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2019.04.13
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分割・リボ払いできる法人カードおすすめの5つを紹介

法人カードの支払い方法は基本的に一括払いです。

クレジットカードはリボ払いと分割払いが支払い方法として一般的ですが、法人カードについては、この支払いに対応していないことがほとんどです。

しかし、中にはリボ払いと分割払いに対応している法人カードもあります。

「どうしてもリボ・分割払いは外せない」というニーズにお応えして、それらに対応した法人カードをご紹介いたします。

「分割払い」「リボ払い」ができる法人カードからおすすめする5つをご紹介

クレジットカードの支払いの主な種類は下記のようになります。

  • 一括払い:締切日の翌月の支払い
  • 2回払い:締切日の翌月と翌々月の2回に分けた支払い
  • ボーナス一括払い:夏or冬のボーナス月に一括で支払い
    例・7/16-11/15の利用金額を翌年1月に支払い
  • 分割払い:利用金額と手数料の合計を指定回数に分けて毎月支払い
  • リボ払い:利用金額にかかわらず毎月一定額に分割した支払い

分割払いもリボ払いもクレジットカードではお馴染みの支払い方法ですが、法人カードではごく一部でしか対応していません。

分割・リボ払いに対応している法人カードからおすすめするのは下記の5つです。

カード名 分割 リボ
JCB法人カード
オリコEX Gold for Biz
オリコビジネスカード Gold
三井住友ビジネスカードfor Owners
(一般・ゴールド・プラチナ)
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

それぞれの法人カードを具体的に見ていきましょう。

1.ポイントが貯まる「JCB法人カード」

「JCB法人カード」は分割払いにも対応しています。

分割手数料は2回までなら無料ですが、リボ払いには対応していません。

年会費は1,250円でカード利用可能枠は10万〜100万円となります[注1]。

一括払い 手数料なし
分割払い(2回) 手数料なし
分割払い(3回以上) 手数料あり
ボーナス払い 手数料なし

リボ払いはできませんが、JCB法人カードはボーナス払いにも対応しています。夏あるいは冬のボーナスで一括の支払いを済ませれば、手数料も無料です。

JCB法人カードにはポイントプログラムがあり、基本は1,000円で1ポイント(5円)。必ず発生する必要経費の支払いを法人カード済ませてポイントが貯まるのですからメリットは大きいです。

2.個人事業主や中小企業法人には「オリコ EX Gold for Biz」

分割払いとリボ払いのどちらにも対応しているのが「オリコ EX Gold for Biz

」です。リボ払いに対応している数少ない法人カードひとつです。

年会費は2,000円で利用可能枠は10万〜300万円となります[注2]。

【オリコ EX Gold for Bizの支払い方法】

一括払い 手数料なし
分割払い(2回) 手数料なし
分割払い(3回以上) 手数料あり
据え置き一括払い 手数料なし
半年賦併用払い 手数料あり
リボ払い 手数料あり

2回払いや据え置き一括払いであれば、手数料なしで支払いを先送りすることが可能です。現金がなくてお困りの時には心強いですね。

個人事業主の方はオリコビジネスカードに申し込み出来ないため、こちらのEx Gold for Bizをおすすめします。

3.大企業には「オリコビジネスカードGold」

「オリコビジネスカードGold」は、オリコの最上位の法人カードとなります。こちらは分割払いと据置一括払いに対応しています。

据置一括払いとは、一括払いの支払い期間を手数料なしで繰り越せる支払い方法です。

資金に余裕ができる時期を待って支払いを済ませたい時に便利ですが、リボ払いには対応していません。

年会費は2,000円で利用枠は10万円〜1,000万円となります[注3]。

【オリコビジネスカード Goldの支払い方法】

1回払い 手数料なし
分割払い(2回) 手数料なし
分割払い(3回以上) 手数料あり
据置一括払い 手数料なし

法人を対象としたカードであるため、個人事業主の方は申し込むことができません。

利用枠も最高1,000万円と高額。中規模〜大企業向けの法人ゴールドカードです。

4.安心のブランドなら「三井住友ビジネスカードfor Owners」

「三井住友ビジネスカード for Owners」は、一般・ゴールド・プラチナのどのランクの法人カードでもリボ払いと分割払いが可能です[注4]。

【三井住友ビジネスカードの支払い方法】

一括払い 手数料なし
分割払い(2回) 手数料なし
分割払い(3回以上) 手数料あり
リボ払い 手数料あり
ボーナス一括払い 手数料なし

利用の上限枠は一般・ゴールド・プラチナで違いがあります。

【三井住友ビジネスカード for Owners比較】

一般(クラシック) ゴールド プラチナ
年会費 1,250円 10,000円 50,000円
利用枠 10〜150万円 50〜300万円 200〜500万円
支払い方法 一括払い・2回払い・分割払い・リボ払い・ボーナス一括払い

三井住友ビジネスカードfor Ownersは申込みの際に登記簿謄本や決算書が必要ありません。

ブランド力のある格式の高いクレジットカードを、比較的厳しくない審査で取得したい方におすすめです。

5.ハイステータスなら「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、リボ払いができ、分割払いも2回払いが可能です。年会費は20,000円で利用枠は最高500万円ほどになります[注5]。

【セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの支払い方法】

一括払い 手数料なし
分割(2回) 手数料なし
ボーナス1回払い 手数料なし
ボーナス2回払い 手数料あり
リボ払い 手数料あり

年間200万円以上の利用で、次年度の会費が半額の10,000円になります。

もし費用の決済が200万円を超えてくるような企業の方であれば、実質年会費10,000円でプラチナ特典を受けられることになります。

決済が200万円以上になる見込みであれば、候補に検討してみてはいかがでしょう。

プラチナカードを持つためには一般的にインビテーション(招待)が必要になりますが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは自ら申し込んで取得することが可能です。

分割払い・リボ払いには手数料が必要

一括払いと分割払い、リボ払いの3つの支払い方法を、「支払い方が違うだけ」という認識でいたらそれは間違いです。

一括払いには手数料が必要ありませんが、分割払いとリボ払いには手数料が必要になります。

分割払いでは返済の回数が増えるほど手数料が高くなる

分割払いは、ある金額に対して毎月分割して支払う方法です。

例えば、12万円を12回払いにすると、毎月10,000円を12ヶ月支払うという方法になります。分割の回数が多いほど全体の手数料は高くなるため注意が必要です。

リボ払いは月々固定金額で支払う

リボ払いは、使用する金額にかかわらず、毎月一定金額を支払う方法です。

例えば、毎月の支払金額を30,000円と決めたら、使用した金額がいくらであっても月々の支払額は30,000円で固定されます。

リボ払いでは未返済の金額に応じて手数料がかされるため、どんどん高くなって10%を超えるような手数料が付いてしまうなんてことも。ついつい使い過ぎてしまうこともあるため気を付けましょう。

カードの選択や使い分けで最適なカードを使おう

「分割・リボ払い」のできる法人カードをお探しの方は、記事を参考に最適の法人カードを見つけて下さい。

少ない回数で支払うなら分割払い、高額商品を長期で支払うならリボ払いで繰り上げ返済も利用するなど上手に使い分けましょう。

[注1]JCB:JCB法人カード [注2]Orico:EX Gold for Biz [注3]Orico:オリコビジネスカードGold [注4]三井住友カード:三井住友ビジネスカードfor Owners [注5]SAISON AMARICAN EXPRESS CARD:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

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