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2019.05.15
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ソフトバンクカードで使える法人クレジットカードはある?特徴と注意点も

日本が誇る大企業の一つに、ソフトバンクがあります。孫正義さんはヤフーを筆頭として魅力的なサービスを展開していますが、携帯電話サービスでも日本で最初にiPhoneを販売するなど、その先見の明は素晴らしいものがあります。

電子マネー界でも、話題沸騰しているペイペイを手がけていることで知られており、2019年5月にはソフトバンクがヤフー子会社化するというニュースも駆け巡りました。そのソフトバンクがいち早く電子マネーとして取り入れたのがソフトバンクカードです。

Tカード一体型Visaプリペイドカードという位置づけのソフトバンクカードですが、一体どのようなカードなのでしょうか?ここでは、ソフトバンクカードの特徴や法人クレジットカードとの相性について紹介します。

ソフトバンクカードの特徴

ソフトバンクが手がけているプリペイドカードであるソフトバンクカードですが、正確にはSBペイメントサービス株式会社というオンライン決済代行サービスやカード事業を取り扱うソフトバンクの子会社が発行しているカードです。

2019年1月1日にソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社から商号変更して今の名称となっていますが、誕生したのは2004年のことです。2005年にはヤフー、ソフトバンクBB、日本テレコムのコンシューマー向け決済のデータ処理を委託されるなど、古くから多くの取引を行った実績があります。

2007年には、ソフトバンク携帯電話ユーザー向けのクレジットカードとして誕生したのが、ソフトバンクカードです。ただ、クレジットカードという位置づけではありますが、実際にはプリペイドカードですのでチャージして使用する事ができます。

ソフトバンクらしく、スマートフォンアプリやインターネットサービスとの相性が良いカードとして知られており、その歴史の古さからも多くの魅力的な機能を実装しているのが特徴です。

メリット

ソフトバンクカードは様々なメリットがあるカードとして知られています。特に、次のようなメリットがあり利用者にとって大きな恩恵をもたらしています。

Tポイントが貯まる!

ソフトバンクカードの最大のメリットとしては、Tカードの機能が内蔵されている点にあります。Tカードは多くのお店で発行されているものであり、利用者が圧倒的に多いサービスですよね。

ドトールコーヒーが2019年に脱退したり、ファミリーマートも独自のポイントサービスを始めると言われており、徐々にシェアこそ低くなっているものの、まだまだポイントサービスとしては高い地位を確保しています。そのTポイントをソフトバンクカードで貯めることができるのです。

全てのTカード加盟店においてお買い物すると、200円利用ごとに1ポイントのTポイントを獲得することができます。更に、Tポイント提携先で使えば、利用金額に応じてさらにTポイントを貯めることも可能です。

Tポイント加盟店では、頻繁にキャンペーンも実施しているので、よりお得に貯めることができるのも魅力的です。お財布の中を見ていると意外とTカードが多く入っている方も多いと思いますが、ソフトバンクカードを持っていればプリペイドカード機能とTカード機能をこのカードですべて満たすことができます。

よって、財布からカード枚数を減らす効果もありますので、とても大きなメリットをもたらしてくれるのです。もちろん、Tポイントは貯めるだけでなく当然のことながら使用することで経費削減も期待することができます。

更には、毎月1日には貯めたTポイントを通常100ポイント85円相当でチャージできるのに対し、等価の100円相当でチャージすることもできますよ。

利用できる店舗が多い!

ソフトバンクカードは、既に長い年月の運営実績があり、利用できる店舗が多いのが魅力的です。VISA加盟店であればほぼすべての店舗で利用できるので、非常に便利なカードであると言えます。

主な、代表的な利用可能店舗は以下があります。

・ファミリーマート
・Yahoo JAPAN
・ウェルシア
・マルエツ
・ガスト
・スポーツデポ
・出前館
・エネオス

ここで注目したいのが、エネオスで利用できる点です。プリペイドカードの場合、サービスステーションで給油には利用できないというケースも多いのですが、ソフトバンクでは全国的に出店しているエネオスのサービスステーションで決済に使用することができます。

法人で特に出張が多い方の場合、給油も必要になってきますがソフトバンクカードを利用できるので決済も容易に行なえますし、Tポイントも貯めることができるのが良いですね。

海外でも利用可能!

