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日本国内で発行される法人カードとしてもっとも高級感のあるカード、それがアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(通称アメプラ)です。
金属製のカードがプレミアム感たっぷりのアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード。
その豊富な特典やサービスも特徴の一つです。
海外旅行やプライベートで特典を活用したいと考えている人にとってはメリットを実感しやすいでしょう。
さらに、これまでインビテーションでのみ入会が可能だったこのカードが、現在申し込みでの入会が可能になっています。
これまでアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードを持ちたいと考えてきた方にとっては、まさに今がチャンスと言えます。
この記事では、プライベートやビジネスで特典利用が充実している、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードのメリットとデメリット、詳細について解説します。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのお申し込みはこちら
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードのメリット
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの特徴は、なんといってもその豊富な特典です。
年会費14万と高額な部類に入りますが、その分多くの特典がずらりとそろっています。
こうした特典に魅力を感じ「その特典を利用してみたい」と感じているなら申し込む価値が高いカードと言えるようでしょう。
それでは、実際にどのようなメリット・デメリット、特典があるのか見ていきましょう。
メリット
まずはアメックス・プラチナのメリットについて紹介していきます。
- 旅行やプライベートでの利用価値がたくさんある
- コンシェルジュやユニークなサポートが受けられる
- 豊富なビジネスサポートが受けられる
- インビテーションだけでなく直接の申し込みで入会が可能
旅行やホテルでの利用価値が豊富
ビジネス・カードなのに、プライベートでも利用価値がかなり高いのがこちらのカードの特徴です。
具体的には以下のような特典が受けられます。
高級ホテルの上級会員資格が得られる
高級ホテルの無償アップグレードが受けられ、アーリーチェックインやレイトチェックアウト、さらには朝食無料サービスが受けられます。
さらに、高級ホテルの無料宿泊券がプレゼントされます。
旅行や出張などでホテルに泊まる機会が多い方にはうれしい特典ですね。
なお、特典利用が可能なホテル会員は以下です。
- ヒルトン: ヒルトン・オナーズ ゴールド会員
- マリオット・ボンヴォイ: ゴールドエリート会員
- シャングリ・ラ: ゴールデンサークルジェイド会員
- Radisson Hotel Group: Gold エリートステータス
スーツケース無料宅配サービス
自宅から空港までのスーツケースの移動はなかなか大変ですが、こちらのカードでは重い荷物を持たずに手ぶらで移動できます。
楽しい旅行も、空港までの荷物のことを考えると憂鬱になるという人にとっては、このサービスはうれしいですね。
ただし、利用できる空港は以下の国際線利用時のみですので、ご注意ください。
- 羽田空港
- 成田国際空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港発着
最高ランクの旅行保険の付帯
こちらのカードでは、海外旅行の死亡・後遺障害で、最高1億円の保障が受けられます。
さらに、国内旅行でも最高5000万円までの保障が受けられ、同伴の家族も1000万円までの保障が受けられます。
まさに、ビジネスでの出張、プライベートの旅行でも大活躍のカードです。
ラグジュアリーな空港のラウンジサービス
クレジットカードに空港のラウンジサービスが付帯しているのはよくあることですが、アメプラのラウンジサービスはさらに一歩進んでいます。
この「グローバル・ラウンジ・コレクション」では7種類のラウンジの利用が可能、1200か所の空港ラウンジの利用が可能です。
ラウンジによっては、同伴者一名まで無料になるところもあります。
利用の多い空港や、ラウンジがある場合にはチェックしてみてはいかがでしょうか。
国内線の遅延保険
国内線を利用する際、天候や機材の故障などで飛行機が遅延することはよくあります。
こちらのカードでは、飛行機の遅延、手荷物の遅れなどで発生した遅延を補償してくれます。
乗り継ぎ遅延や航空便の遅延では最高3万円まで、さらに手荷物の紛失(ロストバゲージ)には最高6万円までの保障が受けられます。
ビジネスで国内出張が多いビジネスパーソンにとっては心強いサービスですね。
コンシェルジュやユニークなサポートが受けられる
その他にも、ビジネスやプライベートで利用価値の大きい以下のようなサービスが受けられます。
コンシェルジュサービス
アメックス・プラチナでは「プラチナ・セレクタリー・サービス」というコンシェルジュサービスの利用が、365日24時間利用し放題です。
ビジネスはもちろん、プライベートでの利用も可能です。
例えば、ホテルや航空券の手配、客先へのギフトやプライベートなプレゼントの手配などをお願いする人もいるようです。
