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2019.04.06
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MUFGアメックス法人ゴールドカードの良し悪しと全知識!

「コストパフォーマンスに優れた法人カードが欲しい」

会社経営者や個人事業主として、ビジネスを円滑かつ効率的に進めたいと思われる方は多いと思います。

そんな人におすすめ法人カードが、「MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」になります。

国際的なブランドであるアメリカンエキスプレスのブランド性と、ゴールドカードにも関わらず、コストパフォーマンスに優れたサービス内容を持つ魅力ある一枚となっています。

会員としての特典やサービスを受けられるだけでなく、経費削減によって効率的なビジネスを行えることが特徴で、「今後ゴールドカードを一枚保有したい!」という人にはおすすめのクレジットカードと言えます。

MUFGアメックスゴールドカードを法人カードとして利用するメリットやデメリット、さらには他社との比較なども記述してありますので参考にしてみてください。

MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴

MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、国際的なブランドでもあるアメリカンエキスプレスのステータスが付与され、三菱UFJニコス株式会社から発行される法人向けのゴールドカードになります。

基本的なクレジットカードとしての機能はもちろん備わっていますが、世界的に知られるブランドを有するため、「アメリカン・エキスプレス・コネスト」や「ビジネス・アドバンテージ」と言った独自のサービス内容や優待特典、さらには特別なポイントプログラムに至るまで、ステータスやコストパフォーマンスに優れている法人カードであるだけでなく、利便性にも優れたカードと言えます。

しかし現在法人カードは、普通・ゴールドと合わせると多くの会社があらゆる種類のカードを出しています。そのため多くの方はMUFGアメックスゴールドカードと他社のゴールドカードで悩まれていることと思います。

以降ではMUFGアメックスゴールドカードのメリット・デメリットをより具体的な内容とともに解説していきます。

メリット

MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは個人法人問わず、多くの人に利用される国際ブランドであるため、今回のMUFGアメックスゴールドカードにおいても数え切れないほどのメリットが存在しています。

簡単に列挙するだけでも

  • 年会費が1,905円(税別)にもかかわずサービス内容が充実している。
  • 法人カードとして業務を効率的に行うためのツール・特典が備わっている
  • さまざまなサービスを利用することができる

このようにたくさんのメリットが存在しますが、その中でもMUFGアメックスゴールドカードがなぜ「コストパフォーマンスに優れているのか?」といったメリットを下記にいくつか列挙してありますので、参考にしてみてください。

最高2000万円までの国内・海外旅行傷害保険が付帯される!

MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費が低く設定さていますが、サービスや特典の内容は他社のゴールドカードに引けを取りません。

国内外の旅行での傷害保険は最高で2000万円まで幅広く補償されています。

またショッピング保険や国内渡航便遅延保険、カードの盗難、紛失等に不正に利用された場合であっても、被害における金額の補償をするなど、サービス内容は充実していると言えます。

POINT名人.com経由のショッピングでポイント最大25倍!

オンラインショッピングモール「POINT名人.com」は、三菱UFJニコス株式会社が提供しているサービスになります。

そのため、POINT名人.comを経由してショッピングを行うことで最大25倍のポイントを貯めることが可能です。

またPOINT名人.comは、amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、何万点ものアイテムを揃えるサービスなども利用できるため、効率的にポイントを貯めるだけでなく、利便性に富んだサービスであるということができます。

グローバルPLUSを活用しポイント付与率を最大50%UP!

グローバルPLUSとは、前年度1年間の利用金額に応じて、翌年1年間のショッピング利用時の基本ポイントを優遇するサービスになります。

グローバルPLUSは登録不要で利用できるサービスのため、活用することでさらに効率的にポイントを貯めることができます。

前年度に利用した金額が50万円以上であれば、2年目の利用分は、基本ポイントの付与率が20%アップ、前年度に利用した金額が100万円以上であれば、翌年の利用分は基本ポイントの付与率が50%アップと還元率をさらに高めることができます。

この優遇サービスはポイント獲得月から24ヶ月有効のため、多くのメリットを享受することが可能です。

魅力あるポイント優遇サービスの数々

これまでにも「POINT名人.com」や「グローバルPLUS」といったMUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを利用する上での優遇サービスを列挙してきました。

この他にも”入会初年度の特別ポイントプラグラム”というものがあり、これは国内でのショッピング利用時は、基本ポイントが1.5倍、海外でのショッピング利用時は、基本ポイントが2倍となります。

デメリット

MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、他のゴールドカードと比較した時に、年会費も安く、補償内容も充実しているため、初期の会社経営者や個人事業主にも向いている法人カードとしています。

ここではあえてデメリットとして、いくつかの点について挙げさせて頂きます。

審査基準が厳しい

法人カードの種類によっては、「申込書」と「本人確認書類」のみで通過してしまう法人カードもあるようですが、MUFGアメックスゴールドカードの申し込み資格の欄には、「原則黒字決算の法人(個人事業主含む)」と明記されています。

