UC法人カードの解約を検討しているが、解約の仕方がわからない、本当に解約してしまってもいいのか分からない、そんな人も多くいるでしょう。
そこで、この記事では、UC法人カードを解約する方法、UC法人カードを解約する前にしておくべきこと、再契約について解説していきます。
UC法人カードの解約に悩んでいる方が知っておくべき情報が詰まっていますので、是非一度読んでみてください。
*UC法人カードには一般、クラシック、ゴールドと3種類のカードがありますが、解約方法は同じなのでまとめて解説しています。
UC法人カードを解約する方法
UC法人カードは年会費に1,250円掛かるので、UC法人カードを利用されている方の中には料金を理由に解約を検討する人も少なくないでしょう。
ですが解約の方法はカードの種類によって異なるので、UC法人カードの解約の仕方を知っておかなければなりません。
UCカードの解約は電話のみ
UC法人カードの解約手続きを行うには電話連絡をしなければなりません。
ネットを通して解約をすることは出来ないのです。ネットで対応可能な手続きは、各種変更・ポイントや明細の確認などに限られています。
UCカード解約の流れ
では電話での解約の一連の流れはどのように進んでいくのでしょうか。
はじめに、カード裏面に記載されている電話番号に電話をかけます。
カード裏面には東京(03-6893-8200)と大阪(06-7709-8555)のように、UCコミュニケーションセンターの電話番号が2つ記載されているかと思います。
これは特にどちらにかけるべきとか、近い方にかけるとかの指定は無いので、どちらに電話をかけても大丈夫です。対応時間は9:00~17:00です。12:00頃からは混み合う可能性がありますので、朝の連絡がおすすめです。
- 解約は電話のみでカード裏面の番号に連絡
東京(03-6893-8200)、大阪(06-7709-8555)
UCカードはお問い合わせ内容ごとに番号が変わるのでカード裏の番号をご確認ください。 - 対応時間は平日9:00〜17:00(土日祝日後の平日や12:00前後が混み合います)
電話をかけると、自動音声が再生されます。
そこで何の手続きをするのか選択するように言われるので解約の番号を押します。解約を選択すると自動音声は続き、カード番号と暗証番号を求められるので、間違えないように番号を押してください。
ここまで終えると、自動音声は終わりオペレーターに変わります。すでに解約を選択し、カード番号と暗証番号を送っているのでその情報は伝わっています。解約の手続きを前提に話が始まり、契約状況の確認のため電話番号を聞かれるので、答えましょう。
次に住所を聞かれ、カード解約をする上での注意点を話されます。これが終われば解約の手続きは終了です。
手続きが終わったら、法人カードの場合はカードの返却が求められるので、指示に従い返却をしましょう。
解約する前に行っておくべき作業
UC法人カードを解約する前にしておくべき作業があります。
これをしておかないと、支払う必要のないお金を支払わなければ無くなったり、様々な不利益が生じたりするでしょう。
※「UCカード/一般」「UCカード/クラシック」「UCカード/ゴールド」どの場合にも行う必要があります。
ポイントを使おう
UC法人カードの特典として、ポイント制度があります。このポイントは失効期限がなくいつでも使えます。
ですが、カードを解約してしまった後は今までためたポイントすべて消えてしまいます。
ですので、貯めたポイントが残っているのなら、すべて使い切ってから解約するのが良いでしょう。
支払い先を変更しよう
UC法人カードを自動引き落としの支払いに充てている場合、その支払先を変更しなければなりません。携帯電話の料金や家賃の引き落とし、電気・ガスなどの公共料金の支払い、その他ローンがこれに当たります。
何か一つでも当てはまる場合は解約の前に支払先の変更手続きを済ませておきましょう。この手続きをしていないと、引き落としがされない状態になってしまいます。これはつまり支払いを滞納している状態です。
滞納してしまった場合、支払いの遅延に対する損害金の支払いを求められることもあります。UC法人カードの場合、遅延損害金は年利率14.6%を日割りで請求されます。
このような不必要な出費を避けるためにも、UC法人カードを解約する前に、支払先の変更手続きをしておきましょう。
借入残高を確認しよう
UC法人カードを利用して、お金を借りている状態の方はその借入残高を確認する必要があります。
- カードローンを利用している人
- リボ払いを利用している人
- キャッシングをしている人
これらに該当する方は必ず確認してください。
UC法人カードを解約してしまうと、借入残高の請求が一括で求められます。そのため、借入残高の一括支払いが可能な現金を持ち合わせているか、確認しておきましょう。
確認をしないまま解約手続きを終え、一括請求に対応できないとなると、滞納してしまったり、他からの融資を受けなければならなかったりします。
こうなるとまた、不必要な出費になってしまいます。そのため、解約の前に借入残高の確認は怠らないようにしましょう。
再契約について
解約後に気が変わって再契約したいと思われる方もいます。そんなとき、一度解約してしまっていると、どのようになるのか解説していきます。
※「UCカード/一般」「UCカード/クラシック」「UCカード/ゴールド」が対象です。
一度契約していたからと言って審査は簡単ではない
一度審査に通過して契約していたのだから、再契約の審査は簡易的なものだろうと想定される方も多いかと思います。しかし、再契約の場合の審査も新規契約の場合の審査と同程度の審査基準で行われます。
解約後に信用情報に傷が付いている場合や収入に変化があった場合には、もちろん審査に通過するかに関わってくるので、一度契約しているからと言って再契約は簡単にできるというわけではありません。
契約時の利用情報も審査対象
再契約の場合は新規契約と違い、過去の契約時の利用情報が残っています。そのため、過去の利用情報も審査の対象になるのです。
滞納があった場合はもちろん、カードの利用があまりにも少ないと、再契約が難しくなるでしょう。
解約する前にしっかり検討しよう
UC法人カードを解約する場合、損をしないためにも確認しなければならない事項はたくさんあります。そして一度解約してしまうと、気が変わり再契約したいと思っても、審査は簡単ではなく、通らない可能性もあるでしょう。
また、残りの期間の年会費も返還されることはありません。
ですので、解約する前にもう一度しっかり検討してみることをおすすめします。