ちなみに、こちらのコンシェルジュは外注先やコールセンターのスタッフなどではなく、れっきとしたアメックスの社員が対応しています。
例えばビジネスで、24時間対応の秘書を一人雇う場合、相当の人件費がかかるものの、アメプラの付帯サービスでコンシェルジュを利用できるとあっては、このサービスのためにアメプラを持ちたいと感じる人もいるようです。
高級ブランド店の貸し切りサービス
高級ブランド店で買い物をしたくても、観光客などで混雑した店内での買い物は疲れると考えてしまう人も。
そんな時は、「ファイン・ショッピング」でラグジュアリーな買い物体験が可能です。
高級ブランド店の閉店後の時間を貸し切り、プライベートショッピングができるというサービスです。
対応ブランドも多岐にわたるため、大切な人と二人で高級ブランドの買い物がしたいという人にはうってつけのサービスですね。
買い物中には、スタッフからのおもてなしも受けられ、ゆっくりと買い物が楽しめます。
対応ブランドは以下です。
- ヴェルサーチ
- フェラガモ
- アルマーニ
- ダンヒル
- ドルチェ&ガッパーナ
- バーバリー
- フェンディ
クルーザーやヘリのプライベートチャーター
ユニークかつかなり高級感のある特典がこちらです。
クルーザーやヘリをプライベートで優先的にチャーターできるサービスです。
家族や大切な方とのひと時に一味違った高級感をプラスしたいと考えている方はこちらの特典の利用を検討できるでしょう。
帝国ホテルのビジネスラウンジ
こちらのカードのさらにユニークな特典は帝国ホテルのビジネスラウンジの利用が可能になる点です。
帝国ホテルの「ミーティングスクエア」は通常、月額料金20,000円(税別)が必要です。
アメプラではこのラウンジを無料で利用できます。
大切なビジネスの商談などに活用できますね。
USJのVIPサービス
さらにこちらのカードでは、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)のツアーチケットの利用が可能です。
「ユニバーサルVIPツアー」とは、特別な入り口でパークに入り、専属のスタッフの案内で終日パーク内を回れます。
さらに、「ロイヤル・スタジオ・パス」という人気アトラクションへの優先特典を得られますから、長蛇の列に並ばずアトラクションの利用ができます。
豊富なビジネスサポートが受けられる
アメプラはビジネス・カードとして、プライベートの利用はもちろん、ビジネスで最大限に利用できます。
具体的には以下のようなサービスが活用できます。
- ビジネス・コンサルティング・サービス
- ビジネス・ワランティ・プラス
- ビジネス・セービング
- ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」
- ビジネス情報調査代行サービス
- 四半期管理レポート
- クラウド会計サービス「freee」優待
会社経営のアドバスを受けられるコンサルサービス、パソコンなどのオフィス用品の故障を修理する「ビジネス・ワランティ・プラス」も含まれます。
今のビジネスをさらに成長させたい、コンサルタントに相談してさらにステップアップさせたいと考えている方は、まずはアメプラ付帯のビジネスサービスを利
用してみてはいかがでしょうか。
インビテーションだけでなく直接の申し込みで入会が可能
特典盛りだくさんのアメックス・プラチナですが、これまでは利用実績に応じてインビテーションされない限り入手することができませんでした。
ところが、2019年4月以降こちらのカードへの直接申し込みが可能となりました。
具体的にどのような方法でこのカードを入手できるのでしょうか。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」の公式サイトより申し込み
これまでインビテーションでしか入手できなかったこちらのカード、2019年4月ごろから公式サイトに申し込みに関するメッセージが現れ話題になりました。
こちらから申し込むことはできますが、いくつかデメリットもあります。
【公式サイトからの申し込みのデメリット】
- 紹介されて審査されるよりも1-2週間かかる
- 申し込み特典ポイントが一切もらえない
他の方法での申し込みなら比較的短期間で審査が通り、ポイント特典が付くのにこのウェブからの申し込みの場合、そうした特典が一切ないため注意が必要です。
もちろん、「それでもいいから早くカードを持ちたい!」と考えている人にはこちらからの申し込みもできます。
ただ、実はこれ以外にも特典がお得な申し込み方法が他にあります。
まずは以下の方法を検討してからでも遅くはないと思います。
「アメックス紹介プログラム」
- アメックス営業担当者経由
- 紹介ウェブリンク経由
まずご紹介するのが、すでにアメックスカードを持っている人から紹介される、という方法です。
この方法では、紹介した人もされた人もそれぞれポイントがもらえます。
紹介した人は30000ポイント、紹介された人は60000ポイントです。
「アメックス紹介プログラム」には二つのルートがあります。
アメックス営業担当者経由
アメックス営業担当の方と直接会って申し込む方法です。
担当者の方が申し込みの際の注意事項などを丁寧に教えてくれ、審査の結果も電話ですぐに教えてくれます。
たた、わざわざ担当の方に合うのが面倒くさいという人には以下の方法があります。
紹介ウェブリンク経由
2019年8月よりこれまでアメックスの社員の方を通してしか紹介プログラムが受けられなかった状況が変わり、「紹介ウェブリンク」からも申し込みが可能になりました。
すべてウェブで完結できるため、わざわざ人に会って説明を聞く時間がもったいない、という方にはこちらからの申し込みを検討できます。
