1. ホーム
  2. クレジットカード(法人)の記事一覧
  3. 【一般・ゴールド・プラチナ】個人事業主向けJCBカード3種のお得なサービスを紹介
2019.04.13
1,212 views

【一般・ゴールド・プラチナ】個人事業主向けJCBカード3種のお得なサービスを紹介

個人事業主向けJCBカードを所有していると、経費の買い物でお得にポイントを貯めたり、出張時のチケット予約をネットで手軽にすませたりすることができます。

ただし、カードによって年会費や特徴、利用できるサービスに大きな差があるため注意が必要です。

受けたいサービスと予算のバランスを考えて自分に合ったカードを選べるように、「JCB法人カード」「JCBゴールド法人カード」「JCBプラチナ法人カード」それぞれの特徴や違いなどを見ていきましょう。

JCB法人カードの特徴は年会費のお得度

JCB法人カードの特徴は、年会費のお得度です。一般カードは年会費1,250円ですが、ショッピング機能だけでなく旅行傷害保険やオンライン明細システムといった便利な機能も一通り利用できます。

18歳以上の法人あるいは個人事業主ならだれでも申し込めるほか、オンラインで申し込んだ場合は初年度の年会費が無料になるキャンペーンを実施しているのもポイントです。

プライベート用のクレジットカードとは別に、ビジネス専用のクレジットをとりあえず持っておきたいという個人事業主におすすめします。

JCBゴールド法人カードの特徴は旅行・買い物補償の充実度

JCB法人カードよりワンランク上のカードが、JCBゴールド法人カードです。年会費は10,000円ですが、こちらも申し込み資格が優しく、オンラインから申請すれば初年度の年会費をタダにできます。

JCBゴールド法人カードの特徴は、旅行傷害保険の大きさ。一般カードの場合、国内外を問わず旅行中に死亡したり後遺障害の残る傷を受けたりした場合、3,000万円の保険金をもらえます。しかし、JCBゴールド法人カードなら海外で最大1億円、国内でも最大5,000万円の補償を受けられるのです。

その他、飛行機や手荷物の遅延・紛失時に一時金をもらえる制度なども利用可能です。ショッピングガード保険も海外・国内両方の買い物に適用してもらえるため、経費での買い物や出張が多い個人事業主に最適なカードになります。

JCBプラチナ法人カードの特徴は招待なしで取得できること

JCBプラチナ法人カードの特徴は、ランクの割に入手しやすいこと。通常、ゴールドカードより上のクラスのクレジットカードは、クレジットカード会社側から招待(インビテーション)をもらった人だけが審査に進めます。

しかし、JCBプラチナ法人カードは、18歳以上の法人・個人事業主であれば招待なしでも申し込みできるのです。

年会費は30,000円と安くはないものの、カードの利用可能枠が150万円以上なので、数百万円分の経費清算をクレジットカードひとつで完結させることもできます。

旅行傷害保険は国内外のどちらも最大1億円まで対応しているほか、自動車事故に巻き込まれた場合にお見舞金50,000円をもらえる「カーアクシデントケア制度」などもついているため、カードの利用額が多い人にとって非常にコストパフォーマンスのよい法人カードです。

ポイントシステム・旅行補償など3種のJCBカードに共通のサービスを紹介

オンライン上で利用明細を確認できる

JCB法人カードはインターネット上でカードとETCカードの利用明細を確認できます。

経費の買い物をすべてクレジットカードで済ませてしまえば、領収書の管理も楽になります。また、利用額に応じてポイントを貯めることができ、貯めたポイントはギフトカードやAmazonポイントへ交換して使えます。

新幹線や飛行機のチケットをオンラインで予約できる

ANAやJAL、JR東海、じゃらんといったサービスを利用する場合、事前にオンライン上でチケットの予約と支払いまですませることも可能。

チケットの用意を効率化できるほか、交通費の明細をカードの利用履歴で確認できるため、経費の見落としをする心配もありません。法人会員向けのお得な宿泊プランも利用できるため、出張費を抑えたい場合も役立つでしょう。

