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2019.04.06
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ビジネクストカードの締め日と2種類の支払日に関する注意点まとめ

日本では様々な金融系の商品を取り扱っている会社がありますが、その中でビジネクストは主にビジネスローンを中心に扱っていて、大手消費者金融であるアイフル系の金融業者です。

ビジネスローンだけでなく、法人向けのクレジットカードも発行していますが、支払日が固定されていないこともあって、支払漏れなどのリスクも発生しやすいカードであります。

ここでは、ビジネクストの締め日や支払い日についての情報や注意点、そして支払いできなかった場合の対応などについて詳しく解説します。

ビジネクストカードの締め日と支払日は固定されている

ビジネクストカードは主に法人向けのビジネスローンを提供していますが、クレジットカードとしては次のカードを取り扱っています。

  • ビジネクスト・法人クレジットカード
  • ビジネクスト・法人クレジットカードゴールド

以上のカードにおいて、締め日は毎月5日に設定されていますが、締め日は当月の27日もしくは翌月の3日と2パターン存在しています。

ビジネクストでは、カード自体が実質法人クレジットカードの一種類のみで、標準カードかゴールドカードかの違いであるだけで、種類自体は少ないのでカード毎の締め日と支払日のばらつきが無いのが特徴です。

締め日は変更されることはない

締め日に関しては、毎月5日に設定されているものが変更されるということはありません。これは、締め日とはクレジットカード会社で受け取ったデータのみを処理して支払額を決定しているためです。

支払日に関しては、後述する通り変更される要素があるのですが、締め日に関してはその要因は無く常に同一日に行われるので、リボ払いへの調整などは忘れることなく適切に実施することが重要です。

支払日は2つのパターンがある

ビジネクストのクレジットカードの場合、支払日は当月の27日もしくは翌月の3日となります。これは、自由に設定できるわけではなく、口座振替で利用する金融機関によって変化します。

代表的な金融機関と、支払日は以下のように分類されています。

金融機関 27日支払い 3日支払い
イオン銀行
GMOあおぞらネット銀行
じぶん銀行
ジャパンネット銀行
住信SBIネット銀行
スルガ銀行
セブン銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
三菱UFJ銀行
楽天銀行
ゆうちょ銀行

ほとんどが27日支払に設定されていますが、みずほ銀行や地銀の場合は3日に設定されている場合もあるので注意が必要です。

いずれにおいても、自社で所有している口座によって支払日が変動するということは覚えておきましょう。

他にも支払日が変動する要素がある

金融機関によって支払日が2パターン存在しますが、それ以外でも設定されている支払日が休日であるケースにおいては、引き落としすることができませんので翌営業日に支払日が変更となるケースがあります。

例えば、3日が支払日である金融機関を利用している場合、3日が土曜日の場合は支払日が後ろ倒しとなって、金融機関の翌営業日である5日が支払日となります。

特に、お正月休みなどの場合は支払日が大きく移動するケースも想定されますが、前倒しになることはありませんので、口座内に入金しておく際には注意が必要です。

ビジネクストカードの締め日と支払日を確認する方法は?

ビジネクストの基本的な締め日と支払日がわかったところで、当月の正確な締め日と支払日を知っておく必要があります。

では、具体的にどのような方法で確認すればよいのでしょうか?

明細照会サービスで確認する

ビジネクストでは、カードを所有されている方に向けて様々な情報を提供しています。また、Web-Deskもあり、いつでも必要な情報をチェックすることが可能です。

利用明細サービスとは、ビジネクストカードの提携先である、ライフカードのWebサービスに類似したサービスです。利用明細サービスへの登録は非常に簡単で、申し込みページでカード番号や有効期限などを入力して申し込むだけです。

すぐに利用できますし、料金もかかりませんのですぐにでも利用したいサービスです。利用明細サービスでは、様々な情報が提供されていますが、最も便利なサービスとして利用明細が確認できる点があります。

利用明細の中には、支払日の情報が明記されていますので、もれなく確認することが可能です。また、その月の締め日も明確に記載されていますので、ここでチェックすれば確実に支払日と締め日を確認できます。

書面の利用明細で確認する

ビジネクストでは、Web-Deskだけでなく紙ベースの利用明細も発行されています。利用明細は、毎月支払日の前に登録した住所に発送されてきます。

基本的には、支払担当者名義で登録されるケースがほとんどですので、受け取った明細をしっかりと開封してチェックすれば、漏れることなく支払日をチェックできます。

ただ、紙ベースの利用明細の場合、締め日の後に発行されるケースがほとんどです。よって、利用後に分割払いに変更したい場合などでは、対応しきれない可能性が高い点には注意してください。

自分自身でスケジューリングする

ビジネクストから提供される情報をチェックするのも有効的ですが、締め日と支払日のルールは明確なので自分自身で毎月の日付をスケジューリングして対応するのも一つの手です。

会社ではToDoやリマインドを管理するツールを利用されているケースがありますが、毎月のルーティンとして締め日と支払日を登録することで、支払漏れを防止できます。

ただ、確実性という面ではビジネクストの公式情報ではなく、自分自身の判断となりますので、間違えるリスクが有ることは把握しておきましょう。

電話して確認する

どうしても自分自身でスケジューリングして不安に思う場合、ビジネクストに電話して確認するという方法もあります。ビジネクストの連絡先は以下となっています。

お取引中のお客様専用ダイヤル:受付時間 9:30〜18:00

18時まで対応していますので、仕事中に十分確認することができますね。

支払方法にはどのようなものがあるの?

