P-one Business Mastercardの魅力は、何と言っても年会費が無料である点です。法人カードで年会費が無料なのは珍しいので、少しでも経費を抑えたい方へオススメのカードです。
更に、最大300万の豊富なキャッシング枠と赤字決算でも申し込み可能なので何かあった時の保険として持っておくと便利ですね。
クレジットカードを利用する際に気になるのが、締め日と支払日ですよね。
複数クレジットカードを持っていた場合、各クレジットカードの支払日を分かっていないと入金を忘れて引き落としがされてなかったなんてことにもなりかねません。
今回は、P-one Business Mastercardにおける締め日と支払日を確認しましょう。
P-one Businessの締め日と支払日はいつ?
ところで、「締め日」と「支払日」はどのような日を指しているのかご存知でしょうか?
締め日とは「カードの利用金額が確定する日」です。一方、支払日とは「確定した利用金額が口座から引き落される日」です。
「締め日」に口座残高の金額を気にする必要はありません。しかし、「支払日」は前日までに必要な分の入金を済ませておきましょう。
ちなみにP-one Business Mastercardの締め日、当月末は下記の通りです。
締め日:当月末
支払日:翌々月1日
締め日が月末なので、月の支出は請求書で把握できますね。また、支払いについても翌々月なので入金に余裕があります。全ての支払いをP-one Business Mastercardで行えば、月ごとの会計管理も楽になりますね。
P-one Businessで支払日を先延ばしする方法は?
P-one Business Mastercardの支払日は翌々月なので、入金に余裕があります。
しかし、翌々月の出費を抑えなければならない時もありますよね。
そんな時は、締め日が当月末であることを利用して翌月1日に購入しましょう。
締め日とはカードの利用金額を確定する日であるため、締め日に購入すると次の支払日に払う金額として加算されます。
しかし、締め日を過ぎれば支払い日を延ばせます。金銭的に厳しい時は、締め日を意識して購入スケジュールを立てましょう。
<例> 6月の支払額を抑えたい場合
- 4月の利用額を抑える
- 急ぎで購入する必要がなければ、5月以降に購入する
- どうしても必要だが、高額な出費はリボ払いで支払う
上記の3つを守れば、自身の出費をコントロールすることが可能です。
しかし、先延ばしにした分先の支払いが大きくなる点については注意しましょう。
支払いを先延ばしする際の注意点!カード限度額を意識しよう
締め日以降に決済を行うことで、出費を翌々月以降へ先送りできるとお伝えしました。
しかし、クレジットカードを利用する際には「締め日」「支払日」だけでなく「カード限度額」というキーワードも覚えておきましょう。
次は「カード限度額」について詳しく説明していきます。
カード限度額とは?
クレジットカードは無限に利用できる訳でなく、利用者ごとに「カード限度額」という利用できる最大金額が設定されています。カード限度額が20万円の場合、20万円以上の利用はできません。
注意しなければならないのは、限度額は月ごとに決められたものではない点です。
締め日を超えたら、支払額と同様にリセットされるものではありません。
限度額を超えて利用したい場合、どうすれば良いのでしょうか。
利用枠を復活させるには?
クレジットカードの利用枠は「支払い」を行うことで復活します。
なので、支払日に正常に処理を行えば支払った分利用枠が増えます。
利用枠が足りずに決済が行えない場合は、時間的な猶予があれば支払日まで待ちましょう。
緊急時には「繰り上げ決済」を利用しましょう
利用枠が足りず、更に時間的な猶予もないときはどうすべきなのでしょう。
そんな時は「繰り上げ決済」を利用しましょう。「繰り上げ決済」とは、名前の通り支払日の前に支払いを済ませることです。
利用枠を復活させるためには、支払いが必要でしたね。
通常は返済日まで待つ必要がありますが、繰り上げ返済を行うことで利用額を復活させることが可能です。
また、リボ払いに関して繰り上げ返済を行うと利息分が減るため、返済額によっては支払い回数を減らすことも出来ます。
P-one Businessの締め日や支払日、請求額を確認する方法は?
