コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードは、「コスモ石油の給油が安くなる」「給油専用のカードを発行できる」など、コスモ石油をよく利用している事業主の方にぴったりの法人カードです。
「Oki Dokiポイントが貯まる」「優待サービスが充実している」などコスモ石油の給油以外の特典も多く付帯しています。
「ガソリン代を安くした」「ガソリン代の清算を楽にしたい」と考えていた事業主の方ならぜひチェックしておきたい法人カードです。
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードのメリット・デメリット、ほかのカードとの比較について見ていきましょう。
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードの特徴
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードは「ガソリンが安くなる」「給油専用カードが発行できる」という2点が最大の特徴です。
一方で「ステータス性が低い」などいくつかデメリットもあります。デメリットも合わせ確認しておきたいところです。
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードのメリット・デメリットをそれぞれみていきましょう。
メリット
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードはコスモ石油での給油時のメリットが魅力の法人カードです。とくに給油専用のハウスカードは何枚でも発行可能です。ガソリン代の精算をかなり楽にしてくれるはずです。
そのほかOki Dokiポイントプログラムが付帯しているのもお得なポイントです。コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードのメリットは以下の5点です。
- コスモ石油でガソリン代が安くなる
- 給油専用のハウスカードが追加発行できる
- ETCカードが何枚でも追加発行できる
- Oki Dokiポイントプログラムが利用できる
- 優待サービスが充実
それぞれ見ていきましょう。
コスモ石油でガソリン代が安くなる
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードなら、コスモ石油でガソリン代が値引きになります。契約価格より安い「店頭クレジット価格」で給油でき、リッターあたりで2円ほど安くなります。
さらにコスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードには還元率3~5%のポイント還元もあります。つまり給油のときにはガソリン代が値引きされ、さらにポイントも付きます。給油のたびに、とってもお得に利用することができます。
給油専用のハウスカードが追加発行できる
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードでは、給油専用のハウスカードを何枚でも無料で発行可能です。
ハウスカードにはクレジット機能はなく、コスモ石油での給油の支払いにしか利用できません。したがって「営業車の給油用に従業員にクレジットカードを持たせたいけど、不正に使い込みされたりしないか心配」という事業主の方にはおすすめです。
ハウスカードは何枚でも無料で発行でき、営業車の台数分だけ発行することもできます。各営業車にハウスカードを導入すれば、さらに経費管理が楽になりますね。
ETCカードが何枚でも追加発行できる
ETCカードも無料で何枚でも発行できます。
営業車の1台1台にETCカードを備え付けることができとても便利です。ガソリン代の清算だけでなく、高速代の清算も楽になりなりますよ。
Oki Dokiポイントプログラムが利用できる
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードでは、Oki Dokiポイントプログラムによるポイント還元が利用できます。ガソリンカードでは「ポイント還元なし」のものもある中で、しっかりとポイントが貯まるのは嬉しいところです。
Oki Dokiポイントプログラムでは1000ポイントで1円がたまり、Amazonなどでのお買い物に利用できます。Amazonでは1ポイント3.5円で利用可能です。1ポイント3円~5円ほどのところが多いです。
またさらにOki Dokiポイントは他のポイントと交換することも可能です。利用できるポイント交換先は以下の通り。
nanacoポイント
dポイント
au WALLET ポイント
ビックポイント・ビックネットポイント
ジョーシンポイント
ベルメゾン・ポイント
ジョーシンポイント
楽天スーパーポイント
セシールスマイルポイント
楽天Edy
カエトクマネー
スターバックス カード チャージ
Tポイント
WAONポイント
楽天スーパーポイントは1ポイント4円で交換可能です。楽天スーパーポイントは半年間の獲得ポイントが多いほど会員ランクがアップするシステムです。
Oki Dokiポイントを利用して会員ランクがアップすれば、さらにお得に楽天が利用できるようになります。楽天スーパーポイントもさらに貯まりやすくなるでしょう。
交換可能なポイントはどれもメジャーなポイントサービスばかりです。自分のよく使うサービスで交換したポイントを使っていくことができるでしょう。
優待サービスが充実
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードは、ゴールドカードならではの充実した優待サービスも魅力の一つです。
特に健康サービスの優待に強みがあります。利用できる健康サービスは以下の通りです。
▼人間ドックサービス
提携医療機関で優待価格で受診可能。
▼健康チェックサービス
検体を郵送すると自宅で専門家からの指導が受けられるサービス。
▼ドクターダイレクト
年中無休、24時間、健康、育児、介護の相談を無料で受け付けています。
健康サービスは自分で調べてお金を払って申し込むとなると、大事なのは分かるけど中々重い腰が上がらない人も多いかと思います。優待サービスでこうしたサービスが無料で利用できるのは魅力です。
そのほか出張や旅行で使えるサービスも充実しています。
宿泊の予約をJCB提携の旅行オンラインサービスから行うと、お得にOki Dokiポイントが貯まります。国内ならポイント5倍、海外なら12倍とかなりの高倍率です。
また海外へのパッケージツアーでは手荷物無料サービスがあります。海外へのパッケージツアーにJCBトラベルデスクから申し込むと、手荷物の無料宅配券をプレゼントされます。手荷物が減ればもっと旅行が楽しめそうですね。