会計・経理作業を効率化

JCB法人カードを利用する大きなメリットとして、見逃せないのが会計・経理ソフトとの連携機能です。クレジットカードの利用明細データを、

  • 弥生会計
  • ソリマチの会計王シリーズ・みんなの青色申告
  • Concur Expense
  • 楽楽精算
  • MAJOR FLOW Z KEIHI
  • J’sNAVI NEO
  • C-five

といった大手の会計・経理ソフトならびに経費精算システムで共有することができます。初期設定をしておけば自動で履歴を会計・経理ソフトで処理できるため、経理作業の手間を大幅に軽減できるでしょう。

専用のタクシーチケットやギフトカードを購入できる

JCBが提携しているタクシー会社に対応したタクシーチケットや、ギフトやお礼等に最適なギフトカードも購入可能です。

専用ブランドのギフトカードですが、取り扱い店舗が少ないといったことはなく、「JCBプレモカード」はAmazonをはじめ全国のコンビニや百貨店で利用できます。「JCBギフトカード」に関しては、提携店舗が全国100万店以上です。

社員旅行の抽選やプレゼントキャンペーンなど、さまざまな場面で使えます。

QUICPayを追加できる

JCB法人カードの利用者は、3種類すべてのカードにタッチ式の電子マネー、「QUICPay(クイックペイ)」用のカードかモバイルアプリを追加可能。

QUICPayは支払い時に署名等が必要なクレジットカードと違って、店頭の端末にカードをかざすだけで支払いできるモバイル決済システムです。消耗品など細かい経費上の買い物が多い個人事業主が利用すれば、買い物にかかる時間を節約できるでしょう。

QUICPayは全国の飲食店やコンビニ、ドラッグストア、百貨店だけでなく、一部タクシーや空港でも利用できます。

なお、QUICPayで支払った料金に関しては、JCB法人カードへ請求がいきます。カード側の利用明細で何を買ったのか確認できるため、経費のヌケモレもありません。プリペイド式の電子マネーと違って、チャージ不要なので使いやすさも抜群です。

ETCスルーカードを発行してもらえる

JCB法人カードの所有者は、ETCスルーカードを年会費無料で発行できます。

高速をはじめ、各地の有料道路利用料をクレジットカード決済でまとめて管理できて便利なので、営業等車での移動が多い個人事業主はカード取得後に発行してもらいましょう。

一般カードとゴールドカードの違いは限度額・旅行補償・空港ラウンジ

JCBゴールド法人カードは、最低50万円から最大250万円まで決済できます。しかし、JCB法人カードだと最高でも100万円までしか買い物をすることができません。

年度末などにまとまった金額の買い物をして経費を積み増したい場合、限度額の小さな一般カードでは思うようには買い物できない可能性があるのです。一般カードと法人カードでは、旅行補償の額も変わってきます。

また、日本国内にある空港ラウンジを無料で利用できるのは、ゴールド以上のJCB法人カードを持っている人だけです。

カードがなくても約1,000円の利用料を払えばラウンジを利用できますが、ゴールドカード以上なら座り心地のよいソファやドリンクを無料で楽しめるため、飛行機での移動が多い人はJCBゴールド法人カードを選びましょう。

ただし、JCB法人カードは一般カードでも基本サービスの充実度が高いです。決済額が小さかったり、長距離移動をあまりしなかったりする場合は、大きな差を感じることはありません。

JCBプラチナ法人カードならコンシェルジュをはじめとしたサービスを受けられる

JCBプラチナ法人カードでは、一般カードやゴールドカードでは利用できないさまざまなサービスを利用できます。

24時間予約や案内等に応えてくれる「プラチナ・コンシェルジュデスク」に、世界各国にある空港ラウンジ・プラチナ会員限定の専用ラウンジを利用できるサービス、指定レストランの飲食料金が1名分タダになる「グルメ・ベネフィット」など、プラチナ会員限定のサービスは多様です。

国内外の旅行補償・ショッピング補償も充実しているため、250万円以上決済する機会がある、海外出張によくいく人にはJCBプラチナ法人カードをおすすめします。

SNSにシェアして役立つ情報をみんなに広めよう!

関連する人気の記事