ただ、こちらの方法は「アメックス営業担当者経由」に比べ若干時間がかかるため、注意が必要です。
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空港での直接問い合わせ(突撃)
空港のANAアメックスのブースに直接行き、そちらのスタッフに問い合わせる方法、いわゆる「突撃」という方法で申し込み用紙をもらうこともできるかもしれません。
プラチナの申し込み用紙は通常表には出ていませんが、スタッフの方に聞くと取り出してくれるようです。
その後、もちろん収入などで審査され、他のカードとの兼ね合いなども見られます。
空港に行く機会があり、待ち時間がある場合には、ANAアメックスのブースでスタッフと話してみて、説明を聞いてみることもできるでしょう。
インビテーションを待つ
上記の方法を使ってまで、すぐにカードを申し込むことは考えておらず、実績を地道に積み上げてインビテーションを待ちたい、という方にはもちろんインビテーションを待つという方法も引き続き残されています。
「アメプラのインビテーションが来た!」という経験はなかなかうれしい経験ですから「その経験がしてみたい!」という方は、あえて自分で申し込まずにインビテーションを待ってみることもできるでしょう。
上記のように、以前に比べ申し込む方法が増えたこともあり、アメプラを持つ敷居が格段に低くなりました。
そのため「インビテーションだけの時代に比べ、プレミアム感がなくなった・・・」と嘆くアメプラ所有者の方もいるようです。
とはいえ「特典が魅力!」「あこがれのアメプラをすぐに持ちたい」という方にとっては入手方法が増えたことはうれしいニュースですね。
年会費や必要年収などのデメリット
特典盛りだくさんのアメプラですが、デメリットもいくつかあります。
- 年会費が高い
- 高額な買い物や海外旅行にあまり行かない人には向かない
- 最低年収500万円
年会費が高い
まずはその年会費:143,000円(税込)は決して安くはなく特典やプライベートでの利用があまりなさそうなら、メリットを実感できず、「ただ年会費だけが高いカード」という印象になってしまうでしょう。
高額な買い物や海外旅行にあまり行かない人には向かない
カードの特典には出張、海外旅行、ホテル宿泊などが主で、そうした外出する機会や出張の機会があまりない方には、利用する機会がなさそうな方にとってはメリットを実感するのは難しいでしょう。
最低年収500万円
申し込みの条件・審査という観点で、年収の最低ラインは500万円とされております。
ただ、年収400万円でも審査に通ったという話もあったので、一概に年収だけでダメということはないかもしれません。
プラチナというステータスとしても目立つので、欲しいという方はお申し込みしてみるのも良いかもしれません。
このページをご覧になっている方はすでにある程度の年収や実績をお持ちだと思いますので、審査通過の可能性は高いと思いますよ。
こうした、メリットとデメリットを比較し、「年会費を上回るメリットがある」と考える方にはお勧めのカードです。
法人カード選びとしてアメックス・プラチナはどんな人に向いているのか
以上の点を踏まえ、こちらのカードは以下のような方々に適したカードと言えるでしょう。
- 国内海外を問わず出張や海外旅行の機会が多い
- カードでの高額な買い物が多い
- プライベートでの外出、ホテルに宿泊するのが好き
- プライベートなコンシェルジュやビジネスコンサルタントを探している
- 金属製のカードに高級感を感じる
上記の質問に概ね該当する方々はアメプラこそまさにピッタリのビジネス・カードと言えるでしょう。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの基本情報データ | |
年会費 | 143,000円(税込) (追加カードは4 枚まで無料、5 枚目以降は1 枚につき年会費13,200 円) ※追加カードはカードの種類にかかわらず、プラスチック製での発行 |
国際ブランド | American Express |
取得方法 | 申し込み。インビテーション |
ポイントの還元率 | 0.3~3.0% |
利用限度額 | 利用者の状況に応じて個別に決まる |
支払い方法 | 1回 |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(旅行費用をカードで支払った場合) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
支払うタイミング | 金融機関によって異なる(締め日3日・引き落とし日21日、締め日7日・引き落とし日26日、締め日19日・引き落とし日翌月10日) |
申込条件 | 申し込み実績に応じたインビテーション制。年収は500万が最低ライン。 |
まとめ
あこがれのアメプラがインビテーションだけでなく「申し込み」で手に入る時代になりました。
しかも、カードの特典には魅力的なものばかりで、ワンランク上の高級感あるサービスが目白押しとなっています。
プライベートもビジネスもアクティブで充実したい、どんどん外出して大切な人との時間を持ちたいと思っておられる方におすすめのカードです。
さらに、今のビジネスでさらにステップアップしていきたいと思っておられるビジネスパーソンにとってもうってつけのカードです。
金属製のカードを取り出すたびに、「自分もアメプラを持てるようになったのか・・・」という感慨を与えてくれるもの。
その年会費を高いと見るか安いと見るかは、ライフスタイル次第とも言えます。
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