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2019.05.19
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マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドのメリット・デメリットと詳細まとめ

法人の中でも、経理管理でシステム化を進めているところが多いかと思います。自社で独自のシステムを構築するのも良いですが、クレジットカードやインターネットバンキングなどで容易に情報を取り込めるシステムが有ると便利ですよね。

そんな便利なシステムとして、マネーフォワードがあります。個人向けだけでなく、法人向けのサービスも提供しており、経理管理の効率化を図ることができます。そんなマネーフォワードですが、実は法人向けのクレジットカードとしてマネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドを発行しています。

では、マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドとは一体どのようなカードなのでしょうか?ここでは、マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドの良し悪しについて詳しく解説します。

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドの特徴

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドを発行しているマネーフォワードについて詳しく紹介すると、個人向けサービスとして資産管理・家計管理ツールであるマネーフォワード MEを提供しています。

他にも、自動貯金アプリのしらたまや、個人向け経済メディアのMONEY PLUSを運営しており、金融に関するさまざまなサービスを提供しているのです。2012年に設立されたばかりの会社ですが、既にこの業界では高いシェアを誇っています。

法人や個人事業主向けサービスとしては、マネーフォワード クラウドシリーズとしてクラウド会計やクラウド請求書、クラウド給与、クラウド経費などの事業者向けSaaS型サービスプラットフォームを提供しており、好評を博しています。そのマネーフォワードが、より法人のためになるクレジットカードとして発行しているのが、マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドです。

メリット

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドは、法人や個人事業主にとって非常に有益なサービスを提供しています。特に、マネーフォワードのサービスをフルに活かしている点が魅力となっています。

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドにおける、主なメリットは以下のとおりです。

VISAブランドが付帯している!

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドは、国際ブランドとしてVISAが付帯しているのが特徴です。VISAといえば、全世界でも通用するブランドとして有名で、利用できる店舗が多いのが特徴です。

特に、海外で強い印象があり、主要な店舗ではVISA加盟店であることが多いです。海外でお買い物する際には、現地通貨を用意する必要があるのですが、マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドであればキャッシュレスでスマートに決済することができます。

また、後述するポイント制度もありますので、利用する毎にお得感が増すのが魅力的です。もちろん、公共料金等の支払にも利用できますよ。

更に、Apple Payへ登録することができますので、カードレスでの決済も可能である点も評価できます。

ワールドプレゼントが利用できる!

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドは、位置づけとしては三井住友カードが発行している法人クレジットカードとなりますので、三井住友カードが提供しているワールドプレゼントを利用することができます。

ワールドプレゼントでは、キャッシング以外のクレジットカード決済で利用金額の合計1,000円毎に1ポイントが付与される仕組みとなっています。但し、以下の支払では金額上にカウントされませんので、注意してください。

  • 国民年金保険料
  • Edyチャージ
  • JR東日本モバイルSuica
  • モバイルSuica
  • JR西日本スマートICOCA
  • WAONチャージ
  • nanacoクレジットチャージ プリペイド購入・チャージ

ポイントの価値としては1ポイントあたり5円相当のとなっており、還元率にすると0.5%となり高めに設定されている印象があります。ポイント獲得月から2年間有効ですので、失効しにくいという利点もあります。

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドで貯めたワールドプレゼントポイントは、以下に交換することができます。

  • 景品交換
  • マイレージ移行
  • キャッシュバック
  • ポイント移行
  • オンラインギフトカード
  • ふるさと納税

キャッシュバックにおいては、電子マネーであるiDへのチャージにも利用可能です。iDにチャージすれば、他の支払いにも利用できるので経費削減にも活用できます。

また、ポイントの利用を個人的に行うと不平不満を生むネタとなりますが、経費の支払に使用することで不公平感を排除することも可能です。

マネーフォワード クラウドが無料体験できる!

法人における経費管理において、マネーフォワード クラウドを活用すると効率化を図ることができると好評を博しています。そのマネーフォワード クラウドは有料サービスなのですが、マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドの入会特典として3カ月無料クーポンを得ることができます。

これによって、マネーフォワード クラウドの魅力的なサービスを無料体験できることになります。マネーフォワード クラウドでは、具体的には以下の機能を実装しています。

  • 銀行やクレジットカードなどのさまざまなサービスとのデータ連携により入力作業を効率化できる
  • クラウドであり時間も場所も選ばず社内外での連携もスマートに行える
  • 移動時などの空いた時間に経費の申請や承認をスマートフォンなどから行え、レシートの読み込みにも対応している
  • 情報は無料で自動アップデートされて税制改正にもスムーズに対応できる
  • 人工知能(AI)の導入によりビッグデータを元に勘定科目を提案して、使うほど賢くなって、自動入力や自動仕訳がどんどん楽になる

これはあくまでも一例であり、他にも多くの恩恵を受けることができますよ。

ジャパンネット銀行をお得に利用できる!

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドは、口座開設特典としてジャパンネット銀行をお得に利用することができます。特に、振込手数料がずっと割引になるサービスが好評を博しています。

ジャパンネット銀行はインターネット専業銀行ですが、対応ATMが圧倒的に多く、特に不便に感じることがありません。ビジネス用口座があり、振り込みやATMの手数料が安く、来店不要でスピーディーに開設できるのも魅力的ですね。

無料でホームページを開設できる!

