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2019.04.13
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煩雑な経費精算を効率化!三菱UFJが発行する法人カード3種類の特徴を解説

このページの目次

経費削減

MUFGカードは三菱UFJニコスが発行する法人カードであり、事業の規模やスタイルに合わせて相応しい機能や付帯サービスが用意された法人カードを所有したい企業・個人事業主におすすめです。今回は、三菱UFJ(MUFG)が発行する法人カード3種類それぞれの特徴や付帯サービスなどについて解説します。

1.「MUFGカード ビジネス」は2つの国際ブランドを所有できる

「MUFGカード ビジネス」は三菱UFJが発行する法人カードのなかでも年会費が安いため、初めて法人カードの運用を検討している企業・個人事業主におすすめです。本カードはVISA・Mastercardの国際ブランドいずれか1つを選択、または両者を同時に発行できます。「MUFGカード ビジネス」の主な特徴や付帯サービスなどは次のとおりです。

年会費(税抜) 1,250円・1,500円
入会対象 黒字決算の法人または個人事業主
追加カード 発行枚数制限なし
利用可能枠 40万〜80万円
支払い方法 一回払い
ポイント還元率(基本) 0.5%
国際ブランド VISA・Mastercard
主な付帯サービス ゴルフ場予約代行サービス、タクシーチケット発行、ギフトカード発行、海外旅行・出張向けサポートデスク

VISA・Mastercardの国際ブランドいずれか単一を選択する場合の年会費は1,250円であり、VISA・Mastercardの両者を発行するケースは1,500円となります。入会手続きを行うにあたって年齢制限はありませんが、黒字決算で事業が安定している企業・個人事業主が対象です。法人カード利用額の締め日は毎月15日で支払日は翌月10日であり、分割払いには対応していません。

追加カードの発行枚数制限がない

複数のクレジットカード

「MUFGカード ビジネス」は追加カードの発行枚数制限が設けられていないため、代表者に限らず各社員にも法人カードを持たせることが可能です。利用可能枠は親カードと合算されるため高額な支払いを試みる際は注意が必要ですが、各社員に追加カードを持たせることで経費精算の業務効率化が見込めます。

現金による経費精算は各社員の申請、上長の承認、経理担当者による残高確認および出納帳記入といった工数が多くなりがちです。一方で法人カードを導入して経費の支払いに活用すれば大幅な工数削減ができ、申請漏れや支払い漏れなどを抑制して各社員が本来の業務に費やす時間を伸張できます。さらに「MUFGカード ビジネス」は利用額の明細書が毎月発行されるので各社員がカード決済を行った日時や場所を特定可能であり、私的利用を防ぐことも可能です。

「MUFGカードWEBサービス」を利用すれば法人カードの請求額をパソコン・スマホからいつでも確認でき、各カードの利用額は法人口座から一元的に引き落とされます。また「MUFGカード ビジネス」は法人向けETCカードを手数料1,000円(税抜)で発行できるため、社用車でクライアントに出向く機会や営業で有料道路を頻繁に利用する企業・個人事業主にもおすすめです。追加カードと同様にETCカードも発行枚数の制限はありません。

2. 「MUFGカード ゴールドプレステージ ビジネス」は付帯サービスが充実したハイステータスな法人カード

「MUFGカード ゴールドプレステージ ビジネス」は付帯サービスが充実しており、三菱UFJのゴールドクラスにあたる法人カードです。年会費は先述した「MUFGカード ビジネス」より高額ですが利用可能枠が伸張されているため、事業が好調でよりステータスの高い法人カードを所有したい法人・個人事業主に相応しい1枚といえるでしょう。「MUFGカード ゴールドプレステージ ビジネス」の主な特徴や付帯サービスなどは次のとおりです。

年会費(税抜) 10,000円・12,000円
入会対象 業歴3年以上かつ2期連続黒字決算
の法人または個人事業主
追加カード 発行枚数制限なし
利用可能枠 100万〜300万円
支払い方法 一回払い
ポイント還元率(基本) 0.5%
国際ブランド VISA・Mastercard
主な付帯サービス 国内・海外旅行傷害保険、ショッピング保険、ヘルスケア相談サービス、国内線遅延保険

