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2019.05.15
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バンドルカードで使える法人クレジットカードはある?特徴と注意点も

「オンラインショッピングでクレジットカードを利用するのは不安」と思う人はいるはず。利用枠の大きい法人クレジットカードを登録すると、不正利用されるトラブルが起こりうるものです。

安心してネット通販を利用したい人にオススメなのがバンドルカード。チャージした分だけVisa加盟店でカードを利用できて、年会費や口座維持手数料を支払う必要がありません。

資金が足りない時にポチっとチャージを活用すれば、急な出費にも対応できます。バンドルカードの特徴や注意点、対応しているクレジットカードについて見ていきましょう。

バンドルカードの特徴

スマートフォンのアプリ上でVisaプリペイドカードを作れるのがバンドルカードです。アプリにIDやパスワード、利用者の電話番号と生年月日を入力するだけで利用できます。

カードには3つの種類があり、それぞれの概要は以下の通りです。

  • バーチャルカード:アカウントを作成すれば発行されて、ネット上で利用可能
  • リアルカード:ネットだけでなく実店舗でも利用できるプラスチックカード
  • リアル+カード:利用できるお店や上限額の制限が少ない上位版リアルカード

有効期限はそれぞれ発行してから5年間であり、発行手数料はバーチャルカードなら無料です。リアルカードは発行時に300円かかり、リアルカードの発行には600円の手数料が発生します。

バーチャルカードとリアルカードは有効期限内のチャージ累計額が100万円までですが、リアル+カードではチャージ累計額の上限がありません。バンドルカードを頻繁に使う場合はリアル+カードを発行するのがオススメです。

クレジットカードに比べて利用制限が多いですが、バンドルカードには利用者にとって魅力的な特徴が5つあります。

  • さまざまなチャージ方法に対応
  • 使用したらすぐに決済履歴が反映される
  • 実店舗でもカードで支払える
  • 基本的な利用手数料は無料
  • ポチっとチャージでお金がなくても使える

バンドルカードのメリットやデメリットを知るために、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

さまざまなチャージ方法に対応

カードにチャージすることで料金の支払いに利用できるのがバンドルカードの仕組み。対応しているチャージ方法は9項目あります。

  • コンビニ支払い
  • クレジットカード決済
  • ドコモ払い
  • ソフトバンクまとめて支払い
  • 銀行ATMとネットバンク(ペイジー)
  • セブン銀行ATM
  • ビットコイン
  • ギフトコード
  • ポチっとチャージ

さまざまなチャージ方法にバンドルカードは対応しているから、クレジットカードがなくても利用可能です。スマホの通信費にチャージ代を含めたり、コンビニで料金を払ってチャージしたりできます。

もしビットコインをウォレットに保有している人であれば、バンドルカードに送金してチャージするのもオススメです。暗号資産から直接お金をカードで利用できるのは便利ですね。

ポチっとチャージでお金がなくても使える

手元にお金がなくてもバンドルカードにチャージしてカード支払いを利用する方法があります。ポチっとチャージを活用すればアプリでお金を借りれて、カードで欲しい物を購入できるのです。

チャージできる金額は3,000円から最大50,000円であり、ユーザーの利用状況によって限度額は変動します。普段からバンドルカードを利用していれば上限額が大きくなる傾向です。

バンドルカードでポチっとチャージを使った場合、チャージした翌月末日までにチャージ額と手数料を支払う必要があります。チャージ額に対する手数料はそれぞれ以下の通りです。

  • 3,000円から10,000円をポチっとチャージした場合:500円
  • 11,000円から20,000円をポチっとチャージした場合:800円
  • 21,000円から30,000円をポチっとチャージした場合:1,150円
  • 31,000円から40,000円をポチっとチャージした場合:1,500円
  • 41,000円から50,000円をポチっとチャージした場合:1,800円

ポチっとチャージの注意点は前月に利用した金額を支払わなければ、当月にチャージできないこと。もし利用可能枠が余っていても、月が変わったら先にチャージ代を支払う必要があります。

