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2019.04.23
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ダイナースクラブビジネスカードの締め日と支払日とは?

ダイナースクラブカードは、日本ではじめてのクレジットカードとして名を馳せています。今では数多くのブランドが軒を連ねていますが、その中でも歴史という面ではダイナースクラブカードに敵うカードはありません。

様々なシーンで使用できるダイナースクラブカードと、ビジネスにおいて特に活用することができるダイナースクラブビジネスカードがラインナップしていますが、それぞれ同じ締め日と支払日が設定されています。

ここでは、ダイナースクラブカードとダイナースクラブビジネスカードの締め日と支払日、そして他にも役立つ情報を紹介していきます。

ダイナースクラブビジネスカードの締め日と支払日は固定されている

ダイナースクラブカードにおける、法人カードとしてはダイナースクラブビジネスカードのみが該当します。ダイナースクラブカードとダイナースクラブビジネスカードにおいて、締め日と支払日は同一であり、締め日は毎月15日で、支払日は翌10日で固定されています。

実は、以前は締め日が20日に設定されていたのですが、変更となって15日に前倒しされることになりました。これによって、もし利用明細を確認して支払内容を変更したい場合、変更するまでの期間が短縮されたことになります。

支払日は変更になるケースもある

ダイナースクラブビジネスカードは原則として支払日は10日に設定されています。これは、他のクレジットカード会社でも多く見られる支払日ですが、必ずしも10日が支払日になるわけではありません。

例えば、10日が祝日の場合は、引き落としする金融機関が営業していませんので、引き落としできません。よって、この場合は翌営業日が支払日になり、引き落としされます。

支払日は前倒しになることはありませんので、基本的には毎月の支払日までに支払代金を口座に入金しておけば問題は発生しません。

契約によっては支払日が変更できる!?

ダイナースクラブカードにおいて支払日は固定されていますが、ダイナースクラブビジネスカードにおいては場合によっては支払日を変更できる可能性があります。これは、ダイナースクラブと企業側の契約によって、変更できるという可能性があります。

ただ、取引が大きな大企業でない限りは、支払日の変更はほぼ不可能です。どうしても支払を変更したい場合は、ダイナースクラブに問い合わせて交渉する必要があります。

締め日は変更されることはない

ダイナースクラブビジネスカードにおいて支払日は前倒しになる可能性はありますが、締め日については毎月15日で固定されています。実は、以前は毎月20日が締め日で土・日・祝日の場合は前営業日に設定されていました。

支払日と違って、翌営業日ではなく前営業日であったので、少し混乱しやすい状態となっていました。ただ、支払日が15日に固定されたことによって迷う必要がなくなったのは良いですね。

ダイナースクラブビジネスカードの締め日と支払日を確認する方法は?

ダイナースクラブビジネスカードでは、締め日は毎月固定されていますが、支払日について変動する可能性があります。支払漏れがあると、信用情報に傷が付く可能性があるので、正確な支払日と締め日を把握しておく必要があります。

では、どのようにすれば把握できるのでしょうか?

eステートメントで確認する

ダイナースクラブビジネスカードでは、カード保有している企業や個人向けにeステートメントというサービスがあります。eステートメントは、カードを所有していれば誰でも無料で利用することができ、登録もオンラインですぐに完了します。

通常、ご利用代金明細は書面で郵送されるのですが、eステートメントを利用すればオンラインで利用状況を確認することができます。また、毎月の引き落とし金額と支払日もチェックできますので、eステートメントを確認していればもれなく支払日と金額を確認できます。

eステートメントでは、他にも過去15ヵ月までのご利用代金明細を閲覧することができます。例えば、確定申告の時期に前年の利用実績を確認することができますので、とても便利な機能です。

一般的なカードでは、半年前までの利用明細しか確認できない場合が多いのですが、eステートメントでは15ヶ月という長期間に渡って確認できるのが良いですね。また、紙の明細書は郵送されませんので、環境保護に貢献できる点も評価できます。

もしファイルで保管したい場合でも、PDFファイルとCSVファイルでダウンロード可能となっています。他では、郵送と違いリアルタイムで明細をチェックできる点も良いですね。

