視している人にはMUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスがオススメです。
MUFGアメックスゴールド法人カードと比較
MUFGプラチナ・ビジネス・アメックスの下位グレードがMUFG・ゴールド・アメックスカードです。海外での利用でポイントが2倍になり、貯まったポイントを提携サービスに移行できるのがメリット。
MUFG・ゴールド・ビジネス・アメックスの年会費は税抜1,905円であり、追加カードの年会費は1枚につき税抜1,000円です。ETCカードを追加で発行することが可能であり、プラチナよりも費用は安くなります。
コンシェルジュやプライオリティパスがないため、MUFG・プラチナ・ビジネス・アメックスよりもサービスが少ないことがデメリット。サービスを求めない経営者にゴールドはオススメです。
MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報データ
MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報は以下の通りです。
- 年会費:税抜20,000円(追加カードは税抜3,000円)
- 国際ブランド:American Express
- ポイントの還元率:0.5%(海外での利用は1%)
- 利用限度額:100万円から500万円(追加カードでの利用分も含める)
- 支払い方法:1回払い
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
- 支払うタイミング:毎月15日が締め日、翌月10日が支払日
- 申込条件:原則として業歴3年以上であり、2期連続黒字決算の法人または個人事業主
まとめ
プライオリティパスやコンシェルジュなど、充実したサービスを2万円の年会費で受けられるのがMUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。
利用限度額が高くて追加カードを無制限に発行できるのが特徴。海外での利用を前提としたサービスが多いため、海外への旅行や出張が多い経営者や事業主が利用する法人カードとして勧めます。
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