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「限度額が高い法人カードが欲しい」
「たくさん発行できる法人カードを探している」
こんな事業者の方も多いのではないでしょうか。
オリコビジネスカードGoldは、限度額が高く、発行できる枚数が多い法人カードです。最大1,000万円利用できるので、それなりに規模が大きい事業でもオリコビジネスカードGold1枚でまかなえます。会計処理がかなり楽になるはずです。
とくに事業規模の大きい事業主にとっては「限度額が高い」「発行できる枚数が多い」というのは大きなメリットとなるでしょう。
オリコビジネスカードGoldのメリット・デメリット、ほかのカードとの比較について見ていきましょう。
オリコビジネスカードGoldの特徴
オリコビジネスカードGoldは「事業規模が大きくなってきたことだし本格的に法人カードを導入してみようか」と検討していた事業主の方にはうってつけのカードです。
オリコビジネスカードGoldのメリット・デメリットを確認していきましょう。
メリット
オリコビジネスカードGoldは「限度額が最大1,000万円」「21枚までカード発行できる」など、中~大規模の事業を営む事業主にとってのメリットが多いのが特徴です。
また「分割払いへの対応」「空港ラウンジが無料」など細かいところまで機能が充実しているのも魅力です。
年会費2,000円とゴールドカードとしては割安ながら、コストパフォーマンスの高い法人カードです。
オリコビジネスカードGoldのメリットは以下の5つです。
- 限度額が最大1,000万円まで可能
- 21枚までカードを発行できる
- ETCカードも21枚まで作れる
- 空港ラウンジを無料で利用できる
- 分割払いができる
それぞれ見ていきましょう。
限度額が最大1,000万円まで可能
オリコビジネスカードGoldはショッピング限度額が最大で1,000万円まで設定可能です。法人カードの限度額は高くても500万円ほどが多い中で1,000万円という金額は頭一つ抜けています。
これから社員数を増やして事業規模を拡大していこうと考えているなら、この限度額の高さは大きな魅力です。
限度額が高いことで複数の法人カードを使う必要がなくなり、オリコビジネスカードGoldだけで全ての支払いを済ませることができます。
法人カードで経費の管理を楽にしたいと考えているなら、オリコビジネスカードGoldだけで全て済ませられるのは大きなメリットです。
ただし「限度額が最大1,000万円」というのには、注意点があります。
注意点は以下の2つです。
- 限度額は1法人あたりの金額
- 必ずしも1,000万円の限度額が与えられるわけではない
まず、限度額は「1法人あたりの金額」ということです。オリコビジネスカードGoldで複数枚のカードを発行した場合には、その合計が最大1,000万円ということです。
各カードに最大1,000万円の限度額が与えられるわけではありません。
オリコビジネスカードGoldに限らず、他の法人カードにおいても「利用可能枠」「限度額」といったら、一般的にはその法人が発行している全てのカードの合計金額になります。この点は注意しましょう。
注意点の2つ目としては、限度額は必ずしも1,000万円が与えられるわけではないということです。限度額については、オリコビジネスカードGoldを発行する際の審査によって決められます。
審査では、保有している全てのクレジットカードについて
- 利用額
- 返済状況
- 発行枚数
- 限度額の合計
- 利用履歴
- 収入に対する限度額の割合
- 事業歴
などをチェックされます。キャッシングの返済遅延があったり、事業規模が小さかったりすると限度額が減らされてしまいます。
ただし、限度額はあとから増額することも可能です。はじめは限度額が小さくても、事業規模が拡大してきたら増額の申請を行うこともできます。
とはいえ社員が数十名いるような規模の大きい事業主であれば、基本的には最大の限度額がもらえるはずです。