クレジットカードに比べて使い勝手は落ちますが、資金がなくてもカードを利用できるのは魅力的です。後払いでプリペイドカードを利用したい人にはバンドルカードを勧めます。

使用したらすぐに決済履歴が反映される

チャージした金額やカードを利用した金額がすぐに反映されるのもバンドルカードの魅力。利用金額はいつでもアプリで確認できて、買い物でのカードの使い過ぎを防止できます。

例えば飲食店でディナーを楽しんでカードで支払うとします。クレジットカードの場合は支払った食事代がすぐには反映されず、意識していなければカードの利用額が分からなくなるものです。

ですがバンドルカードであれば食事代がすぐに反映されて、アプリで利用金額を簡単に確認できます。わざわざ紙の明細やWebサービスで明細を確認する必要がないから手間は少ないはず。

チャージした以上の金額を支払うのは不可能であり、利用制限があるから浪費しにくいのもバンドルカードの特徴です。カードの使い過ぎを防ぐことで資金練りを改善できます。

実店舗でもカードで支払える

アプリで発行できるバーチャルカードはオンラインのみで利用できて、実店舗では利用できません。しかしアプリでリアルカードを発行すれば、Visa加盟店の実店舗でカード支払いできます。

大半のお店でリアルカードを利用できますが、一部の店舗ではリアルカードが対応していないため注意しましょう。リアルカードが対応していないサービスの一例は次の通りです。

  • 公共料金や保険料
  • 高速道路料金やセルフを含むガソリンスタンド
  • 機内販売や宿泊施設
  • 暗証番号が必要になる特急券
  • 3Dセキュアにより本人認証が必要なお店
  • 電子マネーやプリペイドカードへのチャージ
  • 海外のVisa加盟店である実店舗

リアル+カードであればガソリンスタンドや宿泊施設、海外にある実店舗のVisa加盟店でも利用できます。利用できる範囲を広げたい人はリアル+カードを発行することがオススメです。

基本的な利用手数料は無料

バンドルカードの年会費や入会費は無料であり、クレジットカードに比べて手数料は少ないです。リアルカードの発行には手数料がかかりますが、バーチャルカードと同じく年会費が発生しません。

チャージするときの手数料もクレジットカードやコンビニ払いなどであれば無料になります。ドコモ払いとソフトバンクまとめて支払いを除いて利用するための手数料がかからないのはメリット。

ほとんどの項目で手数料が無料か少額に抑えられていますが、退会手数料は高額になる可能性があるため注意しましょう。バンドルカードを退会するとカードの残高がすべて無くなるからです。

例えばカードに1万円がある状態で解約すると、解約手数料として1万円支払う必要があります。解約するときは残高を0円にしておくと、無駄な手数料を支払わずに済むでしょう。

バンドルカードを使えるクレジットカード一覧

「どのようなクレジットカードでバンドルカードを使えるのか気になる」と思う人もいるはず。バンドルカードはVisaまたはMasterCardに対応していて、3Dセキュアで本人認証できればチャージできます。

大手のカード会社が発行するクレジットカードであれば、3Dセキュアに対応しているカードが大半です。チャージするために便利なクレジットカードは次の2つ。

  • 楽天カード
  • Orico Card THE POINT

それぞれのカードにおける特徴を簡単に解説します。

楽天カード

楽天カードは100円の利用で1ポイントが貯まる年会費無料のお得なクレジットカードです。対応している国際ブランドは4つあり、チャージに対応したVisaやMasterCardも利用できます。

カードに対するセキュリティが備わっていて、安心してカード支払いできるのがメリット。セキュリティにはチャージするのに必要な本人認証サービスやカード利用お知らせメール、安心制度などがあります。

貯まった楽天ポイントは楽天で利用できるほか、提携先ポイントやマイルにも交換することが可能。ポイントを貯めやすく利用者への安全性が高いのが楽天カードの魅力です。

Orico Card THE POINT

年会費が永年無料であり、カードの還元率が1%とお得なのがOrico Card THE POINTです。会員用ショッピングサイト「オリコモール」を利用すれば追加のポイントも貯まります。