「締め日や支払日について、正式な案内で確認したい」
「締め日や支払日は分かったけど、請求額はどうやって確認すれば良いの?」
上記のような気持ちを持つ方も多いと思います。実際に締め日、支払日、請求額について正確な情報はどうすれば入手できるのでしょうか?
P-one Business Mastercardの締め日、支払日、請求額を確認するには、3つの方法があります。
- WEB明細書で確認する
- サポートセンターへ電話し確認する
- 郵送される請求書で確認する
具体的な方法をそれぞれ詳しく解説します。
WEB明細書で確認する
P-one Business Mastercardでは契約者向けに会員専用サイトを提供しており、ログインすることでWEB明細書の確認ができます。
WEB明細書には締め日、支払日、請求額がそれぞれ記載されているのでネット上で全て確認することが可能です。
- WEB明細書を確認するにはまず、オンライン・サービスページにアクセスします。
- 会員登録が必要なので、未登録の方はアカウントを作成しましょう。
- カード情報を入力するだけで、契約者向けの新規アカウントを作成できます。
- アカウントを作成した後、ログインページでユーザーIDとパスワードを入力します。
ログインユーザ専用のページ移動した後、締め日、支払日、請求額が記載されたWEB明細書を確認できます。
サポートセンターへ電話し確認する
P-one Business Mastercardが指定するサポートセンターへの電話でも、締め日、支払日、請求額を確認することが可能です。
P-one Business Mastercardに対応するサポートセンターの電話番号は下記になります。
・ポケットカードお客さまセンター:0120-12-9255
マイページの登録が面倒だったり、急ぎで情報が欲しい場合は、サポートセンターへ問い合わせてみましょう。
郵送される利用明細書で確認する
利用明細書を郵送に設定している人は、明細を見ることで支払日を確認できます。明細書には利用日が記載されているので、いつ何の決済を行なったかが分かります。
WEB明細の場合は、自分で確認する意識を持たねばなりません。しかし、利用明細を郵送に設定していれば毎月届いた時にチェックする習慣ができます。
また、WEB明細だと一定の保存期間を過ぎると消えてしまいます。しかし、郵送の場合は個人で保管している限りいつでも確認できます。
月1必ず確認する機会を得たい人、長期で明細書を保管したい人は明細書の郵送設定をオススメします。
契約したカードの締め日を変更するには?
P-one Business Mastercardは締め日が当月末ですが、変更したい場合はどうすれば良いのでしょうか。
結論からお伝えすると、P-one Business Mastercardの締め日は当月末しか設定出来ないので変更はできません。
締め日を変更したい理由の多くが、支払日の変更だと推測します。支払日を延ばしたい場合、サポートセンターに連絡すると、リボ払いや分割払いなどの変更が可能です。
締め日の変更はできませんが、支払方法の相談はできるので悩んだときはサポートセンターへ問い合わせてみましょう。
支払日・締め日に関する注意点
クレジットカードを利用する場合、締め日や支払日に気をつけるべきと冒頭でお伝えしました。
理由は、支払いが滞ってしまい利用者自身の「信用」に傷をつけてしまう恐れがあるためです。
クレジットカードは利用者をカード会社が「信用」することで成り立つサービスです。
その信用を「クレヒス(クレジットカードヒストリー)」と呼びます。
クレヒスに傷がつくと、カード限度額の減少、カード利用の停止、新規カードの審査不合格などが起きるかもしれません。
そんな自体を防ぐために以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 締め日は土日でも変わらない
- 銀行休業日だと支払日が変わる
- 支払いに困ったらサポートセンターへすぐに相談する
それぞれ詳しく解説していきます。
締め日は土日でも変わらない
締め日については土日でも、変わりません。
P-one Business Mastercardについては、土日であっても月末締めです。
土日でも変わらない理由は、締め日の集計を行うシステムが土日を問わず稼働しているためです。
「月末が土日だから、その日利用した分は支払いまでに余裕ができる」
上記のように勘違いしないように注意しましょう。
