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2019.05.06
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みずほビジネスデビットカードの評判!知って得する特徴まとめ

あなたは経費を支払う際に、どのような決済手段をとられていますか。

法人カードの場合、申込の際に審査が必要不可欠であったり、利用限度額が定められているため、与信度の低い法人や個人事業主では使い勝手の悪い決済手段になりかねません。

今回は、そんな悩みを解消する決済ツールとして注目を浴びる「みずほビジネスデビット」について解説していきます。

みずほビジネスデビットであれば、申込時の審査もなく、年会費無料で利用でき、みずほ銀行の普通預金口座を有する法人や個人事業主であれば利用することが可能です。

この記事では、みずほビジネスデビットを利用する上での特徴やメリット・デメリット、みずほビジネスデビットの評価や審査基準に至るまで解説していきます。

みずほビジネスデビットカードとは

みずほビジネスデビットとは、「みずほ銀行」と「ビザ・ワールドワイド・ジャパン」が連携し、中小企業や個人事業主を対象とした、大手銀行として初の法人向けのデビットカードになります。

また国際的なクレジットブランドでもある「VISA」のステータスが付与されていますので、世界200以上の国と地域のVisa加盟店であればどこでも利用することができます。

みずほビジネスデビットであれば、年会費無料で利用することができますし、従業員の不正利用対策、清算手続きの簡略化、経費の一括管理などに有効なツールと言えます。

次章以降からは、より詳細なみずほビジネスデビットの特徴、メリットやデメリットについて触れていきます。

みずほビジネスデビットカードの特徴

続いて解説していくのは、みずほビジネスデビットのより詳細な情報になります。

みずほビジネスデビットの特徴は、なんと言っても法人口座残高に紐付けされた「即時決済」のため、ビジネスのキャッシュレス・ペーパーレス化を実現できる点にあります。

みずほビジネスデビットのカードスペックについては下記の通りになります。

・年会費:無料
・発行手数料:1枚目無料(ただし、2枚目以降は1枚あたり1,000円+税)
・申込条件:みずほ銀行に普通預金口座をお持ちの法人・個人事業主・任意団体が対象
*カードを使用する従業員等については、満15歳以上(中学生を除く)に限定
・発行可能枚数:最大10枚まで
・有効期限:5年
・独自の特典:「Visaビジネスオファー」「Visaビジネスグルメオファー」
・支払い方法:1回払い
・海外旅行傷害保険:最高5,000万円
(海外旅行に関する所定の料金のお支払いを当カードにて行なった場合に限り、旅行中に起きた事故や病気、ケガなどに対して補償が適応されます。)
・その他の補償内容:デビットカード盗難保険
・独自の特典又はサービス:
・ポイントプログラム:なし
・提携銀行:みずほ銀行
・締め日:なし
・支払日:みずほ銀行の普通預金口座から即時引き落とし(一部の店舗では、利用店舗の都合により後日請求となる場合もある)

メリット

みずほビジネスデビットには、ビジネスカード(法人カード)にも負けず劣らずのメリットが数多く存在しています。

みずほビジネスデビットのメリットは下記の通りです。

  • 法人口座残高と直結しているため即時決済が可能
  • 年会費無料で最大10枚まで発行可能
  • 会員専用WEB機能が拡充していて使いやすい
  • カード1枚ごとに利用限度金額を設定することができる
  • 海外旅行傷害保険やデビットカード盗難保険が付帯
  • 会員様向けの特典やビジネスサポートが充実

それでは早速メリットについてより詳細な内容を交えて解説していきます。

法人口座残高と直結しているため即時決済が可能

これまで決済の多くは、法人カードに頼ったり、法人や個人事業主の与信度によって利用限度額が定められていました。

そのため「財務状況」や「設立年数」などの条件によって審査段階で落ちてしまったり、利用枠が低く設定されていたりと、創業間もない法人や個人事業主には、あまり法人カードとしてのメリットが享受されてきませんでした。