ソフトバンクカードはVISAブランドが付いていますので、世界200以上の国と地域で利用できるのも魅力的です。VISAはMasterCardにも匹敵するほど世界的にシェアを誇っているブランドですので、多くの加盟店があります。

特に、有名観光地であればほとんどのお店でソフトバンクカードを利用することができます。更に、海外のVISA加盟店での支払でもTポイントが貯まるという点が魅力的です。

ソフトバンクカードでは、銀行が発行しているデビットカードのように、VISAやPLUSマークのある海外ATMで現地通貨を引き出すことができます。海外であっても、現金で支払わなければならないケースもあるので、現地通貨を引き出すことができるのはとても便利ですね。

海外ATMを利用するためには、事前にマイナンバーの確認とソフトバンクカードの暗証番号設定が必要です。マイナンバーの確認にはコールセンターへの電話と必要書類の提出が必要となり、最短でも1週間程度かかります。

TSUTAYAのレンタル登録が無料!

昨今はオンラインでDVDがレンタルできたり、動画配信サービスも充実していますが、それでも書店やレンタルショップを利用する機会が多いですよね。特に、TSUTAYAはスタイリッシュで利用しやすい雰囲気があります。

そのTSUTAYAでレンタルする場合は、会員登録が必要なのですが、ソフトバンクカードを持っていると年会費と入会金は無料となります。法人向けでも教材などでレンタルする可能性がありますが、ソフトバンクカードをそのまま利用できるのは良いですね。

アプリが優秀!

ソフトバンクカードを利用している方に向けて、ソフトバンクカードアプリがあります。ソフトバンクアプリでは、利用明細の確認を筆頭に、チャージをアプリ内で簡単に行うことができます。

利用明細は使いすぎなどのチェックを容易に行えるので、資金管理面でも役に立つこと街がありません。ただ、それだけでは他のプリペイドカードでもあるきのうなのですが、このアプリでは他にも便利な機能が満載です。

特に便利なものとしては、AIで自動的に家計簿が作成する機能があります。家計簿や利用実績の管理はかなり手間にかかるものですが、AIを活用することでその手間を省くことができると同時に、その精度の高さも魅力的です。

このように、無料で利用できるアプリひとつとっても、手を抜かず付加価値の高いものを提供しているあたりが、ソフトバンクらしいですね。

チャージした分を送金できる!

ソフトバンクカードにチャージしたものを、他のソフトバンクカード会員に対して送金することができます。1回あたり10,000円までで、月5回までの制限がありますが、非常に便利な機能ですね。

他にも、金融機関口座にも月25,000円まで送金することができます。但し、手数料として1回あたり216円がかかります。

デメリット

ソフトバンクカードはメリットが多いのですが、デメリットも存在しています。ソフトバンクカードにおけるデメリットとしては、次のような項目があります。

ポイント還元率は少々低め

ソフトバンクカードではTポイントが還元されることになりますが、プリペイドカードとしてポイントを貯めること自体が便利である半面、クレジットカードと比較すると少々還元率が低いのが難点となっています。

また、Tポイントを使用してチャージする場合、等価で交換するには毎月1日のキャンペーンを待たなければなりません。今どうしてもチャージしたい!と思っていても、85%でしか交換できないということになるので注意してください。

海外手数料が高め

ソフトバンクカードでは、プリペイドカードでは珍しく海外でも利用できるのがメリットとなりますが、海外利用時には海外事務手数料としてVISAが定める為替レートを基準として、海外取引にかかる事務手数料として4%を加え、日本円に換算してチャージ残高から減算します。