いずれにせよ経費を一括管理したい事業主の方にとっては、この限度額の高さは大きなメリットになるでしょう。
21枚までカードを発行できる
オリコビジネスカードGoldでは追加カードを20枚まで発行できます。親カードを含めると最大で21枚まで発行可能です。
21人までなら社員の一人一人にカードを持たせることができます。社員全員が法人カードを所有することで、現金での支払いを減らし、経費の管理を効率化することができるはずです。
さらにオリコビジネスカードGoldでは、クラウド会計ソフト freeeが2か月無料で使えます。こちらも合わせて利用することで、会計処理がさらに楽になります。無料期間に試してみると良いですね。
またオリコビジネスカードGoldでは、カード毎に限度額を設定することができます。限度額が多いだけに、カードを持たせた社員が不正に使い込みをしてしまわないか不安に感じる人も多いと思います。
各カード毎に限度額を設定できるので、まだ信用がない社員や役職の低い社員には限度額を低めに設定しておくなど可能です。
ETCカードも21枚まで作れる
オリコビジネスカードGoldでは、発行したすべてのカードにETC機能を付けることができます。ETCの年会費は無料です。
ETCは発行したすべてのカードに搭載することができます。つまり最大21枚までETCカードを発行できるわけです。
ETCを搭載できる法人カードはほかにもありますが、20枚以上も発行できるとなると数は限られます。一人一人にETCを持たせることができるので、営業などでは重宝するはずです。
ETCカードには、時間帯割引やマイレージサービスなど現金払いにはない特典がたくさんあります。高速道路での移動が多い場合など、ぜひ活用して行くと良いですね。
空港ラウンジを無料で利用できる
オリコビジネスカードGoldでは国内19空港、海外2空港でラウンジが無料で利用できます。年会費2,000円のゴールドカードでラウンジの無料サービスがついているのは、かなりコストパフォーマンスが高めです
ラウンジが利用できる空港は以下の通り。
▼北海道・東北
新千歳空港、秋田空港、仙台空港
▼関東
成田空港、羽田空港
▼中部
新潟空港、富士山静岡空港、中部国際空港
▼近畿
関西空港、大阪国際空港
▼中国・四国
岡山桃太郎空港、高松空港、松山空港
▼九州
福岡空港、長崎空港、熊本空港、大分空港、鹿児島空港
▼海外
仁川(インチョン)国際空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港
オリコの無料ラウンジでは、無線LAN、ソフトドリンク、新聞雑誌の閲覧、フライトインフォメーションなどのサービスを無料で提供しています。
出発までリラックスして過ごしたり、あるいは無線LANを利用して仕事の時間にあてたりと、待ち時間を有効に活用することができます。出張の際にはぜひ活用しましょう。
分割払いができる
オリコビジネスカードGoldでは、一括払い、分割払い、据置一括払いの3種類から支払い方法を選べます。据置一括払いは一定期間ごとに一括で支払う方法です。
ビジネスのスタイルに合わせて自由に支払い方法を選択していくことができます。
資金繰りが厳しい場合など、分割払いで支払いを少し先延ばしにすることもできるでしょう。法人カードでは、ほとんどのカードで一括払いのみです。そんな中で、一括払い以外の支払い方法が選べるオリコビジネスカードGoldは貴重な存在といえます。
デメリット
事業規模の大きい事業主には便利なオリコビジネスカードGoldですが、一方でデメリットも存在します。
オリコビジネスカードGoldのデメリットは以下の2点です。
- ポイントがつかない
- 付帯保険がやや手薄
デメリットをそれぞれ見ていきましょう。
ポイントがつかない
オリコビジネスカードGoldではポイントによる還元が一切ありません。ポイントによる還元でお得に利用していきたい方には、この点はデメリットになるでしょう。
オリコのゴールドビジネスカードとしては、オリコビジネスカードGoldのほかに「オリコ EX Gold for Biz」があります。こちらは還元率1.1%と高還元率です。還元率を重視して選ぶのであれば、こちらのカードが良いでしょう。
