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2019.05.18
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マネーフォワード ビジネスVISAカードのメリット・デメリットと詳細まとめ

このページの目次

各ご家庭で家計簿を付けている方が多いと思いますが、最近ではクラウドなどで家計簿をつけることができるようになって、便利になりましたよね。特に、ネットバンキングの情報からそのまま家計簿をつけることができて、三日坊主の方でも簡単に家計簿をつけることができます。

そんな家計簿サービスの中で有名なのが、マネーフォワードというサービスです。そのマネーフォワードは、法人向けサービスも展開しており、その一つにマネーフォワード ビジネスVISAカードというクレジットカードがあります。

では、マネーフォワード ビジネスVISAカードとは一体どのようなクレジットカードなのでしょうか?ここでは、マネーフォワード ビジネスVISAカードの良し悪しに付いて詳しく解説します。

マネーフォワード ビジネスVISAカードの特徴

マネーフォワード ビジネスVISAカードを発行しているマネーフォワードは、個人向けサービスとしては資産管理や家計管理ツールであるマネーフォワード MEを提供していることで有名です。他にも、自動貯金アプリのしらたまや、個人向け経済メディアのMONEY PLUSなども手がけています。

「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をモットーとして、お金の管理にまつわるものを多く手がけており、法人や個人事業主向けサービスとしてもクラウド会計やクラウド請求書、クラウド給与、クラウド経費などを提供しています。

このように、法人向けにも役立つサービスが多いマネーフォワードが、より法人の立場に立って発行しているのがマネーフォワード ビジネスVISAカードというわけです。マネーフォワード ビジネスVISAカードでは、法人としても発行するメリットが大きいわけですが、具体的にはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

メリット

マネーフォワード ビジネスVISAカードは、従来マネーフォワードで培ってきたノウハウを活かして、法人にとって有益なサービスを多く提供しています。特に、次のようなメリットのあるカードとして知られています。

開業時に役立つサービスが満載!

マネーフォワード ビジネスVISAカードは、他の法人クレジットカードと少し違うスタンスのカードとなっています。具体的にどのように違うかというと、どちらかと言えばこれから法人を立ち上げたり、個人事業主として開業しようとされている方にさまざまな特典を用意している点です。

マネーフォワード ビジネスVISAカードでは、総額15万円以上にも及ぶ特典があり、代表的なものとしてはマネーフォワード クラウドが3ヶ月間無料で使用できます。マネーフォワード クラウドでは、クラウド会計と確定申告、請求書、経費、給与、マイナンバーが一つのソフトで行える便利なものです。

法人の場合、経費の管理は非常に手間がかかるもので、その作業を効率化したいと考えて居る方も多いと思いますが、マネーフォワード クラウドを使用することで圧倒的な効率化を図ることが可能です。マネーフォワード クラウドは、マネーフォワード ビジネスVISAカードの利用実績も容易に取り込むことができますし、確定申告の資料作成も簡素化できます。

他では、法人向けのホームページを立ち上げたい場合は、ペライチというサービスを利用することで、専門知識がなくても誰でも簡単に1枚のホームページを作ることができます。特別なソフトも不要で、しかもレギュラープランが60日間無料で利用できるのですから驚きですね。

法人が行う社会保険や雇用保険の手続きを自動化するクラウド人事労務ソフトとして、SmartHRも3ヶ月間無料で利用できます。従業員情報を入力するだけで、必要書類を自動作成してWeb上から役所への申請することができるのが魅力的です。

最後に、事業用銀行口座としてジャパンネット銀行の振込手数料がずっと割引されるサービスもあります。頻繁に振込されている法人にとって、とてもありがたいさーびすですね。

この4つのサービスで、これから本格的に事業展開してく企業を手厚くサポートしてくれるクレジットカードであります。

全国のVISA加盟店で利用できる!

