楽天プレミアムカードのビジネスカードとして発行されるのが、楽天ビジネスカード(VISA)になります。
そのため、国際ブランドはVISAのみ、支払いは一括のみとなっています。使い勝手を優先するのであれば、あまりメリットはないかもしれません。
この記事では、そんな楽天ビジネスカードの解約について、説明します。
解約手続きの流れについて
楽天ビジネスカード(VISA)の解約は、カード契約者ご本人さまからの電話のみとなります。まず、解約するカードの裏面に記載されている電話番号を確認しましょう。おそらく、楽天プレミアムカードデスクの連絡先が記載されていると思います。
楽天プレミアムカードデスクは、楽天プレミアムカード会員・楽天ビジネスカード・楽天ゴールドカードをお持ちのお客さまからの問い合わせに対応する連絡先になりますので、こちらに電話をかけましょう。
営業時間は9:30~17:30までとなりますので、電話をかける時間にはご注意ください。ちなみに、通話料金無料です。
自動音声専用ダイヤルはあるの?
カードを解約する際は、楽天プレミアムカードデスクへの連絡が最優先です。24時間・年中無休の自動音声専用ダイヤルもありますが、こちらは楽天e-NAVI同様、ポイント、利用可能額、請求額などの照会ほか、リボコースの変更、利用座高一部のみ支払いなどの問い合わせ、変更に対応しています。
解約に関しては、解約前の注意点についての案内のみとなるため、解約手続きは行えません。
ちなみに、自動音声専用ダイヤルは、通話料無料の0120-30-6910、または通話料有料の092-474-9255になります。
解約後の楽天e-NAVIの利用について
楽天会員は、会員登録することで利用できるwebサイトがあります。それが、楽天e-NAVIです。
解約前であれば、自由にログインし、請求額や支払い方法の確認、会員登録情報の変更などが行えますが、解約すると、この楽天e-NAVIにはログインできなくなりますので、注意しましょう。
楽天ポイントはどうなるの?
楽天カードをつくる目的の一つに楽天ポイントがありますが、カードを解約しても、楽天ポイントはそのまま利用できます。
しかしカードを解約する際、同時に楽天会員も退会するのであれば、解約前にポイントを確認し、使い切っておくことをおすすめします。
ETCカードはどうなるの?
カードに付帯したETCカードは解約した時点で利用不可能となります。解約前にETCカードの利用歴、残高、請求額などを確認しておきましょう。
楽天ビジネスカード(VISA)より先にETCカードのみを解約する場合については、自動音声専用ダイヤルからの解約が可能です。
0120-30-6910 に電話をかけ、ガイダンスが流れたら、5400を押します。
その後、ETCカード券面に記載されている番号、契約者ご本人の生年月日を押せば、手続き完了です。カードはハサミを入れて、ゴミとして廃棄してください。
解約後の支払いに関して
一般的にクレジットカードを解約すると、その後の支払いが一括での支払いになるカード会社がほとんどですが、楽天ビジネスカードも、基本的には、一括での支払いになります。
公式サイトには、「解約の連絡をした時点で未払い債務がある場合は引き続き請求させていただき、未払い債務を完済した時点で解約となる」旨の記載がありました。
解約手続きを行う前に、そのカードの支払い残額、利用履歴、月々の請求額などを確かめておきましょう。
楽天ビジネスカードではありませんが、このような口コミが投稿されていましたので、紹介します。
「解約の電話を入れたら、もう支払いはないと思っていたのに、ボーナス払いにした5000円が残っていて、その支払いがいつになるのかと聞かれた。土曜だったので来週の月曜日に振り込むと返事したら、振り込んだ後でもう一度電話をかけて欲しいとのこと。月曜日に再び電話をかけたら、まだ、5000円入金の確認がとれていないので、もうしばらくしてから電話をかけて欲しいとのこと。仕方がないので、翌日もう一度電話。しばらく待たされ、ようやく解約手続きが終了。解約の電話をかける前に請求残高、利用歴を確認したつもりだったが、未確定の債務があることを確認してなかったのは迂闊だった」
カードを解約する前は、すべての利用履歴、利用残高をくまなく確認した上で電話をかけることをおすすめします。
手続きに困った時は?
解約について、細々としたことを知りたい時は、チャットで問い合わせてみましょう。
楽天カードでは、チャットによる問い合わせも受付け中です。受付時間は、平日8:30~18:30まで。
問い合わせる時は、受付時間内に、公式サイトの「チャットサポートを開始」をクリックするだけです。混雑している場合は5~20分ほど待たされることもありますが、担当者にオンタイムで相談できるというメリットがあります。知りたいことをその場で聞くことができますので、解約する前のチェック、質問などに活用してみてはいかがでしょうか。
カード解約証明書の発行について
カードを解約できたか否か、不安がある時は、解約証明書を発行してもらいましょう。
発行手続きは、カード契約者ご本人から楽天プレミアムカードデスクへ、連絡を入れるだけです。ただし、解約証明書は、未払い債務を完済した時点での発行となりますので、ご注意ください。
ちなみに、お届けは手続きを終えてから2週間前後、普通郵便での発送となります。発送先は、カード契約時の届け出住所、もしくは勤務先になります。
年会費の支払いについて
年会費は、カード契約月に発生し、請求はその翌々月になります。契約月を過ぎてから解約する場合は年会費の支払いが必要になるため、通常通り、その翌々月に請求され、指定の法人口座より引き落とされます。
ちなみに、こちらのカードの年会費は2160円(税込)です。
発生した年会費は返金されませんので、解約する前に必ず契約月を確認しておきましょう。
例えば、7月が契約月とすれば、年会費の引き落としは7月の翌々月ですので、9月になります。解約するのであれば、遅くとも6月末までには手続きを終えてなければなりません。
電話が混み合う、暗証番号が分からなくなったなど、どんなアクシデントがあるかもしれませんので、余裕をもって解約手続きを行うことをおすすめします。
まとめ
楽天ビジネスカード(VISA)の解約手続きについて、説明しました。
プライベート用の楽天プレミアムカードにセットするビジネスカードとして発行されるビジネスカードです。利用しないのであれば、早めの解約をおすすめします。