黒字決算となると、企業一年目などでは決算書等が存在しないため、黒字を証明することは困難になります。

ゴールドカードとしてのメリットやスペックが、一般法人カードより優れる内容であるだけに、それに比例する形で審査基準も高く設定されていることと思います。

ただし、これらの情報は具体的に公式ホームページ等に明記されているわけではありません。

そのため、気になる人は直接問い合わせを行うことも1つの手段として考えられてみてはいかがでしょうか。

還元率が低い

MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのポイント還元率は約0.5%から高くても約1%と言われています。

先述してきました通り、ポイントプログラムや優遇サービスの条件を満たすことで還元率を高めることは可能ですが、それでも他の法人カードに比べて還元率が低いのがデメリットとして挙げられます。

例えば「楽天ビジネスカード」であれば、通常時でのポイント還元率が1%と高めに設定されています。

一般的な法人カードの還元率が0.5%と考えると、楽天ビジネスカードの還元率の高さはお分かりになるかと思います。2倍になれば得られるポイントも2倍になり、より経費を削減できるメリットがあります。しかも楽天ビジネスカードの還元率の上限は驚異の5.0%と抜群に高いことから、還元率だけを見れば楽天ビジネスカードの方がお得と言えるかもしれません。

しかし、MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードと比較すると、同じゴールドカードでも年会費が12,000円と高く設定されているため、コストパフォーマンスの面でみると、MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの方が優れています。

還元率は低くても良いから総合的なサービス内容と無駄な保有コストを無くしたいという人には、MUFGアメックスゴールドカードの方が良いかもしれません。

法人カードでは付与されないポイントサービスも沢山ある

多くの人が申し込みを行う際に、「MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・カード」と「MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」で同一のサービス内容が享受できると勘違いされますが、個人カードと法人カードでは、ポイントプログラムも若干異なりがあるため注意が必要となります。

例えば「プレミアムスタープログラム」これは毎年の年会費のお支払いや、年間のショッピング利用金額が50万円以上などの条件を満たすと、優遇マーク「★印」を貯めることができます。

この印を5つ貯めると「ファイブスターメンバー」として、優遇特典を受ける権利を得られることができるというプログラムになります。

またこの特典の他にも「プレミアムBONUS」(プレミアムスタープログラムで★印を5つ揃えたメンバーのうち、前年1年間のショッピング利用金額が50万円以上の場合、ボーナスポイントを受け取れる)や、「アニバーサリーポイント」(入会時に指定したアニバーサリーである記念月にショッピングを利用すると、獲得ポイントが優遇されるサービス。

ゴールド会員の場合、ポイント付与率は通常の1.5倍)は、提携カードや法人(ビジネス)カードの場合、対象外又は一部対象外のカードがあるためこれらのサービスを受けたい場合には注意が必要になります。

今回記事を作成するにあたり、多くののサイトを拝見しましたが、その多くでこれらのサービスも「対象となっている」と明記されています。

しかし、三菱UFJニコスのサイトで確認すると、下記のように記述があります。

プレミアムスタープログラムについて
「対象外」と記述あり

アニバーサリーポイントについて
「対象外」と記述あり

プレミアムBONUSについて
ページ下に「提携カード・ビジネスカードなど、一部対象外のカードがあります。」記述あり

当サイトでは正しい情報を届けるために公式サイトを参考にしています。

また、このような条件は都度変更となる場合があるため、詳しくは公式サイトでの確認をおすすめします。

法人カード選びとしてMUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを比較

これまでは、MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードをメインに解説してきましたが、ここからはクレジットカードとして条件が近い他社のカードと比較してみようと思います。

初めてのカード選びとして比較

初めて法人カードを選ばれるのであれば、「年会費」・「審査基準」・「サービス内容」を重要視して法人カードを作るようにしましょう。

単に法人カードを作るだけでは何の意味もありません。新たに事業を始める上で、最も苦労するのが金策ですので、自身に条件に適合した法人カードを選びましょう。

法人カードをこれから作る人には、下記に列挙します法人カードがおすすめです。

  • MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • オリコEX Gold for Bizカード
  • JCB一般法人カード

オリコEX Gold for Bizカードは、年会費初年度無料(2年目以降は2000円+税)で作ることができる法人カードになります。

オリコEX Gold for Bizカードの特徴としては、カードを発行するにあたり、提出する書類は「入会申込書」と「本人確認書類」のみになります。

このため会社等の登記簿謄本や、財務会計書類の提出を省くことができるため、審査に対するハードルを下げることが可能となります。

この他にも、「空港ラウンジサービス」「国内外旅行の傷害保険」はもちろんですが、「融資金利優遇制度」や「福利厚生サービス」が含まれるなど、サービス内容は文句なしと言えます。