マネーフォワード ビジネスVISAカードは、VISAブランドが付いたクレジットカードですので、全国及び世界のVISA加盟店で利用することができます。VISAは圧倒的に加盟店が多いので、主要なお店では利用できる点が魅力となっています。

また、三井住友カードiDとApple Payで利用できる点も魅力となっています。特に、Apple Payではカードレスでタッチするだけでスマートに決済することができるので、とても便利ですよね。

三井住友カードiDも、自動販売機でも利用できるところがあるので、小銭を持ち歩く手間も省けます。クレジットカードで決済することで、利用明細を確認できるのでレシートなどで精算する必要もありませんので、経費管理という面でも効果があります。

全国のVISA加盟店で利用できる!

マネーフォワード ビジネスVISAカードは三井住友カードが発行している法人クレジットカードですので、三井住友カードが展開しているワールドプレゼントポイントが利用できます。

ワールドプレゼントポイントは、キャッシング以外のクレジットカード決済において利用金額の合計1,000円毎に1ポイントがプレゼントされます。但し、以下の支払においてはカウントされませんので注意してください。

  • 国民年金保険料
  • Edyチャージ
  • JR東日本モバイルSuica
  • モバイルSuica(Apple)
  • JR西日本スマートICOCA
  •  WAONチャージ(※5)
  • nanacoクレジットチャージ プリペイド購入・チャージ

1ポイント5円相当の価値があるので、ポイント還元率は0.5%となり高めに設定されている印象があります。ポイント獲得月から2年間有効なので、余裕がある点も評価できます。

貯めたポイントは、以下に交換することができます。

  • 景品交換
  • マイレージ移行
  • キャッシュバック
  • ポイント移行
  • オンラインギフトカード
  • ふるさと納税

キャッシュバックはiDへのチャージが行なえますので、経費削減に寄与することができますね。また、ポイントの利用は法人によっては不公平感を生む要因となりますが、その点でもキャッシュバックはありがたい制度です。

WEB明細書サービスが利用できる!

マネーフォワード ビジネスVISAカードの利用実績は、全てWEB明細書サービスでオンライン上で確認することができます。また、次回のお支払い金額をメールで配信するサービスがあるので、紙の明細がなくても金額を通知してもらえるのが良いですね。

パソコンだけでなくスマートフォンなどでも明細を確認することができますし、15ヵ月分の利用明細が照会可能となっています。これによって、確定申告時期に前年の実績をすべて確認することができます。

他にも、データをダウンロードして社内のフォーマットに落とし込む事ができますし、マネーフォワードとの連携で自動で展開させることもできて非常に便利です。もちろん、このサービスは無料で利用することができます。

JRエクスプレス予約サービスが利用できる!

出張に頻繁に出かける方にとって、新幹線の予約ができるととても便利ですよね。マネーフォワード ビジネスVISAカードでは、東海道、山陽新幹線(東京〜博多間)のネット予約が利用できます。

早い段階で予約することで、お得な料金で新幹線を利用することができるので、経費削減に大きく寄与することができます。更に、チケットレスサービスが利用できるので、スマートに乗車することもできるのです。

JRエクスプレス予約サービスも、当然ポイントサービスの対象となりますので、ポイントも貯まっていきます。このように、JRエクスプレス予約サービスは頻繁に旅行に出かける方にもありがたい法人クレジットカードです。

旅行傷害保険が付いている!

マネーフォワード ビジネスVISAカードでは、旅行傷害保険も付いている点が魅力的です。利用付帯ではありますが、最高2000万円まで補償してもらえるのですから驚きです。

更に、海外のみではありますが最高100万円のショッピング保険も付いているのも嬉しいですね。

屋号がない口座でも引き落とし可能!

