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2019.04.02
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アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEの締め日と支払日は?

このページの目次

クレジットカードは個人用だけでなく、法人用の「ビジネスカード」も便利です。さまざまな支払いにカードを使用でき、複数の支払い担当者にカードを支給することで利便性を向上することができます。

さて、個人用でも法人用でもカードを利用する際に重要なポイントの一つに「締め日・支払日」が挙げられます。特に法人用の場合、会社の信用にも関係するため、より注意深く考える必要があります。

そこで、便利なビジネスカードの一つである「アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIME」の締め日および支払日について解説します。

アプラス ビジネスカードの締め日と支払日

「アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIME」の締め日は「毎月5日」であり、支払日は「当月27日」に設定されています。

なお、27日が紐づけしている法人口座の金融機関の休業日である場合(例えば土日祝日)は、引き落としされるのは翌営業日(祝日等でなければ翌月曜日が基本)となります。

  • 締め日:毎月5日、支払日:当月27日
  • 支払日(27日)が土日・祝日の場合は金融機関の翌営業日になります。
    ※27日(土)の場合は29日(月)が支払日になり、29日(月)が祝日の場合は30日(火)となります。

何時に引き落としされる?

アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEの利用額が法人口座から引き落とされる時間は、金融機関によって異なるとされています。

27日(土日の場合は翌営業日)に入金する場合だと、入金が間に合わずに残高不足で余計なトラブルに発展する可能性があります。前日の金融機関営業時間内に十分な金額が入金されていることを確認しておきましょう。

支払日の変更は可能?

アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEは、支払日の変更はできません。毎月27日のみが支払日として設定されています(金融機関休業日を除く)。

ETCカードの締め日と支払日は?

アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEでは「アプラスETCカード」を発行できます。

ETCカードの締め日および支払日は、ETCカード利用日の翌月27日に請求となります(5月1日~31日利用分は、翌月6月27日に請求、金融機関休業日の場合は翌営業日)。

支払日が27日であることの注意点

先ほども述べた通り、アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEの支払日は毎月27日と定められています。この日付をきちんと把握しておくだけでなく、「支払日が27日である」ということの注意点をいくつか理解しておく必要があります。

27日に法人口座に十分な資金がある必要性について

まず、当然の話ではあるのですが、カードの支払日が毎月27日であるということは、27日の時点でカードに紐づけしている法人口座には十分な資金が入金されている必要があります。これは個人用のクレジットカードでも同様の話ではあるのですが、法人カードの場合は少し話が異なります。

法人カードの支払いは、基本的に会社の売り上げの一部を割いて支払うことになります。会社の経営状態がしっかりしていれば、毎月のカードの支払いにも困ることは無いでしょう。

問題なのは「カードの支払日と売上金の入金タイミングのズレがある」ことです。

小売業のように毎日いくらかの売上金が発生する形態の場合であれば、業績が順調であればいつでもある程度の資金が確保できることでしょう。しかし売り上げたタイミングと売上金が入金されるタイミングが異なる業種の場合、27日という支払日は相性が悪い可能性も考えられます。

売掛金が入金されるタイミングは会社によって異なりますが、「月末一括払い」という形態をとっているところもあるでしょう。その場合、月末から翌月初には法人口座に十分な資金を用意できるでしょうが、月末間近となると自転車操業の会社ほど資金繰りが難しくなります。

27日という日付は、まさに月末直前のタイミングであり、月末にまとまった入金がある形態の業者だと場合によっては十分な資金が用意できない可能性もあります。

もちろん、27日支払いということは決まっているのであらかじめ資金を確保しておくことも可能ですが、資金繰りが厳しい会社だと難しく感じてしまうかもしれません。

「27日」という特殊性

また、27日という日付は少し特殊な日付であるという見方もできます。それは「2月27日土曜日」のケースです。

前述の通り、アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEは27日がカード決済の支払日に設定されているのですが、27日が金融機関の休業日である場合は翌営業日が支払日となります。

金融機関は基本的に土日が休業日です。つまり、27日が土曜日または日曜日にあたる場合、翌月曜日が支払日になるのです。

問題は「2月27日が土曜日になる年」です。うるう年を除けば、毎年2月は28日までしかありません。うるう年ではない場合、2月27日が土曜日だと、翌営業日にあたるのは3月1日の月曜日です。つまり、うるう年を除く2月27日が土曜日の場合、2月中には支払日が到来せず、2日後の3月1日が支払日になります。

そして、その年の3月27日も土曜日です。しかし、2月と異なり3月には31日まで存在するため、3月27日土曜日の2日後の29日が月曜日で支払日になります。

問題なのは、2月分の支払日が3月1日で、3月分の支払日が3月29日と、3月中に2回の支払日が到来することにあります。資金繰りに苦労することは無いかもしれませんが、会計管理上、何らかの問題が生じる可能性がありますのでご注意ください。

アプラス ビジネスカードと同じ締め日・支払日の法人カード一覧

アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEの締め日・支払日は特殊なケースではなく、一般的な法人カードの締め日・決済日に相当します。

5日締め日・27日支払日に該当する法人カードは、アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIME以外にも例えば以下のカードがあります。

  • ラグジュアリーカードMastercard(ゴールド・ブラック・チタニウム)
  • ライフカードビジネス(一般・ゴールド)
  • ライフカードビジネスライト(一般・ゴールド)
  • ビジネクスト法人クレジットカード(一般・ゴールド)

なお、上記のカードの中には条件次第で支払日が27日以外になるカードもあります。

アプラス ビジネスカードの支払いが滞るとどうなる?