しかし、みずほビジネスデビットであれば有するみずほ銀行の口座残高に連動していますので、残高に応じた経費を支払うことができます。

また即時決済のため経費管理の透明性や社員による立て替え不要、清算手続きの簡略化にもつながりますので、これまで以上に煩雑な経理業務から解放されます。

簡単申し込み&年会費無料で最大10枚まで発行可能

みずほビジネスデビットを一言で表すと、いわば「いいとこ取り」のカードになります。

みずほビジネスデビットは、発行されるすべてのカードの年会費、1枚目の発行手数料は無料になります。

さらには申し込み時の審査も不要なため、スタートアップ企業や個人事業主の方であっても簡単に申し込みすることができます。カード自体も1枚目のカードについては「約2週間」、追加カードに関しては「約1週間程度」でお手元に届くため、緊急を要する場合でも利便性の高いカードであると言えます。

さらには最大で10枚まで発行することができ、2枚目以降を発行する場合は、「会員専用webページ」にて追加申込が行えるので、ある程度従業員を抱える法人等であっても会社全体でみずほビジネスデビットを使うことができます。

会員専用WEB機能が拡充していて使いやすい

みずほビジネスデビットには会員専用のWebサービスが用意されており、この機能を活用することで、利用するお客様が便利かつ安心にみずほビジネスデビットを利用することができます。

会員専用ページで行えるサービス内容は下記の通りです。

  • 利用限度額の設定・照会
    *設定については「管理責任者のみ」となります
  • 利用明細の照会・ダウンロード
  • 本人認証サービスの登録
  • 通知メール設定

カード1枚ごとに利用限度金額を設定することができる

従業員によるカードの不正利用を防止するための設定も施されています。

みずほビジネスデビットでは、カード一枚ごとに細かく設定することが可能です。設定範囲も、「国内・国外」でのそれぞれの決済額をはじめ、さらには「1回・1日・1ヶ月」などの利用限度額を個別に設定することができます。

設定については管理責任者のみが専用WEBサイトから行えるため、従業員による不正利用を未然に防ぐことも容易となります。

海外旅行傷害保険やデビットカード盗難保険が付帯

みずほビジネスデビットには自動付帯された各種損害保険が備わっています。

まずはビジネスカードでも目にする機会の多い「海外旅行傷害保険」になります。

万が一の時に役立つ海外旅行傷害保険ですが、事前にみずほビジネスデビットで旅行費用などを支払った場合、旅行中に起きた事故や病気、携帯品損害に対して保険が支払われます。傷害にやる死亡・後遺障害に対しては最高で5,000万円、傷害や疾病による治療費用に対しては300万円を限度に補償が支払われます。

またみずほビジネスデビットには、「デビットカード盗難保険」も付帯しています。

この機能が付くことによって、他人による盗難や紛失、偽造やカード情報の盗用などによる不正利用で被害にあわれた場合でも同様に保険金が支払われます。

保険金額としては、カード一枚あたり「1事故100万円」、「1保険期間中(カード発行日から1年)100万円限度」もの範囲をカバーしてくれますので、安心してみずほビジネスデビットを利用することができます。

会員様向けの特典やビジネスサポートが充実

みずほビジネスデビットには、ビジネスカードと同様会員向けの特典やビジネスサポートが多く備わってきます。

ビジネスを円滑にするためにはこれらのサービスの有無がカードの質を左右します。

しかし、みずほビジネスデビットであれば、接待や出張、ビジネスツールなど、さまざまなビジネスシーンで利用することができる「Visaビジネスオファー」、全国の人気レストランを優待特典付きで利用することのできる「Visaビジネスグルメオファー」など、ビジネスを強力にサポートしてくれるサービスが充実しています。

デメリット

続いて解説していくのは、みずほビジネスデビットのデメリットになります。
先ほど多くのメリットを列挙したみずほビジネスデビットですが、一方でデメリットも存在します。
みずほビジネスデビットのデメリットは下記の通りです。

  • 一部で利用できない店舗がある
  • “後払い”ではなく“即時決済”のため資金面に不安が残る
  • 利用できない時間帯がある
  • ポイントプログラムがないため法人カードと比較して還元率が低い