本カードは利用可能枠が最高300万円と高額であるため、急な支出や宣伝広告費・交際接待費といった高額な経費の支払いにもスマートに対応できます。ただし入会は3年以上の業歴があり2期連続の黒字である企業・個人事業主に限られるため、起業から間もないスタートアップや活動歴の短いフリーランスは所有できない場合があるので注意しましょう。国際ブランドはVISA・Mastercardのいずれかを選択、または両者を同時に発行することも可能です。

カード決済で購入した商品はショッピング保険が適用される

クレジットカードでショッピング

「MUFGカード ゴールドプレステージ ビジネス」で購入した商品が破損および盗難の被害に遭った場合、年間最高300万円のショッピング保険が適用されます。ショッピング保険の適用はカード決済による購入後90日間であり、高価な仕入れ品やクライアントへの贈呈品が万が一事故で破損した場合や盗難された際でも補償でビジネスの損失をカバー可能です。

さらに「MUFGカード ゴールドプレステージ ビジネス」は国内・海外の旅行傷害保険も付帯するため、国内と海外を頻繁に行き来するビジネスマンにおすすめです。本カードで航空チケットやホテル宿泊料などの旅費を支払った場合、出張・旅行中の怪我や罹患に最高5,000万円の傷害保険が適用されます。

海外は日本と比べて医療費が高額な国が多いため、本カードのように旅行傷害保険が付帯する法人カードは渡航する際にマストなアイテムといえるでしょう。外務省のガイドラインによると、例としてアメリカ・ニューヨーク・マンハッタン区は一般的な医療機関における初診料が150〜300ドル、入院する場合は室料だけで1日あたり数千ドルが医療費の目安とされています。[注1]

[注1]世界の医療事情 アメリカ合衆国(ニューヨーク):外務省

3. 「MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス」は三菱UFJで最高クラスの法人カード

「MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス」は三菱UFJにおける最高クラスの法人カードであり、入会審査が厳格で所有できる層が一部に限られたプラチナカードに値します。本カードは海外でのショッピングで利用するとポイントが500円につき1ポイント付与される優遇サービスが設けられており、主な特徴や付帯サービスなどは次のとおりです。

年会費(税抜) 20,000円
入会対象 業歴3年以上かつ2期連続黒字決算
の法人または個人事業主
追加カード 発行枚数制限なし
利用可能枠 100万〜500万円
支払い方法 一回払い
ポイント還元率(基本) 0.5%
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
主な付帯サービス コンシェルジュサービス、国内・海外旅行傷害保険、ショッピング保険、犯罪被害傷害保険、カード不正利用被害補償、手荷物空港宅配サービス

本カードの国際ブランドはアメリカン・エキスプレスのみですが、利用可能枠は最高500万円と主な三菱UFJ法人カード3種類のなかで最も高額です。レストランやホテルの予約代行を24時間承るコンシェルジュサービスやカードを紛失・盗難された際でも安心な不正利用被害補償など、20,000円の年会費相応の付帯サービスが用意されています。

海外旅行傷害保険は自動付帯と利用付帯を合わせて最高1億円の補償

「MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス」はカードの不正利用被害補償やショッピング保険に加え、海外旅行傷害保険も付帯します。自動付帯と利用付帯はそれぞれ最高5,000万円であり、海外の出張や旅行中に怪我や罹患した際の補償は合算して最高1億円です。

法人カード所有者の健康被害に限らず、携行品が破損・盗難された際や渡航先のホテルで備品を破壊してしまった際でも補償が適用されます。さらに国内・海外で第三者による意図的な暴力やひき逃げなどに遭ったケースでは犯罪被害傷害保険が適用され、発生した治療費や入院費に最高1,000万円の補償が下りるので不測のトラブルに巻き込まれた際も安心です。

三菱UFJの法人カードは事業の規模やスタイルに合わせて適宜なクラスを選べる

三菱UFJの代表的な法人カードは「MUFGカード ビジネス」、「MUFGカード ゴールドプレステージ ビジネス」、「MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス」の3種類です。三菱UFJの法人カードは事業の規模やスタイルに合わせて適宜なクラスを選べるため、煩雑な経費精算の業務や手続きから開放されたい場合は、本稿で紹介した法人カードいずれかの発行を検討してみてはいかがでしょうか。

煩雑な経費精算を効率化!三菱UFJが発行する法人カード3種類の特徴を解説

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