ダイナースクラブ公式アプリで確認する

eステートメントと似た機能として、ダイナースクラブビジネスカード利用者の場合はダイナースクラブ公式アプリでも締め日と支払日を確認することができます。ダイナースクラブ公式アプリの画面右上にあるカギアイコンから会員専用オンラインサービスであるクラブ・オンラインにアクセス可能です。

クラブ・オンラインでは、カードの利用履歴が確認できたり、ポイントの交換なども行うことができます。スマートフォンのお知らせ通知機能とリンクさせれば、毎月忘れること無く支払日をチェックすることができるのが良いですね。

ダイナースクラブ公式アプリでは、お得なクーポンが配信されるサービスがあり、グルメで言えばダイナースクラブ会員限定コースやボーナスポイントなどを獲得できます。他にも、トラベルでは施設からのプレゼントやボーナスポイント、エンタメではヘリコプターチャーターやルージング特別優待など、最上級のサービスを利用可能です。

利用明細で確認する

eステートメントを利用すると紙明細は廃止されますが、従来どおりの紙明細も利用可能です。紙明細は毎月締め日が過ぎた後に支払日と支払い金額が明記されたものが指定の住所に郵送されます。

eステートメントの場合は、自ら見に行かないと支払日が確認できないという問題点がありますが、紙明細の場合は手元に届くことで支払日が近いことに気づくことができるというメリットがあります。エコロジーという観点では逆行することになりますが、もれなく確実に支払いしたいという方にとっては、紙明細を選択するのも良いでしょう。

eステートメントに切り替えた場合のタイミングは?

ダイナースクラブビジネスカードで紙明細からeステートメントに切り替えた場合、すぐにeステートメントに切り替わるわけではありません。タイミングとしては、毎月1日~18日に登録した場合は、原則として当月に郵送される利用代金明細から切り替わります。

毎月19日~月末までに登録した場合は、翌々月の支払における明細から切り替わることになります。もしeステートメントに切り替えたとしても、ダイナースクラブが定める条件によって必要であると判断された場合は、紙明細が郵送されることもあります。

支払方法の種類は?

ダイナースクラブカードを利用した場合、当然利用代金を支払日に支払う必要があります。クレジットカードでは、支払い方法が充実している方が利用者にとっては選択肢が広がって使い勝手の良いカードと言えます。

では、ダイナースクラブビジネスカードにはどのような支払方法が用意されているのでしょうか?

口座引き落としのみに対応!

ダイナースクラブビジネスカードでは、利用代金の支払方法としては登録した銀行口座からの引き落としのみに対応しています。他のクレジットカードでは、指定口座への振込にも対応しているケースもありますが、ダイナースクラブビジネスカードではあくまでも引き落としのみしか利用できません。

ただ、ほとんどのカードでは引き落としのみの対応であり、サービス的に劣っているというわけではありませんん。

一括払いの他にも支払方法が用意されている!

クレジットカードでは、一括払いだけでなく分割払いやボーナス払いが利用できるのが一般的です。これによって、資金繰りが少々厳しい場合は後に分散して支払うなども可能となります。

ダイナースクラブビジネスカードでは、一括払いの他にも次のような支払方法があります。

・ボーナス払い
・リボルビング払い

ダイナースクラブビジネスカードでは、一般的なカードで設定されている分割払いが利用できません。分割払いは、2枚までであれば手数料無しで利用できる事が多いのですが、便利な分割払いが利用できないのは少々物足りなさを感じてしまいます。

ダイナースクラブビジネスカードにおけるボーナス払いとしては、夏季は12月16日~6月15日、冬期は 7月16日~11月15日の中で利用することができます。支払日は固定されていて、夏季は8月10日で冬期は翌年1月10日となっています。

毎月の支払日は10日に固定されていますが、もしボーナス払いを利用した場合は通常の支払に加算されて請求されるので、ボーナス払いの請求金額をしっかりと把握しておくことが重要です。なお、ボーナス払いの場合は手数料はかかりませんので、利用しやすいのが良いですね。