前述の通り、アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEには最長で50日以上の支払い猶予期間が存在します。これは、締め日からすぐの支払いについては支払日までの期間が長く、資金調達に余裕ができるということです。

例えばアプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEの場合、5日締めなので翌日6日のカード決済は翌月5日が締め日となり、支払日は27日となるので50日以上経過することになります。6日の時点で十分な資金が無い決済であっても、実際に支払う必要があるのは翌月の27日なので、かなり余裕がある計算になります。

ですが、会社の経営状況によっては、50日以上ある猶予期間でも十分な資金を確保できない可能性もあるでしょう。もし、27日の時点で法人口座に十分な資金が入金されていなければ、支払いが滞ることになります。

では、アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEの支払いが滞ってしまうとどうなるのでしょうか?

会社の信用に傷がつくことになる

アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEが滞ると、会社の信用に傷がついてしまいます。具体的には、カード会社が加盟している信用情報機関に、アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEで発生した支払いの遅延についての情報が掲載されることになるのです。

カード会社や金融機関は、加入している信用情報機関から顧客の信用情報を照会します。これにより、カード発行や融資の際に「この会社にお金を貸しても大丈夫かどうか」を判断するための材料にするのです。

1日でも支払いが遅れてしまったら、信用情報に延滞のことについて情報が記載されます。カード会社や金融機関はその情報を見ることで「この会社は過去に延滞をしている=お金を貸すのが不安だ」と判断する可能性があるのです。

致命的な延滞を繰り返せば、いわゆる「ブラックリストに載る」ことになります。これは実際にブラックリストというファイルやデータベースがあるわけではなく、信用情報の内容がカード作成やキャッシングの審査基準において、ほぼ確実に審査落ちする情報が掲載されている状態のことをいいます。

会社経営において、資金繰りは重要な要素となります。信用情報に傷がついてしまうと、法人カード作成やビジネスローンを組むなどの資金繰りのアクションに悪影響を及ぼすことになるので、支払期日に間に合わないことは健全な会社経営を続けるうえで極めて重要なことなのです。

代表者(連帯保証人)に請求が来る

法人カードの場合、さらに問題が発生します。アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEの入会に際しては、法人の代表者が「連帯保証人」になる必要があります。簡単に言えば、アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEの支払いが滞った場合、連帯保証人である会社の代表者に請求が来るということです。

資金繰りが厳しい会社の場合、会社の代表者が個人の資金を会社に融通することがあります。前述の通り支払いが滞ると会社の信用に傷がついてしまいますので、最終的に代表者が負担するのであれば支払期日までに法人口座に入金しておいた方が損失が少ないといえます。

遅延損害金が発生する

しかしながら、法人の出費は代表者個人の負担ではどうにもできないこともあります。会社も代表者も支払い能力が不十分だと、何日も延滞することになりますが、そうなると「遅延損害金」が問題となります。要するに「延滞金」のことです。

アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEの場合、支払いが滞った場合には年14.6%の割合で、支払われた日までの日数に応じた遅延損害金を支払わなければならないと規定されています。

仮に50万円の支払いが滞り、30日間の延滞が発生した場合、(50万円×14.6%)÷365日×30日=6000円の遅延損害金を追加で支払わなければならないのです。

遅延損害金は、支払いが滞っている金額が大きいほど、延滞している日数が長いほど、高額になる計算です。

高額な支払いを長く延滞してしまうと、遅延損害金だけで相応の出費を強いられることになりますので、締め日と支払日を把握したうえで計画的な利用を心がける必要があります。

延滞等に関する「よくある質問」

延滞やそれに関係する事柄についての「よくある質問」をまとめました。

Q.支払日当日に口座に入金しましたが、引落としの確認ができますか?

お支払日当日にご入金いただいた場合のお引落としにつきましては、金融機関によって振替時間・振替回数が異なるため、弊社では回答できかねます。お支払日当日にお引落とし口座にご入金された場合は、翌日以降にお客様ご自身で通帳の記帳を行っていただきご確認をお願いいたします。
また、弊社にて入金確認ができますのが、金融機関からの口座振替結果到着後となります。
通常、お引落とし日の3~5営業日後の入金確認となり、その間に弊社へお問い合わせいただいても、お引落としが完了しているか回答できない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

Q.27日支払日(金融機関が休日の場合は翌営業日)口座に入金するのを忘れました。口座引落としができておりません。どうすればいいですか?

アプラスの指定銀行口座にお振込みをお願いしております。
NETstation*APLUS(ネットステーションアプラス)をご利用の会員さまは、インターネットから振込口座をご確認いただけます。

Q.口座振替日に残高不足で引き落としができていなかったのですが、再振替はできますか?

申し訳ございません。口座再振替のお取扱いはございません。
アプラスの指定銀行口座にお振込みをお願いしております。
NETstation*APLUSをご利用の会員さまは、インターネットから振込口座をご確認いただけます。

このように、支払日に必要額が入金されていないと面倒なことになります。支払日の前営業日中までに必要額が入金されていることを確認しておくことをオススメします。

アプラス ビジネスカードの締め日と支払日まとめ

アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEに限った話ではありませんが、法人カードはビジネスを営む上で欠かせないアイテムの一つです。健全に利用できていれば問題ありませんが、万が一、締め日と支払日を把握し損ねて支払いが滞ることだけは避けなければなりません。

もし、支払日に間に合わないことが続けば、会社の信用に傷がつき、代表者に支払いが求められ、カードの利用が停止され、他の法人カードやビジネスローンなどの利用にも差し支えることになります。締め日と支払日をきちんと把握して、安定した支払いを心がけましょう。

アプラス ビジネスカードゴールド SBS PRIMEの締め日と支払日は?

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