アメリカン・エキスプレス法人カードのお得な特徴5つを徹底解説

ビジネスに欠かせない法人カードは慎重に選びたいところ。アメリカン・エキスプレスには個人事業主向けの法人カードの他に、大手企業向けのコーポレート・カードがあるのをご存知でしょうか。このカードにはビジネスに特化した豊富なサービスが多数用意されています。

この記事ではアメリカン・エキスプレス・コーポレート・カードの特徴についてまとめて解説いたします。

コーポレート・カードのお得な5つの特徴

ビジネス場面で活躍するアメリカン・エキスプレス・コーポレート・カードには、

• 支払いで発生したポイントを企業全体で貯められる
• カードの利用情報を企業内で使っている経費精算システムと連携可能
• 旅行傷害保険など旅行や出張に使えるサービスを多数用意
• ゴールドカードならさらに手厚いサービスを受けられる
• JR東海と提携したカードなら東海道・山陽新幹線の利用が便利に

といった5つの特徴があります。下記でそれぞれご紹介いたします。

1. 支払いで生じたポイントを企業単位で貯められる

アメリカン・エキスプレスには、カードの支払いによって貯まったポイントを企業単位で管理できる「コーポレート・メンバーシップ・リワード・プログラム」があります。

このポイントには以下の特徴があります。

• 100円につき1ポイント換算なので少額の支払いから貯めることができる
• 貯めるポイントに上限がない
• ポイントの有効期限がない
• プログラム登録するカードの枚数に制限がない
• カード会員が退社してもポイントは消えない

貯まったポイントは旅費やギフトカード、カード代金の支払いにも使えます。カード1枚につき追加の年会費は2,000円（税抜）です。

※ポイント加算対象外の加盟店、100円につき1ポイント換算ではない加盟店など、一部例外もあります。[注1]

[注1]アメリカン・エキスプレス：ポイントを貯める

2. カード情報を経費精算システムと連携して効率的に経費管理

カードの利用情報を企業内で利用している経費精算システムと連携できます。データは毎日送信されタイムリーに反映されるので、項目ごとに入力する手間が省けることで精算業務を大きく軽減します。※使用している経費精算システムによっては利用できない場合もあります。

また、部署やカード会員など、個別に利用可能額の設定が可能なので、これにより不正利用を防止し、経費管理を徹底できます。

3. 旅行・出張に強いサービスが多数

コーポレート・カードには最高5,000万円まで傷害死亡・後遺障害を補償してくれる旅行障害保険があります。国内では公共用のチケットをコーポレート・カードで購入している場合に、海外ではカードの利用が無くても所持している場合に対象となります。

オーバーシーズ・アシストでどこの国に居ても安心

慣れない海外旅行・出張ではトラブルがつきものです。そんな時は会員専用窓口の「オーバーシーズ・アシスト」へ連絡しましょう。

レストランやゴルフ場などの予約・変更、カードやパスポートの紛失、医師や弁護士の紹介、通訳派遣の手配など、その他多くの問題を24時間365日電話でサポートしてくれます。

適用されるのはカード会員及び同行する家族全員。特に海外で体調を崩したり、貴重品を紛失したりするとどこに助けを求めるべきか慌ててしまうことでしょう。そんな時に電話番号やサービス内容の確認しておくことで、すぐに最適なアドバイスがもらえます。

いつでも国内航空券を手配できるANA@desk＆JAL Online

急な出張を言い渡されて自分で移動手段を手配する時、必ずしも航空券の予約ができる時間があるとは言い切れません。

そうした場合にANA@deskとJAL Onlineで24時間365日、いつでもインターネットから国内の航空券を専用運賃で手配できるのがコーポレート・カードの強みです。予約から精算までの流れを全てオンラインで行えます。

予約を取り消した場合でも取消手数料や払戻手数料がかかりません。（予約変更できない運賃など、対象外もあります。）さらに、毎月締めで発券情報をレポートしてくれるので会計処理を効率化できます。

他にもコーポレート・カード1枚につきETCカードを5枚までの申し込みや、出先で急に現金が必要な場合にキャッシング・サービスで気軽に現金を下ろすことが可能です。

4. ゴールドカードは更にサービスが充実している

コーポレート・カードには上で挙げたサービスを利用できる緑色のカードと、金色のゴールド・コーポレート・カードがあります。1枚につき年会費22,000円ですが、国内外の旅行・出張に特化した以下のようなサービスが魅力的です。

登録制の空港ラウンジでフライトまでの時間を有意義に過ごせる

出張が多いとフライトまでの時間もなるべく有効にしたいところです。国内の主要空港や、ハワイのホノルル空港、韓国の仁川国際空港の空港ラウンジを同伴者1名含めて無料で利用できます。

さらにプライオリティ・パス提携の国内外1,200ヶ所以上の登録制空港VIPラウンジを年会費無料で登録可能です。1回32米ドルまでの利用料が年間2回まで無料になるのも見逃せません。

かさばる手荷物を無料で宅配

海外旅行の際に荷物の無料宅配サービスがあります。希望の場所から空港まで、カード会員1名につきスーツケース1個を無料で往復宅配してくれます。

海外旅行の際は荷物が多くなりがちで空港までの道中で苦労するかもしれません。そんな苦労を軽減してくれるでしょう。※対象：成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、羽田空港

世界中の対象スポットで無料無制限でWi-Fiが利用できる

世界約40万箇所のWi−Fiスポットに接続できるサービスの「Boingo」が提供する対象スポットで無料無制限にWi-Fiを利用できます。最大4台までデバイスを登録でき、Wi-Fiによるローミング費用も発生しないので安心です。

5. 東海道・山陽新幹線の利用が多い方は提携カードで更にオトク

この他にもJR東海と提携した「アメリカン・エキスプレス・JR東海エクスプレス・コーポレート・カード」があります。

このカードにも緑色と金色があり、それぞれのサービスに加えて東海道・山陽新幹線の乗車がオトクになる「エクスプレス予約」が利用できるようになります。1枚につき追加で1,250円（税抜）の手数料ですが、金額以上のサービスが豊富に揃っています。

エクスプレス予約の割引価格で好きな席をお得にゲット

エクスプレス予約を利用すると、例え当日でも1年中割引価格で東海道・山陽新幹線の全区間を利用できます。早特商品もあり、乗車が3日前までに確定していればさらにお得です。一回の利用で1,000円前後、区間によっては2,000円近く割引になる場合も！

もし、スケジュールが不安定なお仕事だったとしても、専用サイトから受付時間内（5:30〜23:30）に何度でも手数料無料で予約変更可能なので安心。また、EX予約専用ICカードを使えば乗車までスムーズです。自由に席を何度でも変えられるのは忙しいビジネスマンにとっても嬉しいですよね。

利用実績はデータ形式だから会計の手間を軽減できる

エクスプレス予約で乗車した実績データは、「誰が・どの新幹線で・どこまで行ったのか」を可視化してくれます。ご要望によっては部署別や会員別にレポートを提供してくれるので、経費予算の管理や分析もスムーズに。会計管理の手間が軽減できる上、不正利用防止にもなります。

アメリカン・エキスプレスは国内外の出張に非常に頼もしい存在

アメリカン・エキスプレスの大手企業向けカードには国内外問わずに便利なサービスが多数揃っています。他社の法人カードと比べて年会費は高めに設定されていますが、価格以上の活躍が期待できるでしょう。ぜひビジネスの相棒としてご検討ください。