P-one Business Mastercardは土日に関わらず月末締めであり、翌々月の1日に利用した分が引き落とされます。
銀行休業日だと支払日が変わる
P-one Business Mastercardの支払いは金融機関によって行われます。土日祝日は金融機関の休業日なので、支払いは翌営業日となります。
支払日は土日だからといって前倒しになることはなく、後ろにズレるため入金に余裕ができます。P-one Business Mastercardの支払日は1日です。例えば1日が土曜日だった場合は、支払日は2日後の月曜日である3日になります。
つまり、2日までに入金すればよいことになり支払いまでに2日の猶予を持てるのです。
入金の関係で、支払日が1日でも後ろ倒しになることが助かる場合もあるかもしれません。
支払日を覚えていれば、資金繰りが楽になりますよ。
支払いに困ったらサポートセンターへすぐに相談する
「経営が悪化たため、今月の支払いを遅らせたい」
「振込の関係で、来月以降であれば問題ないが今月分を分割払いにしたい」
長らくカードを利用していると、時には支払いに関して悩みが出てくることもありますよね。P-one Business Mastercardはサポートセンターがあるため、支払いに困った時事前に相談すれば解決することもあります。
もちろん予定通り、決められた支払日に利用額を入金している状態が理想です。しかし、時には入金を忘れてしまったり、支払いが難しくなることもありますよね。
そんな時は、ただ支払いを遅らせるのではなく、事前にサポートセンターへ相談することをオススメします。
P-one Business Mastercardではリボ払いに対応しています。決済後の支払い方法を、リボ払いへ変更することも可能です。
このような支払い方法の変更も、サポートセンターへ問い合わせれば提案と事務手続きを行ってくれ悩みが解消できる場合もあります。
P-one Business Mastercardで支払日に入金できなかったら?
月末に仕事が立てこみ、支払日に入金が出来なかったらどうすればよいでしょうか。
P-one Business Mastercardの場合は、以下3つの方法で対応しましょう。
- サポートセンターへ相談
- 再引き落とし
- 指定口座への振り込みで
それぞれについて詳しく解説します。
サポートセンターへ相談
入金ができなかった場合は、まずサポートセンターへ連絡しましょう。
支払いが遅れると「クレジットカードヒストリー」といった、利用者の「信用」を表すものに傷がつきます。
しかし、支払いが遅れることと返済計画を事前に伝えることで傷を浅くすることができるのです。
また、返済計画が立てれず困っている場合でもサポートセンターへ相談しましょう。
自身の状況をありのままに伝えることで、サポートセンターの方から返済方法のアドバイスを貰えます。
自身でどうすれば良いか分からず、悩み続けるのは精神衛生上もあなた自身の信用のためにも避けるべきです。
入金できない時や、返済方法に悩んだ時はまずサポートセンターへ連絡してみてください。
再引き落とし
再引き落としとは、通常の支払日の後に設定されている「予備の支払日」のことです。
通常の支払日に払えなくても、再引き落とし日までに入金をすれば自動的に引き落としがされます。
P-one Business Mastercardの再引き落とし日は、毎月15日(金融機関休業日は翌営業日)となっています。
ただし、以下の金融機関は再引き落としの対象外であるため注意しましょう。
- あおぞら銀行
- シティバンク
- みずほ信託銀行
- 信用組合 ・労働金庫連合会
- 農林中央金庫
- 商工組合中央金庫
- 漁協共同組合
再引き落としの対象となる場合、再引き落としの日までに案内が届きます。
また、案内が無くとも支払いがなかった場合はカードの利用が止められてしまいます。
支払いの確認が出来るまで、カードが利用できないので支払日までに入金は済ませておきましょう。
指定口座への振り込み
口座への振り込みを忘れてただけであったり、再振り込みより前にカードを利用する必要がある場合はコールセンターへ連絡し指定された口座へ入金を行いましょう。
入金が確認でき次第、カードの停止が解除され利用できるようになります。
年に一度の利用で年会費が無料、かつ、豊富なキャッシング枠と決済後のリボ払い変更にも対応しているP-one Business Mastercard。
年会費を抑えたい人、資金繰りに困った時の保険が欲しい人はP-one Business Mastercardを検討してみると良いですね。