付帯保険がやや手薄
オリコビジネスカードGoldは、付帯保険がやや手薄なのもデメリットです。
国内、海外の旅行傷害保険の概要は以下の通りです。
▼国内旅行傷害保険
傷害による死亡・後遺障害:最高1,000万円
傷害・疾病治療、救援者費用、賠償責任:なし
▼海外旅行傷害保険
傷害による死亡・後遺障害:最高2,000万円
傷害・疾病治療、救援者費用、賠償責任:最高200万円
金額的にも補償内容的にも、他のゴールドカードと比べるとやや手薄です。
またショッピング保険の補償額も年間最高100万円とやや少なめです。補償にこだわるのであれば、他のクレジットカードも検討すべきでしょう。
法人カード選びとしてオリコビジネスカードGoldを比較
オリコビジネスカードGoldもいいけど、別の法人カードとも比較して慎重に選びたいと考える事業主の方もいるのではないでしょうか。
比較検討を重ねて、自分の事業にとってベストな1枚を選びたいものですね。機能やスペックについてほかの法人カードと比較していきましょう。
初めてのカード選びとして比較
はじめての法人カードなら、オリコビジネスカードGold以外ですと「三井住友 for Owners」がおすすめです。
三井住友 for Ownersは、
- 三井住友ならではの信頼性がある
- 付帯サービスが充実している
- 審査が通りやすい
など、初めて法人カードを利用する事業主に嬉しいメリットがたくさんあります。
一方で、オリコビジネスカードGoldと比較した際のデメリットとしては、
- 限度額が最大で150万円と少ない
- 支払い方法が一括払いのみ
などが挙げられます。三井住友 for Ownersは使い勝手が良いですが、大きな規模の事業全体で使うのには適しません。
「とりあえず法人カードが欲しい」という事業主の方には三井住友 for Ownersを選ぶと良いでしょう。一方で「事業規模の拡大も見据えて法人カードを選びたい」と考える事業主の方には、オリコビジネスカードGoldをおすすめします。
オリコ EX Gold for Bizと比較
オリコのゴールドビジネスカードとしては、オリコビジネスカードGoldのほかに「オリコ EX Gold for Biz」があります。
オリコ EX Gold for Bizは
- 還元率1.1%
- 支払い方法が選べる(一括払い、分割払い、据置き一括払い、リボ払い)
- キャッシング機能あり(最大100万円)
などが魅力の法人カードです。
還元率の高さやキャッシング機能は、オリコビジネスカードGoldにはないメリットです。還元率に関しては、ほかのどの法人カードと比べてもトップクラスです。
一方で、オリコビジネスカードGoldと比較すると
- 追加カードは3枚まで
- 限度額は300万円まで
などの点はデメリットになります。大きな事業で使っていくのであればオリコビジネスカードGoldの方が便利です。
オリコ EX Gold for BizかオリコビジネスカードGoldかで迷っている方は、事業規模に応じて選んでいくと良いでしょう。
オリコビジネスカードGoldの基本情報データ
オリコビジネスカードGoldの基本データは以下の通りです。
・年会費:2,000円(初年度無料)
・還元率:ポイントなし
・国際ブランド:Mastercard
・利用可能枠:10~1,000万円
・国内旅行傷害保険:最高 1,000万円
・海外旅行傷害保険:最高 2,000万円
・国内・海外渡航便遅延保険:なし
・ショッピング保険:年間限度額 100万円
・追加発行できるカード:ETCカード
・締め日:月末締め
・支払日:翌月27日払い
・申込資格:法人
まとめ
オリコビジネスカードGoldは、限度額が最大1,000万円、20枚まで発行可能など規模の大きい事業にも対応できるのが魅力の法人カードです。
年会費2,000円ながら空港ラウンジが利用できるなど機能も充実しています。
規模の大きい事業に使える法人カードをお探しの事業主の方は、オリコビジネスカードGoldを検討してみると良いですね。