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドの発行特典の一つに、ペライチというホームページ開設ソフトが利用できる点も魅力的です。ペライチでは、特別な知識がなくても、初心者でも手軽にホームページを作成することができます。

利用するパソコンも、一般的なスペックのもので作成でき、更に無料で利用できるのが良いですね。ホームページの影響力は大きいので、事業拡大には欠かせないのでぜひ利用してみたいですね。

格安バーチャルオフィスも利用可能!

法人立ち上げ時に困るのが、どこにオフィスを構えようかという点です。人件費もかかりますが、意外とオフィスコストもかかるのが実情で、頭を悩ましている方も多いかと思います。

そこで、格安バーチャルオフィスを利用するのもお得です。マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドでは、初期費用が無料でワンストップビジネスセンターを利用することができます。

契約後は法人登記可能な住所貸しサービスや電話番号の取得、レンタル会議室利用など多くのオフィスサービスを利用でき、起業時のコストを低下させることができます。

WEB明細書サービスで経理も簡単!

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドではマネーフォワード クラウドが利用できるのですが、それ以外にもWEB明細書サービスも利用可能です。従来は紙ベースの明細を発行していたのですが、WEB上でいつでも明細を確認することができます。

明細は最大15ヶ月前までのものを確認でき、パソコンだけでなくスマートフォンでも閲覧できます。これで、使いすぎなどの管理も容易に行なえますね。

JRエクスプレス予約サービスが利用できる!

特に、国内で新幹線を利用して出張に出かける事が多い法人の場合、新幹線をお得な価格で利用できるととても便利ですよね、マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドでは、JRエクスプレス予約サービスを利用でき、東海道と山陽新幹線(東京〜博多間)のきっぷをお得に購入することができます。

また、チケットレスサービスも利用できますので、きっぷを紛失するなどのリスクも回避できます。事前に乗車する新幹線が決まっている場合は、ぜひ利用したいサービスですね。

三井住友カードiDが利用できる!

最近は多くの電子マネーが存在していますが、その中で比較的安定したサービスを提供しているのが三井住友カードiDです。マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドでは、そのiDも利用することができます。

iDが最も便利なシーンとしては、自動販売機で利用できる点です。小銭を入れなくても、ドリンクなどを購入できるのは魅力的ですね。

デメリット

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドは、メリットも多いのですがデメリットも存在しています。主なデメリットには、次の項目があります。

iDは別カードとなる

電子マネーとしてiDは便利ではありますが、マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドとは別カードとして発行しなければなりません。Apple Payに入れておくことでカードレスでも利用可能ですが、若干不便に感じてしまいますね。

法人カード選びとしてマネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドを比較

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドの他にも、法人クレジットカードは数多く存在しています。その中で、他の法人カードとマネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドを比較して、どのような違いがあるかを理解しておくことも重要です。

初めてのカード選びとして比較

初めてマネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドを法人カードとして導入しようと思った場合、カードのスタンスとして起業してすぐでも発行できるのが魅力的です。申込み基準も満20歳以上の法人代表者、個人事業主の方であれば申し込みができます。

また、決済口座も法人の場合は法人口座、もしくは申し込み本人の個人名義口座、個人事業主の方も個人事業主(屋号)名口座、もしくは申し込み本人の個人名義口座があれば発行可能である点も評価できます。

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドと同じく、創業したばかりでも発行しやすい法人クレジットカードには以下があります。

  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • MUFGカード ゴールドプレステージ ビジネス
  • JCB法人カード/一般カード

ステータス、年会費等の同レベルカードと比較

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドは、ゴールドカードでありVISAブランドが付帯しているので、そこそこステータスが高い印象がありますが、残念ながらゴールドカードとしての特典はあまり多くありません。

また、マネーフォワード自体もまだまだ知名度が高いとは言えないので、ステータスとしては決して高くありません。マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドと同等のステータスとなっている法人クレジットカードとしては、次が該当します。

  • EX Gold for Biz S
  • ビジネクスト・法人クレジットカードゴールド
  • SBS Executive Business Gold Card
  • ライフカードビジネスライト/ゴールドカード

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドの年会費は、10,000円となっています。これは、ゴールドカードとしては一般的な設定であり、上記カードではビジネクスト・法人クレジットカードゴールドと同じ年会費となっています。

マネーフォワード ビジネスVISAカードと比較

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドを一般カードであるマネーフォワード ビジネスVISAカードとと比較すると、主に限度額が違う点があります。また、年会費としてはマネーフォワード ビジネスVISAカードが1,250円なのに対し、マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドは10,000円と大きく違います。

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドの基本情報データ

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドの基本情報を紹介します。

・年会費:10,000円
・還元率:0.5%
・国際ブランド:VISA
・利用限度額:50万~300万円
・海外旅行傷害保険:5,000万
・国内旅行傷害保険:なし
・追加発行できるカード:ETC、三井住友iD、プラスEXカード
・締め日:末日
・支払日:26日
・申込条件:満20歳以上の法人代表者、個人事業主の方

まとめ

マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドは、特に創業したばかりの法人にとっては、最大15万円分の特典を得ることができるなど、恩恵を多く受けることができます。ただ、ゴールドカードならではの特典が少ないのは少し残念ですね。

より経理管理を効率化したい場合は、マネーフォワード ビジネスVISAカード ゴールドも選択肢の一つに入れたいですね。

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