この4%という手数料は他のカードと比較しても高めであり、利用時には考慮すべきです。他にも、海外ATM引き出し手数料が1回あたり200円かかりますが、これも他のカードと比較しても高めに設定されています。

ソフトバンクカードで使えるクレジットカード一覧

ソフトバンクカードを利用するためには、チャージする必要があります。チャージする方法は後述しますが、一般的なプリペイドカードではクレジットカードでのチャージが最も手軽で便利な方法としておすすめです。

ただし、ソフトバンクカードではクレジットカードでのチャージには対応していません。それでも、ソフトバンクまとめて払いを利用することで、擬似的にクレジットカード払いにすることができます。

ソフトバンクまとめて払いとは、利用料金をソフトバンクの携帯電話利用料金と合算して支払うことができるサービスです。ソフトバンクの携帯電話利用料金はクレジットカード払いできますので、擬似的ではありますがチャージにも利用できるのです。

支払には、ほぼすべてのクレジットカード会社に対応しているのも魅力的です。法人クレジットカードでソフトバンクまとめて払いを利用するためには、まずは法人向けでソフトバンクの携帯電話を契約しなければなりません。

その上で、法人クレジットカードを支払に設定することで、ソフトバンクカードのチャージに対応することができます。

チャージ方法や使い方

ソフトバンクカードは、以前はクレジットカード機能があったのですが、今はプリペイドカードとなっているので審査がなく発行することが可能です。カードを発行したら、そのカードに代金をチャージすることで利用可能となります。

チャージする方法としては、次の方法があります。

  • 現金チャージ(ゆうちょ銀行、セブン銀行、コンビニエンスストア)
  • Tポイントのチャージ
  • 銀行口座チャージ
  • アプリ内チャージ

最もおすすめなのがアプリ内チャージであり、ソフトバンクまとめて支払いチャージですのでソフトバンクの携帯料金と合算できるのが魅力的です。

チャージしたら、ソフトバンクカードを利用可能店舗で提示するだけで決済が可能です。また、ソフトバンクカードはApple Payにも登録することが可能で、カードレスでタッチするだけで決済することもできるのが魅力的です。

iPhoneやApple Watch利用者の方なら、ぜひとも連携させておきたいですね。

その他おすすめの電子マネー

ソフトバンクカードの他にも、多くの電子マネーが存在しています。その中で、特にソフトバンクカードと似た位置づけにある電子マネーとして、次のカードもおすすめです。

au WALLET

au WALLETは、携帯事業でソフトバンクのライバルとなるauが提供しているプリペイドカードです。au WALLETはMasterCardブランドであり、ソフトバンクカード同様に海外でも利用しやすいカードになっています。

au WALLETはauユーザーでないと年会費がかかるなどの難点もありますが、もしauユーザーであれば検討の余地があるカードですね。au WALLETはクレジットカードチャージができますが、特に以下のカードからのチャージがおすすめとなっています。

  • ライフ ビジネスカード
  • EX Gold for Biz M

LINE Pay

同じくIT系の会社であるLINEが手がけるLINE Payは、急速にシェアを拡大しているカードです。JCBブランドのお店で利用できますし、独自のポイントサービスがあり、最大2%のポイント還元されるという点が魅力的です。

LINE Payもプリペイドカードではありますが、チャージにクレジットカードは利用できません。但し、クレジットカードをLINE Payに登録しておく機能があり、以下の法人カードと連携することでお得感が増します。

  • 三井住友ビジネスカード for Owners
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

まとめ

ソフトバンクカードは、Tカード機能があることでお得にTポイントを貯めることができますし、海外利用分でもTポイントが貯めることができるのが魅力的ですね。

また、Tポイントをチャージすることも可能であり、経費節減にも寄与できます。

クレジットカードからの直接的なチャージができないなど不便な点も多いですが、使い方次第では非常に有益なカードとしておすすめできます。

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