さらに空港ラウンジサービスもあります。国内主要空港のラウンジが無料で使えます。ラウンジでは、無線LAN、ソフトドリンク、新聞・雑誌の閲覧などの各種サービスを利用可能です。出張前までの待ち時間もリラックスして過ごすことができるでしょう。
デメリット
「給油が安くなる」「ハウスカードが発行できる」など営業車をよく使う事業ではメリットが多いコスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードですが、デメリットもいくつかあります。
デメリットもチェックしたうえで、実際に発行するかを判断していきましょう。コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードのデメリットは以下の2点です。
- ステータス性が低い
- 年会費が高い
- 還元率が低い
それぞれ見ていきましょう。
ステータス性が低い
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードは、ガソリンカードとあってステータス性は低めです。
ステータス性を最優先するなら、アメックス・ビジネスゴールドがおすすめです。年会費は31,000円と高めですが、ステータス性は抜群です。
ガソリンカードとしてのメリットよりもまずはステータス性を重視したいのなら、アメックス・ビジネスゴールドを検討してみると良いでしょう。
年会費が高い
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードの年会費は10,000円とそれなりの価格です。最安の水準の価格設定ではありません。
安くゴールドカードをと考えているなら年会費2,000円の「オリコ EX Gold for Biz」や「ライフカードビジネスゴールド」などがおすすめです。
また、とにかく「コスモ石油のガソリンカードが欲しい」というのであれば、一般カードのの方に申し込み手もあります。一般カードなら年会費1,250円で利用できます。年会費が高いと感じたらこちらを検討すると良いでしょう。
還元率が低い
還元率の高さを売りにしている法人カードと比べると、コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードの還元率は低めです。
還元率で選ぶなら、「楽天ビジネスカード」がおすすめです。こちらの還元率は常時1.0%で、キャンペーンではポイントが5倍以上にアップすることも頻繁にあります。還元率で選ぶなら楽天ビジネスカードを検討してみると良いでしょう。
法人カード選びとしてコスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードを比較
事業で使う法人カードだからこそ、色んなカードを検討して慎重に決めたいという方も多いと思います。他のカードとも比較し、最適な1枚を選びましょう。
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードと他の法人カードとの比較を見ていきましょう。
初めてのカード選びとして比較
初めてのカードとして、おすすめなのが「三井住友 for Owners/一般カード」です。
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードにはない、三井住友 for Owners/一般カードのメリットは以下の通りです。
- 年会費が安い
- 審査が本人確認書類のみで可能
年会費が安く、審査も難しくないので、初めての人でも利用しやすいのが特徴です。とくに審査は本人確認書類のみで可能で、個人事業主の方でも申し込みしやすいのもポイントです。このあたりはコスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードにはないメリットです。
はじめての法人カードなので、まずは試してみたいと考えているなら年会費が安く、審査も通りやすい三井住友 for Owners/一般カードがおすすめです。
一方で、コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードだけのメリットは以下の通りです。
- コスモ石油で給油が安くなる
- ハウスカードが発行できる
やはりコスモ石油のガソリンカードとあって、こうした点はほかのカードでは得られないメリットとなっています。
ガソリンカードとしての機能を重視するならコスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードを選ぶと良いでしょう。
コスモコーポレートJCBカード/一般カードと比較
コスモコーポレートJCBカードの一般カードと比較してみましょう。
まず一般カードにないゴールドカードのメリットは以下の通りです。
- 付帯保険が手厚い
- 空港ラウンジが無料
- 限度額が高い
一般カードには旅行傷害保険などの付帯保険が付きません。ゴールドカードでは海外旅行傷害保険で最高1億円、国内障害旅行保険で最高5,000万円の補償が付いています。
さらにショッピング保険も最高500万円付きます。保険にこだわるならゴールドがおすすめです。
一方で一般カードを選ぶメリットは年会費が安いことです。
- ゴールドカード:年会費10,000円
- 一般カード:年会費1,250円
上記のメリットにあまり価値を感じなかった場合には、一般カードが良いでしょう。一般カードでも、もちろん給油は安くなりますし、ハウスカードも発行できます。
ゴールドカードならではのメリットを取るか、年会費の安さを取るか、このあたりを判断材料にどちらを選ぶか決めると良いでしょう。
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードの基本情報データ
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードの基本データは以下の通りです。
・年会費:10,000円
・還元率:0.3~0.5%
・国際ブランド:JCB
・利用可能枠:最高250万円
・国内旅行傷害保険:最高 1億万円
・海外旅行傷害保険:最高 5,000万円
・国内・海外渡航便遅延保険:2万円程度
・ショッピング保険:最高300万円(国内/海外)
・追加発行できるカード:ETCカード ハウスカード
・締め日:毎月15日
・支払日:翌月10日
・申込資格:法人または個人事業主
まとめ
コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードは「ガソリン代が安くなる」「ハウスカードが発行できる」などコスモ石油ならではの機能が魅力のカードです。
とく営業車の1台1台に給油専用のハウスカードを発行できるのは便利な点です。ガソリン代の清算で手間を感じていた事業主の方は、コスモコーポレートJCBカード/ゴールドカードを検討してみると良いですね。