JCB一般法人カードは、年会費が1250円(初年度年会費無料・オンライン入会の場合に限る)で作ることができる法人カードになります。

しかも国内外の旅行に対して最高3000万円の傷害保険やショッピング保険100万円が付与されるなど、MUFGアメックスゴールドカードと同等のサービス内容を受けることができます。

ステータス、年会費等の同レベルカードと比較

MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、カードとしてのステータス制と、サービス面の充実さからコストパフォーマンスに優れている法人カードと言えます。

一般的にこれらの条件を満たした法人カードは以下の2点になります。

  • JCBゴールド法人カード
  • 楽天ビジネスカード

JCBゴールド法人カードは、年会費がオンライン入会のみ初年度無料とはあるものの、通常では10,800円と高額であるものの、国内外旅行に対する傷害保険はそれぞれ1億円、5000万円とかなり補償範囲も広くなっています。

申し込みの際は、登記簿謄本や本人確認書類、決算書などが必要になります。

ポイント還元率に関しては、基本的には0.5%と低くなっています。

もちろん他のカードと同様、ポイントアップ特典である「JCB STER MEMBERS」などプログラムを使えば還元率を高めることは可能ですが、還元率は0.8%、最大でも1〜1.3%と、後述する「楽天ビジネスカード」には遠く及びません。

楽天ビジネスカードは、年会費2,160円で加入することができる法人カードになります。ETCカードの発行手数料・年会費共に無料、先述しましたように、基本の還元率が1.0%と法人カードでは高い還元率と、業界トップクラスを誇っています。

ただし、楽天ビジネスカードを作るには、「楽天プレミアムカード」を作る必要があります。このカードの年会費が10,000円+税と、結果としてJCBゴールドカードのように支出が高くなる点がデメリットとして挙げられます。

先述した初めてのカード選びとは異なり、「ゴールドカードが欲しい」となると、法人カードとしてのステータスは格段に上がるものの、カードによっては審査の際に提出する書類が煩雑になったり、年会費が1万円台と事業を始めてすぐの経営者や個人事業主には痛い支出となってしまいます。

しかし、保険や補償内容、利用限度額などは、一般カードより好条件になりますので、普通・一般カードには備わっていない特典や付帯サービスなどでコストパフォーマンスをはかると良いかもしれません。

MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報データ

MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本データは以下の通りです。

  • 年会費:1,905円(税別) *2枚目以降は1枚につき1,000円(税別)
  • 還元率:約0.5〜1.0%
    (入会初年度は、国内でのショッピング利用で基本ポイント1.5倍、海外でのショッピング利用で基本ポイントが2倍)
  • 国際ブランド:American Express
  • 利用限度額:50万円〜200万円
  • お支払い方法:ショッピング1回払いのみ
  • 海外旅行傷害保険:最高2000万円
    (海外旅行中の事故や病気等との治療費、携行品の破損・盗難などの損害を補償)
  • 国内旅行傷害保険:最高2000万円
    (国内旅行中の事故による怪我の治療費などの損害を補償。さらには国内でのホテルや航空券のお支払いを事前に当カードで利用すると、宿泊中の火災や事故、搭乗による事故等にも適応することが可能となります。)
  • 国内渡航便遅延保険:最高2万円(航空券などの支払いを事前にカードで精算することが条件とはなりますが、旅行中の航空便の際に、預けた手荷物等の遅延が発生した場合、負担された費用を補償)
  • ショッピング保険:年間限度額100万円(カードで購入した商品の破損、盗難などの損害を購入日より90日補償)
  • 追加発行できるカード:ETCカード(発行手数料無料・年会費無料)
  • 締め日:毎月15日
  • 支払日:翌月10日
  • 申込条件:原則黒字決算の法人(個人事業主を含む)・使用者は18歳以上の方のみ

まとめ

MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、アメリカンエキスプレスのステータスが付与されるだけでなく、会社経営や個人事業主をする上で、「ゴールドカード」という一定のステータスも同時に得ることが出来ます。

しかも法人向けのゴールドカードにもかかわらず、年会費が1,905円(税別)と比較的低額に設定されていたり、利用限度額が最高200万円、海外旅行・国内旅行に対する傷害保険やショッピング保険の付帯、さらには空港ラウンジサービスなど至るまで、非常にコストパフォーマンスに優れている法人カードと言えるでしょう。

法人ゴールドカードとして独自性のある特典やサービスがない点が一部デメリットとして挙げられますが、総合的なサービス内容の充実さや、効率的なビジネスを行う上では、上位カードとも遜色ない内容となっています。

法人カードにゴールドというステータスと、コストパフォーマンスを同時に求めたい人には、MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはおすすめと言えます。

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