国際ブランドはJCBとMasterCardの2つであり、登録することで本人認証サービスを利用することが可能です。カードにはIDとQUICPayを搭載できるため、タッチでスムーズに決済できます。

おすすめの法人クレジットカード

「法人クレジットカードでバンドルカードにチャージしたい」と考える人もいるはず。チャージするのに必要なVisaやMasterCardに対応したオススメの法人クレジットカードは次の2つです。

  • ライフカードビジネスライト
  • 三井住友ビジネスカード for Owners

それぞれのカードにおける特徴を簡単に解説します。

ライフカードビジネスライト

本人確認資料だけで発行できる法人カードがライフカードビジネスライトです。スタンダードカードであれば年会費は無料であり、カードを利用するためのコストが発生しないメリットがあります。

法人カードでは1回払いのみの支払いが大半ですが、ライフカードビジネスライトであれば分割払いやリボ払いを利用できます。支払い方法によって資金練りを改善できるのは事業主にとって魅力的ですね。

ゴールドカードを発行すれば年会費2,000円で空港ラウンジや旅行傷害保険を利用できます。少額の年会費でゴールドカードを使いたい人にもライフカードビジネスライトはオススメです。

三井住友ビジネスカード for Owners

登記簿謄本や決算書がなくても申し込める法人カードが三井住友ビジネスカード for Ownersです。法人代表者や個人事業主がカードを発行できて、ビジネスサポートやワールドプレゼントを利用できます。

バンドルカードの注意点

リアル+カードであっても一部の店舗で利用できず、利用できる範囲に制限があるのがバンドルカードのデメリットです。特に出張で利用するホテルや航空機などで利用できない欠点があります。

例えば特急券を購入して遠くに移動する必要があっても、バンドルカードだと決済できない可能性が高いです。機内販売やホテルでの料金支払いでもバンドルカードが非対応の場合があります。

バンドルカードは利用してもポイントが貯まらず、カードをよく利用している人にメリットが少ないのもデメリットです。ポイントが付くクレジットカードで支払うほうが利用者にとってお得ですね。

クレジットカードを持っていない人がカード支払いするのにバンドルカードが役に立ちます。一時的にクレジットカードを利用できない時のために、バンドルカードを予備として保有することを勧めます。

バンドルカードのチャージ方法や使い方

バンドルカードを利用するにはまず、バンドルカード公式サイトを開いてアプリのダウンロードリンクをタップします。次にバンドルカードアプリをダウンロードして、アプリを起動しましょう。

アプリを起動させるとアカウント登録画面に進みます。アカウント登録にはユーザーID、パスワード、生年月日、電話番号が必要です。各種項目に記入して次に進みましょう。

アカウントの登録が完了するとバーチャルカードが発行されて、バンドルカードを利用できるようになります。後はアプリのチャージ機能やカード機能を使うことで、アプリに従ってカードを利用できるものです。

その他おすすめの電子マネー

「お得なVisaプリペイドカードを使いたい」と思う人もいるはず。カードを利用することで2%のキャッシュバックを受けられるのがウォレットアプリのKyashです。

Visa加盟店で利用できて、バーチャルカードとリアルカードをそれぞれ発行できます。チャージに対応したカードはVisaとMasterCardであり、アプリからスムーズにカードを登録することが可能です。

バンドルカードと同じくライフカードビジネスライトや三井住友ビジネスカード for Ownersでチャージできます。利用額に応じてお得になるプリペイドカードを求める人にKyashはオススメです。

まとめ

アプリで簡単にカードを発行できて、年会費や発行手数料が無料なのがバンドルカードです。リアルカードを発行すればオンラインだけでなく、国内の実店舗でも利用できます。

チャージにはクレジットカードだけでなく、後払いのポチっとチャージも使えて便利です。浪費や不正利用が心配な人にバンドルカードを勧めます。

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