リボルビング払いの場合、ショッピングリボ利用可能枠の範囲内において、利用金額や件数に関係なく毎月のお支払いについて、一定の元金に手数料を加えて支払う方法です。例えば、リボルビング払いの額を毎月10万円に設定していて、前月の利用金額が12万円の場合であっても支払金額は10万円となります。

但し、支払いできなかった2万円と手数料が翌月以降にプールされます。逆に、10万円に設定していても5万円しか利用がなく、残金もない場合は支払は5万円のみで良いという事になります。

毎月ある程度決まった資金しかなく、支払いは資金に対して上下する場合はリボ払いにすることで支払できないというリスクは回避できます。但し、一括払いやボーナス払いと違って手数料がかかる点は考慮しなければなりません。

リボルビング払いの設定については、クラブ・オンラインから容易に行うことができます。

ダイナースクラブビジネスカードを使用する上での注意点は?

何かと使用するシーンが多いダイナースクラブビジネスカードですが、利用する上で注意すべき点があります。ここでは、主な注意点とその対処法を紹介します。

支払日に支払えなかった場合は?

ダイナースクラブビジネスカードを利用する上で絶対に避けたいのが、支払日に支払できないことです。例えば引き落とし口座に入金し忘れていたり、残高が不足して引き落とせなかった場合などがあります。

基本的には、支払日の数日前には支払金額があることを確認する、もしくは入金しておく必要があります。当日に入金しても間に合う可能性もありますが、確実ではなく非常にリスクが大きいので避けるべきです。

支払できなかった場合は、ダイナースクラブから通知されるのですが、この事実が発生した時点で信用情報に記録が残る可能性があります。信用情報に記録が残ると、新規でカード発行ができなくなったり最悪の場合はカード利用が停止される可能性もあります。

企業イメージにも傷がつくことも想定されるので、確実に支払できる環境を整えるべきです。

支払できなかった場合の対処は?

もし支払できなかった場合でも、当時中に入金すれば口座引落のタイミングで当日引き落としされている可能性があります。まずは、翌日改めて通帳貴重などで決済されたかどうかを確認してください。

確認の結果、決済されていない場合は、以下の支払専用窓口まで連絡してください。
支払専用窓口:0120-099-477 (平日9:00~18:00土・日・祝日休)

電話において、指示された方法で返済することになりますが、遅延したことになりますので遅延損害金を加算した金額で返済しなければなりません。気に遅延損害金は以下の計算式で算出できます。

  • 一括払い:遅延日数÷365日(うるう年は366日)×14.56%(うるう年は14.60%)
  • リボルビング払い:遅延した元金+手数料において遅延日数÷365日(うるう年は366日)×14.56%(うるう年は14.60%) または残債務全額において遅延日数÷365日(うるう年は366日)×5.98%(うるう年は6.00%)のいずれか額の小さい方
  • リボルビング払い:遅延した元金において遅延日数÷365日(うるう年は366日)×14.56%(うるう年は14.60%) または残債務全額において遅延日数÷365日(うるう年は366日)×5.98%(うるう年は6.00%)のいずれか額の小さい方

基本的に、初めての支払遅延で翌日に連絡すれば、信用情報には記録されない事が多いですし、早急に対応すれ遅延損害金も少額で済みますので、すぐに対応するようにしましょう。

年会費の引き落としするタイミングにも注意する

毎月の支払金額をしっかりと把握して利用している企業も多いのですが、ダイナースクラブビジネスカードでは年会費として年間27,000円がかかることも忘れてはなりません。年会費の引き落としのタイミングは、カードの有効期限月の翌月が毎年の年会費のお支払い月となります。

27,000円と高額ですので、毎年年会費の引き落とし月は多めに資金を確保しておくようにしてください。

ダイナースクラブビジネスカードの締め日と支払日は変更できない

ダイナースクラブビジネスカードでは、例外こそありますが基本的に締め日と支払日は変更できません。もし一括払いをリボルビング払いに変更したい場合は、締め日である15日以前に対応しておく必要があります。

また、締め日以降で支払い金額が確定しますので、毎月の支払の前には必ず利用明細をチェックしておき、確実に支払うようにしてください。また、リボルビング払いで毎月一定額で支払うことによって支払できないというリスクも回避できます。

ダイナースクラブビジネスカードの締め日と支払日とは?

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