マネーフォワード ビジネスVISAカードの場合、利用代金の引き落とし口座の登録でも柔軟な姿勢を示しています。個人事業主の場合は、屋号名口座、屋号名のない本人名義の口座からも引き落としてもらえます。

法人でも、法人口座と法人代表者の個人口座からも引き落としができるので、もし口座がない場合は新たに口座を準備しなければならないという手間を省くことができます。

デメリット

マネーフォワード ビジネスVISAカードは、メリットも多いのですがデメリットもあるカードとなっています。マネーフォワード ビジネスVISAカードの主なデメリットとして、次の項目があります。

iD専用カードとなる

通常、法人クレジットカードでもiD機能が内蔵されたものがありますが、マネーフォワード ビジネスVISAカード自体にはiD機能はなく、利用希望者は専用カードを発行しなければなりません。

Apple Payに入れておけばカードを持ち歩く必要がありませんが、それでも不便に感じますね。

ETCカードの年会費がかかる

マネーフォワード ビジネスVISAカードは、付帯カードとしてETCカードを発行することができます。これによって、高速道路もオトクな料金で利用できますし、経費管理も容易に行なえます。

但し、ETCカードを利用する場合は年会費として500円かかります。初年度のみ無料となりますが、カード枚数が増えると負担がかかることになります。

法人カード選びとしてマネーフォワード ビジネスVISAカードを比較

マネーフォワード ビジネスVISAカードの他にも、法人向けのクレジットカードは多数存在しています。ここでは、マネーフォワード ビジネスVISAカードと他の法人カードとの違いを各ファクター別に解説していきます。

初めてのカード選びとして比較

初めて法人クレジットカードを利用する場合、支払い方法がさまざま用意されていた方が、より使いやすいですよね。マネーフォワード ビジネスVISAカードでは、一回払いだけでなく分割払い、リボ払いにも柔軟に対応してもらえるので、仮に初めてのクレジットカード利用で使用しすぎても安心です。

マネーフォワード ビジネスVISAカードのように、リボ払いにも対応したクレジットカードは意外と少なく、次のカードが該当します。
・オリコ EX Gold for Biz
・JCB法人カード

また、マネーフォワード ビジネスVISAカードでは利用限度額は最大150万円と高めに設定されています。オリコ EX Gold for Bizはゴールドカードなので流石に敵いませんが、JCB法人カードに近い設定となっています。

ステータス、年会費等の同レベルカードと比較

マネーフォワード ビジネスVISAカードは、VISAのブランドが付いた法人クレジットカードです。また、三井住友カードが発行しているカードですので、カード内容としては三井住友VISAクラシックカードと同等レベルであります。

ただ、マネーフォワード自体が決してネームバリューがあるわけではなく、またマネーフォワード ビジネスVISAカード自体が起業したての法人に向いたカードですので、ステータスとしては決して高くありません。マネーフォワード ビジネスVISAカードと似たステータスのカードとして、以下があります。

  • 三井住友ビジネスカード/クラシック(一般)カード
  • UC法人カード/一般カード
  • オリコビジネスカードスタンダード

年会費については、1,250円でパートナー会員1名につき400円かかります。これは、上記のクレジットカードとほぼ同じ内容となっています。

マネーフォワード ビジネスVISAカードの基本情報データ

マネーフォワード ビジネスVISAカードの基本情報を紹介します。

・年会費:1,250円
・還元率:0.5%
・国際ブランド:VISA
・利用限度額:10万~150万円
・海外旅行傷害保険:2,000万
・国内旅行傷害保険:なし
・追加発行できるカード:ETC、三井住友iD、プラスEXカード
・締め日:末日
・支払日:26日
・申込条件:満20歳以上の法人代表者、個人事業主の方

まとめ

マネーフォワード ビジネスVISAカードでは、特にまだ法人を立ち上げたばかりの段階において、手厚いサポートを得ることができる法人クレジットカードとなっています。また、ポイント制度も充実しており、リボ払いもできるのが良いですね。

ステータス的には若干見劣りますし、ETCカードの年会費がかかるなどの難点がありますが、マネーフォワード ビジネスVISAカードは有効活用しがいのあるカードとしておすすめです。

マネーフォワード ビジネスVISAカードのメリット・デメリットと詳細まとめ

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