それでは早速より詳細な内容について解説していきます。

「“後払い”ではなく“即時決済”のため資金面に不安が残る

年会費や審査がなく、ビジネスカードにも引けを取らないみずほビジネスデビットですが、唯一欠点として挙げられるのがビジネスカードとは異なり、「〇〇締めの翌月〇〇日払い」といった後払いではなく、「原則即時決済」になります。

みずほビジネスデビットカードを利用する際は、決済用に利用しているみずほ銀行の普通預金口座に紐付けをされているため、口座残高に応じた決済しか行うことはできません。

ビジネスカードであれば与信枠が付与されていますので、後払いによって資金管理を効率的に行うことが可能ですが、みずほビジネスデビットの場合は資金管理を行う際は注意が必要となります。

一部で利用できない店舗がある

みずほビジネスデビットには、一部利用することができない加盟店が含まれています。

それは公共料金や携帯電話、プロバイダーなどの「継続決済型加盟店」や、高速道路や機内販売などの「オフライン型加盟店」になります。

利用できない時間帯がある

みずほビジネスデビットには、通常の法人カードとは異なり、利用できない時間帯が存在します。

日本時間における「毎週土曜日の22:00〜翌日曜日8:00」および「第1・4土曜日3:00〜5:00」はみずほビジネスデビットを利用することができません。

ポイントプログラムがないため法人カードと比較して還元率が低い

多くの法人カードの場合、独自の特典やポイントプログラムによって、カードを利用することによってポイントが還元されます。一般的な還元率としては平均的に0.5%、高いところだと約1%の還元率を謳っています。

しかし、みずほビジネスデビットはそれらのプログラムや特典が用意されていないため、還元率の面では法人カードより劣っていると言えます。

みずほビジネスデビットカードの評判・口コミ

続いて取り上げるのは、みずほビジネスデビットの評判や口コミになります。

既に多くの企業で導入されているみずほビジネスデビットですが、どのような評価を得ているのか気になるところかと思います。

そこであらゆる箇所に点在する評判や口コミを集めましたので、利用を検討する際の参考にしてみてください。

気になるみずほビジネスデビットカードの評判や口コミですが、Twitterやネットではこのような声があがっています。

【良い口コミ】
「デビットカードは使ったお金を預金口座から引き落とすため与信審査不要で、スタートアップ企業でも利用しやすい。」
「みずほのWEBとデビットカードがようやく来た。これで法人決算やりやすくなるので、今月一度雑貨とか買っておきたい。」
「従来の小口処理は基本現金。もしくはクレジットカードの家族カード。みずほビジネスデビットであれば、領収書がデータ管理できたり、年間費がかからず限度額も小額で決められるので使い勝手がいいと思います。」

さらに個人事業主である行政書士Iさんの口コミでは・・・
「VISA加盟店で使えるカードで、1枚目は無料ということで作りました。
個人事業主はクレジットカードが作りづらく、また開業当初は年会費もバカになりません。
なので私は事務所関係の買い物はプライベートと混同したくないので、必ず現金で買っていました。
しかし、このデビットカードが無料で作れたので事務所用品はデビットカードで支払って、経費をわかりやすくしようと思っています。」

引用元
https://twitter.com/tsugehara/status/1108871858324037632?s=21
https://twitter.com/gorinotsukudani/status/928705341835042816?s=21

やはり良い口コミの多くは「業務の効率化が図れる」や「審査不要で利用しやすい」、「決算のしやすさ」など、清算手続きの省力化に対する声が多数挙がっていました。

【悪い口コミ】
「資金繰りを考えたら支払いは後のほうが良いに決まっているのに、わざわざ使用する企業はあるのかな?スタートアップでも使いやすいとあるけどスタートアップはそもそも口座にお金ないかも(笑)」

「アカウントが個人と法人でばらけるのは、ポイント全盛期のご時世ではあまり旨味がない。」

引用元のURL
https://twitter.com/pullup0721/status/928783222787342336?s=21
https://wakuwakuwacky.com/archives/post-557.html
https://ameblo.jp/ashun14/entry-12457275442.html