ビジネクストの支払い方法としては、企業向けサービスを中心としているのでさほど多くありません。具体的な支払い方法としては、以下の方法があります。

口座引き落としのみ対応

ビジネクストでは、支払方法としては口座引落のみに対応しています。対応している金融機関は非常に多く、銀行系からゆうちょ銀行、信用金庫、農協などの各口座に対応しています。

ただ注意したいのは、先に紹介したとおり金融機関によって支払日が違う点があります。ビジネクストカードのメリットの一つに、利用してから実際に支払うまでのタイミングが長い点があります。

これは、カードご利用日からお支払い日までの猶予期間を利用することで、事業資金を弾力的に利用することができることを意味しています。なるべく猶予期間が長く確保したいという企業の場合、27日支払となると不利となってしまいます。

猶予期間を確保したい場合は、3日支払に対応した金融機関で登録することをおすすめします。

従業員カードも同じ口座から引き落とされる

ビジネクストでは、従業員向けのカード発行も可能となっています。そのカードの支払は、代表カードと同じ口座で同じタイミングで引き落とされることになります。

これによって、事務用品の購入や営業担当者の経費清算などがスムーズに行うことができますし、資金の一元化によって支払漏れも防止できます。

ビジネクスト法人カードでかかる費用は?

クレジットカードの場合、様々なケースで利用代金だけでなく他にも費用が発生するケースもあります。では、具体的にどれだけの費用が発生する可能性があるのでしょうか?

年会費は永久無料!

クレジットカードの代表的な費用として、年会費があります。カードの利用有無にかかわらず年会費が徴収されるカードもあるのですが、ビジネクストではどれだけ利用しても年会費はかかりません。

法人カードで年会費がないのはとても魅力的でありますし、ビジネクストでは従業員カードをどれだけ発行してもすべて年会費は無料です。

従業員カードは、例えば営業職の方であれば個人別に付与することで、出張先などで各々が利用することができます。これによって、経費の支払が一括管理できますし、ETCカードにすることで移動中の支払管理も可能です。

ゴールドカードの場合は年会費が必要

通常の法人カードでは年会費はかからないのですが、ビジネクスト・法人クレジットカードゴールドを発行する場合は10,000円の年会費が発生します。

確かに費用は発生しますが、ビジネクスト・法人クレジットカードに対して2倍のポイントが貯まったり、空港ラウンジを無料で利用できたり、ロードサービス、付帯保険を受けることが可能です。

特に、ロードサービスの場合はレンタカーやホテルの手配、交通情報などについて、専任オペレーターがスピーディーに対応してもらえるので、移動が多いお仕事をされている場合はお得感が強いカード言えます。

各種サービスで費用が発生する

ビジネクストでは、一般サービスだけでなく有料サービスも充実しています。代表的なものとして、福利厚生サービスが挙げられます。

福利厚生サービスは、カードを所有している方だけでなく、すべての社員が利用することができるサービスとなっていて、保養所、介護、医療サービスを優待価格で利用することができます。

ベネフィット・ワンという会社のサービスを利用するのですが、ビジネクストのカード会員の場合は、通常100,000円の入会金が無料になったり、月会費はスタンダードコースで1名あたり350円、ゴールドコースでも月900円とお得になります。

社員のモチベーションアップも図ることができる福利厚生サービスは、導入する価値が高いですね。

ビジネクスト法人カードを使用する上での注意点は?

ビジネクストカードは便利な半面で、利用する上で注意すべき点が多数あります。場合によっては、支払漏れなどのリスクもありますので、しっかり把握しておきましょう。

従業員カードは便利な反面注意点も多い!

ビジネクストでは、従業員カードが発行できる点も魅力となっています。ただ、従業員カードの場合は利用金額の把握が困難になるケースが想定されます。

ある程度支払範囲を限定して、ほぼ決まった金額のみを毎月支払う形であればよいのですが、個人がある程度自分の裁量で使用しても良いとなると、月によっては莫大な請求額となることもあります。

支払口座に資金がなく、支払しきれない恐れがあるので、利用明細サービスなどを活用して常に利用状況を把握しておくことが重要です。

ポイント還元率も高くない

クレジットカードを利用するメリットの一つに、ポイントが付与されるという点があります。ただ利用するだけでも、ポイントが還元されて、ポイントが貯まればプレゼントに交換することができます。

ビジネクストカードでもポイントは付与されるのですが、一般カードではポイント還元率は0.25%と低い数字になっています。もしポイントを目当てにカードを利用する場合は、お得感が薄れてしまう点は把握しておくべきです。

支払遅れが発生した場合はすぐに連絡すること

ビジネクストカードは、100万円以下の利用枠であれば決算書の提出が不要で、更に赤字の企業でも審査を通過しやすいカードとして有名です。

その一方で、支払漏れが多発すると信用を大きく失ってしまい、信用情報に傷がつく可能性が高いですし、ブラックリスト入りして新規のカード発行が制限されたり、場合によってはカード利用を止められてしまうこともあります。

もし支払漏れが発生した場合は、早急に会員専用ダイヤルに連絡して、指示を仰ぐようにしてください。遅延賠償金の支払は必要になりますが、初めての支払漏れであれば信用情報にも記録が残らず対応することが可能です。

また、一刻も早く返済することで、遅延賠償金をなるべく少なくすることもできます。

ビジネクストの締め日と支払日は変更できない

ビジネクストのカードは、締め日と支払日は固定されていますが、支払日は口座振替で使用する金融機関によって変化します。登録前に、ご自身が利用したい金融機関では支払日がいつになるのかは把握しておく必要があります。

利用金額については、特に授業員カードを利用されている場合は、毎月の利用金額を定期的に把握して、適切に支払っていくことが重要です。

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