一方で悪い口コミに対しては、デメリットの際にも触れた「ポイントプログラム」や「即時決済」ではなく、「後払い」を望むとの声が多く聞かれました。

やはり創業して間もない法人や個人事業主の多くは、自転車操業であることも多く、即時決済では残高次第では経費を計上することもできなくなってしまいます。

さらにはビジネスカードであればかなりのポイントが付与される昨今では、デビットカードを利用するメリットがないという声も数多く挙がっていました。

みずほビジネスデビットカードの審査基準

最後に解説していくのは、みずほビジネスデビットの審査基準についてです。

冒頭よりお伝えしている通り、みずほビジネスデビットはみずほ銀行に口座を有していれば「審査不要」の法人用デビットカードになります。

ただ、口座開設には審査があり、クレジットカードを作るよりも厳しくはありませんが、

そこでここでは、みずほビジネスデビットと同様のスペックを持った他社発行のデビットカードの紹介と、申し込み時に必要な書類についてまとめてあります。

審査が不要な法人デビットカード

みずほビジネスデビットはみずほ銀行に口座を有していれば審査不要で使うことのできる法人向けのデビットカードになります。

そこでここでは他社から発行されている同スペックのデビットカードについて紹介していきます。

今回同スペックとして列挙するカードは下記の2点になります。

  • りそなビジネスデビットカード
  • ジャパンネット銀行Visaデビットカード

りそなビジネスデビットカード

りそな銀行の事業用口座に直結した審査不要で利用できるデビットカードになります。

メインカードの年会費は初年度無料(通常は1,000円+税)だが、年1回以上利用することで翌年度の年会費を無料にすることができるので実質年会費は無料になります。

独自のメリットとしては、ご利用金額の0.6%キャッシュバックを行なっており、月額のご利用金額の合計を計算して、年2回(5月・11月)ご利用口座にキャッシュバックされます。

その他にも「盗難・海外旅行傷害保険の付帯」や「ビジネス向けの付帯サービス」など、業務を合理化するには最適のカード内容となっています。

ジャパンネット銀行Visaデビットカード

ジャパンネット銀行Visaデビットカードは、ジャパンネット銀行が発行する年会費・発行手数料無料で使えるデビットカードになります。

ジャパンネット銀行Visaデビットカードは「キャッシュカード一体型」なので便利ですし、500円につき1JNBスター(1JNBスター=現金1円)のポイントが貯まるので、還元率も期待できます。

申し込みに必要な書類

みずほ銀行に法人用の普通預金口座を有していれば、みずほビジネスデビットを発行することはできます。

そのため、みずほビジネスデビット自体の申し込み時に必要な書類はありません。

これから新たにみずほ銀行に法人用の口座を開設する場合には、下記の書類が必要となります。

[来店時]*申し込み条件は特になし
○履歴事項全部証明書
○来店者の本人確認書類(運転免許証、各種健康保険証など)
○ご印鑑
○(必要に応じて)事業内容がわかる資料など

[インターネット時]
「法人口座開設ネット受付」にて必要事項を入力することで、初回の来店を省略することが可能になります。

一次審査結果を事前に確認した上で来店できるので、口座開設もスムーズに行うことができます。

必要書類は来店時と同じものになります。申し込み条件としては、普通預金に加え、「みずほビジネスWEB」、「みずほWEB帳票サービス」、「キャッシュカード(法人用)」、「みずほビジネスデビット」の申し込みが必要となります。

まとめ

今回はみずほビジネスデビットの特徴や評判について総合的に解説してきましたが、法人や個人事業主の方にとって、新たな選択肢となることができたでしょうか。

特にみずほビジネスデビットは、2枚目以降の発行手数料はかかるものの、不要なランニングコストがなく、ビジネスにマッチした形のサービスを備えている決済ツールになります。

しかし、一般的な法人カードとは異なり、即時決済型のカードのため、運転資金の有無が必要となってくる点や、利用できない店舗が存在したりと、一部で利便性の低さが挙げられています。

しかし、審査等のハードルもないため、上記に列挙したデメリットを取り除けば、昨今のビジネススピードにマッチした決済ツールであると言えます。

みなさんもこの機会に新たな決済手段「みずほビジネスデビット」を検討してみてはいかがでしょうか。

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